創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

世論調査

COVID-19についてのPEW世論調査(2020/03/10-16)


Pew Research CenterのElection News Pathways surveyが、同センターのAmerican Trends Panelの8914名の米国の成人を対象として、2020年3月10〜16日にCOVID-19についての世論調査を実施した。それによれば、米国成人の89%がCOVID-19関連ニュースを非常に/かなり注意深く追いかけている。

しかし、例によって、その世論は支持政党によって、かなり異なる。まず、SARS-CoV-2の出所がどこかの実験室だと考える人が、共和党支持者ではかなり多い。

COVID-19の起源は?...
自然な原因意図的に開発された偶然に実験室でできたわからない
成人43%23%6%25%
共和党支持/共和党寄り37%30%8%24%
民主党支持/民主党寄り52%16%5%24%

そのわりに、共和党支持者の方が、非現実的にワクチン開発に楽観的な人が多め。

COVID-19に対するワクチンが入手できるようになるのは?...
1年以内かそれ以後今後数か月以内今すぐワクチンは不可能わからない
成人49%22%3%3%23%
共和党支持/共和党寄り44%28%3%3%22%
民主党支持/民主党寄り54%17%3%3%23%

ニュースメディアが騒ぎすぎとういう意見の人も、共和党支持者に多め。

ニュースメディアはCOVID-19のリスクをどう伝えているか?
誇張している正しい十分ではない
かなり少し十分にはまったく
成人37%25%30%6%2%
共和党支持/共和党寄り53%24%17%5%1%
民主党支持/民主党寄り22%27%41%7%2%

敵と戦うことに本来は燃え上がる傾向のある共和党支持者だが、COVID-19はそのような敵ではないのかもしれない。

Justin Murphy Ph.Dによれば、「COVID-19を脅威と考えることは、共和党トランプ政権にとって脅威」という部族主義が効いている。おそらく、民主党オバマ政権のときの2014年のエボラアウトブレイクのときは、共和党支持者もこれを脅威と考えていたことと一貫している。





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