創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

批判サイド > 創造論者の主張

Claim CC341:
Pollen has been found in Cambrian and Precambrian rocks, particular the Hakatai Shales of the Grand Canyon. By standard evolutionary models, these rocks pre-date the evolution of pollen-bearing plants.
花粉がカンブリア紀や先カンブリア紀の岩石、特にグランドキャニオンのHakatai Shalesから見つかった。正統な進化論モデルでは、これらの岩石は花粉をつける植物の登場前のものである。
Source:
Burdick, C. L. 1966. Microflora of the Grand Canyon. Creation Research Society Quarterly 3(1): 38-50.
Burdick, C. L. 1972. Progress report on Grand Canyon palynology. Creation Research Society Quarterly 9(1): 25-30.
AIG, 1990. Fossil pollen in Grand Canyon overturns plant evolution. Creation Ex Nihilo 12(1): 38-39.
Response:
  1. 古生花粉学の成果の大半はClifford Burdickによるもので、彼は地質学の方法をほとんど知らなかった。創造論者たち自身も、彼の成果が、古い岩石への最近の花粉のコンタミの結果であることを認めている[Flank 1995; Chadwick 1973; 1981]。
  2. 古い岩石への花粉の侵入はありふれたことだ。花粉はどこにでもあり、サイズが小さいので、水が浸入してできた小さな割れ目にも運ばれる。花粉がコンタミではないことを検証するには、幾つかの要素を見る必要がある:
    1. 花粉の色。花粉は年代とともに暗色になる。黄色だと新しい。
    2. 岩石が熱変成されたか?岩石のまわりでの火山活動により花粉は燃えてしまう。
    3. 花粉粒子が偏平か?化石化した花粉は、埋まって圧縮され偏平になる。
  3. ありえない場所にある花粉の化石が、これらの検証を通過できたことはない。特にhakatai Shalesは溶岩が侵入していて、化石化した花粉は燃え尽きていると考えてよい。

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