スマブラのエロパロスレまとめ

「…最近戦士達の動きも活発になってきています。先日撃墜した戦闘機のパイロットも、生存情報が確認されましたし…」
「ふーん、あっそ。」

鼻をほじりながらやる気の無いような返事をするワリオに声の主は軽く苛立ちを覚えた

「それから、マリオの無事も確認されました。」
「マリオが?へっへっへっ、そりぁクッパの野郎悔しがるだろうな〜」
「天上界の戦士と行動を共にしていると報告が、……、やはり真面目に聞いていませんね。」
「俺様いつだって真面目だぜ?ただ自分の好きにやってるだけさ」
「仕方ありませんね。そうですねぇ……、決めました。ノルマは今日中に戦士三人以上のフィギュア献上してください。」
「ノルマは今日中に戦士フィギュア一体です。さもなくば貴方が人形(フィギュア)と化しますよ。」
「は?おいおい勘弁してくれよ!あんたも俺様の性格はよーく知ってるはずだろ?
「ええ。ですので呪いをかけました。達成できなかった場合は貴方がフィギュアになります。」
「お、おいおいちょっと待てよ。」
「ついでにフィギュアになる前に股間が爆発します。」
「待てーーーーーーーー!!!!????なんでいきなりそうなるんだ!!!!」
「わかりやすく言えば生殖器が大爆発です。」
「つまりチ●ポ大爆発かよ!?どうして俺様のチン●が爆発しなきゃならねーーーーんだ!!!!!!!!!!!」
「いやあ、シャレですよ。こうすれば真面目に取り組んでいただけるかと。」
「ふざけ…」
「おっと、こちらとしては今すぐ爆破してもいいんですけど?どうせフィギュアになるにしても男らしい方がいいじゃありませんか。」
「〜!!!畜生!三人分持っていきゃあ解けるんだろうな!?」
「ご安心を。ちゃんと解いてあげますから。ちなみに別に貴方がフィギュアにした者でなくとも構いませんので。
その点は、あ、な、た、ら、し、い、方法でも全く構いませんよ。本当はあんまり他の方の足を引っ張るような事は進めたくないのですが
あくまで『貴方が』やったことなら私には一切関係ないのですからねぇ…」
「ホントいい性格してるぜ!『創造神』サマは!」

ワリオは愛車のバイクに乗り、瞬く間に地平線の彼方まで駆け抜け見えなくなった。

「ご健闘を。」

創造神、と呼ばれたワリオの会話の相手― 
それは人間ではなく巨大な白い手袋だった。そう、この世界の創造神であるマスターハンド。

「さて、暇つぶしに呪いでもかけてみましたが…、まだ物足りないですねぇ。―そうだ。」

ふと、何かを思いつき空にかざすかのように指を広げた。
そこから怪しい光が放たれ、世界を多い尽くす―

「どうせなら、ちょっとこの世界をカオスにしちゃいましょう!…ふふ、相当面白い事になるでしょうねえ。貴方はどう思います?」

マスターハンドはまるで「誰か」に語りかけるかの用に呟いた。


「…マリオさん、何か、変…じゃありませんか?」
「ああ…確かに。まだ昼間なのに空が妙に薄暗く…、なったと思ったら何か空色と紫マーブル模様になってるし。」
「雲もピンク色してますよね…。しかもあの亜空兵達、元々得体の知れない連中でしたけど…」

マリオとピットは物影に隠れて亜空兵の様子を伺っている。
突如この世界に現れた彼等はスタジアムに降り注がれた暗紫色の物質から無限に湧き出してくる。
様々な姿形をしているが、総じて得体の知れない不気味な存在だ。
彼等に個々の意思は見えず全体で一つの意思を持っている、或いは一つの命令に従っているような動きをみせいた

―の、だったが

「ハイホーヘイホー♪せか〜いをかる〜♪かっげむし〜まきち〜ら〜し〜ホイホーパイポー♪らったったったっ…」
「おいおい、それチョサクケンホーって奴に引っ掛かるんじゃね?」
「こまけーこと気にすんなって!」
「ぶるんぶるん!僕は悪いローダじゃないよ!」
「馬鹿野郎!悪いローダじゃないと仕事にならねえだろ!!!戦えこの野郎!!!」
「なあブーメランって投げる物でよかったよな?」
「え?殴る物じゃなかったか?」

…スキップしなが妙な歌を口ずさむラッパ頭、ヘタレているバイク状の敵とそれを怒鳴るキャタピラ状の敵。
そしてスタジアムや天上界等あちこちで見かけた一番多いタイプの亜空兵が好きなように会話をしている。

「「(明らかに変だ!!!)」」

「あいつらあんなに喋らなかった気がするんだが…」
「これは僕達を油断させる罠なんでしょうか?」

二人はこのいつも以上に異様な光景を目の当たりにして固まり、そして警戒して動けなかった

一方
「先輩ー。せーんぱーい。」
「おう!プリムNo.37259何か用KA?」
「あ、私の製造番号って37259だったんですか?覚えにくいから37900で覚えてましたー。」
「HAHAHA!馬鹿だなあ。自分のNo.ぐらい覚えておけYO☆ちなみに俺はボムヘッドNo.15841だZE☆」
「では覚えにくいので先輩と呼びますので、私の事も『後輩』または『そこのお前』と読んでください!」
「OKなんだZEッ☆」
「ところでセンパーイ、ジョイント部分に砂が入ってジャリジャリするんですが、どうしましょうか?」
「HAHAHA!馬鹿だなー☆ジョイント部を外して砂を取ればいいんだZO。」
「そう言われればそうですね。あとついでにですが、スマッシュ戦士を見つけましたよ。そこに隠れています」
「HAHAHA!お前本当に馬鹿だなー☆そっちの方が重要事項なんだZE☆」


「―う、ここは?」
気がつくとマリオは見知らぬ場所にいた。
今、自分は石でできた壁を背にし石床の上にに座っているようだ。背中に冷たく硬い感触がする。
段々と目が慣れてくると、ここが石造りの小部屋ということがわかった。

「マリオさん?気がつきました?」
「ピット君?一体何が…?」
言いかけてマリオは自分の両腕が頭上に上げられ、手首に鉄の輪がはめられ、壁に打ち込まれている事に気がついた。
そして向かいには自分と同様、両腕を塞がれた彼がいた。
「どうやら…やはり罠だったみたいですね。」
「罠…」

―確か、彼といつもと違う敵を観察していた。このまま動くべきなのか、と。

「あれ?もしもし、ひょっとしてマリオさん?マリオさんじゃありませんか?」
「え?」

その声に聞き覚えはなかったのだが、自分の名前を呼ばれて不意に振り返ってしまった。
コロシアムにいた三人の安否も気になっていたし、ピットの話によれば亜空軍は各地に現れているらしい。
他の仲間達も無事であるかも気掛かりだった。だからこそ、慎重であるべきだった。

マリオが振り返ると目の前にはドアがあり、一人でに扉が開かれていく。
―しまった!と思った時にはもう吸い込まれていた


「すまない…、私が不注意だったばかりに君まで巻き添えにしてしまった。」
「いいえ、気にしないでください。僕の方こそ気付かなくて」
「HA-HAHHAI☆スマッシュ戦士の諸君、ご機嫌YO☆☆☆」
「でも先輩、諸君と言っても二人だけですよー?」
「細けーことは気にしないんだZE?」
「な…?」

二人の目の前に二体の亜空兵が現れた。だが、この場の雰囲気に似つかわしくない様子に思わず言葉を失う。

「どうも初めましてー。私達は亜空軍の兵士、通称亜空兵です。まあそのまんまですね。こちらの爆弾頭の人がボンヘッド先輩。
そして私がプリムと言う名称で呼ばれています。たぶん貴方達もしょちゅう見かけてると思いますよ。所謂大量生産タイプですねー。
マリオさんの世界で言えば、キノピオ、クリボー、ノコノコといったところですね。つまり種類名です。ピットさんの所だと…」
「おいおい?こっちの話はどうだっていいんだZE☆」

わざわざ丁寧に自己紹介をしてきたプリムの声には覚えがあった。先程掛けられた声だ。

「お前達一体何者だ!?何が目的だ!」

ピットが強い口調で叫ぶともう一体の爆弾頭―ボンヘッドはやれやれといった風に答える

「DA・KA・RA!亜空兵って言ったじゃん☆聞いてなかったのKA?」
「ちなみに目的はですね、世界の狩り取りにおいて障害となりうる戦士達の排除…
と、言うとカッコイイところですが、残念ながら今回の私らの任務は偵察・データ収拾なので戦うつもりはありません。
よって任務完了後に解放しますんで。運がよかったですねー。でも次に会った時は問答無用で普通に戦闘しますのでご注意を」
「HAHAHA☆馬鹿だなーお前。こっちの情報をペラペラ喋ってどうすんだYO☆彡」
「ちなみに私らがいつもと違う事に違和感を感じているでしょうけど、これはあの御方の気まぐれな悪ふざけの賜物です。
ご存知の通り、私達亜空兵は見たまんまの人形兵士―、命令に忠実な只の駒な訳です。まあ一部例外として有機系生物を
模倣したタイプもいますけど。で、あの御方から多少の知能と自意識と会話能力を与えてくださった結果がこれです。
ただし、あくまで『悪ふざけ』なので、みーんな性格がふざけています。何せ、こんなんですからねー。
せっかく知能がついても性格がふざけているから逆に馬鹿になってますもの。私らみたいに。」
「Ha☆ha☆HA!だからこっちの情報をバラしすぎなんだZE☆それよりさっさと任務終わらせるZO!
俺はこっちの羽人間をやるから、お前そっちのヒゲをやっとけYO☆」
「了解しましたー。」

気が抜けるような会話をしていても、油断はできない。彼等が敵であり自分達は捕われている身なのだ。

「くっ!」

必死に手枷を外そうと抵抗を試みるがビクともしない。プリムがじりじりとマリオに近付くが、突然その足が止まった

「あれ?確かこれは…」
「マリオサンには手を出させはしマセン!」
「ポンプ!お前どうして…」

マリオの背にはいつの間にかポンプが背負わせていた。プリムはポカンとした様子でポンプを観察し、腕を組み考え込む。

「えーーーっと…これは確か……、ああ、ポンプですね。オヤ・マー博士製作の放水装置ですか。
ノズルの形状を変えることで空中飛行も可能な設計みたいですが、今は搭載されてないんですねー。
その代わりに水切れがしない用に自動的給水機能が付加されている様ですけど、チャージに多少時間がかかるのが難点ですね。
本来は持ち主であるマリオさんが呼び出さない限り勝手に出て来ることはないはずですけど、自律式AIが搭載されてますから
緊急事態と判断したんですね。と、いうことは自動攻撃の可能性も…」

まじまじとポンプを観察しながら解説をするプリムにマリオは内心驚いた。しかもかなり詳しい。
彼等は情報収拾担当と名乗っていた。すでにこちらの情報は入手済みということなのか、と背筋が寒くなった。

「おいおい、だから余計な話はいらないて言ってるだRO?隙だらけだZE☆?」
「大丈夫ですよ。放水攻撃に殺傷能力が無いのはすでに調査済みですから。」

振り向いてボンヘッドと話をするプリムは確かに隙だらけだったが、こちらが動けないのなら意味が無い。
歯痒い思いをしていると背のポンプが小さくささやいた。

「(マリオさん、ここは私がなんとかしてみマス…!)」

そういうとポンプは急速で水を溜め始めた。

「あ、でも先輩。やっぱり油断は禁物でしたね。先輩はコンクリートカッターって知っていますか?」
「それってなんDA?」
「極細ノズルから水を高出力で噴射してコンクリートを切断する機具なんですけどー…。」

ポンプの口から高圧縮された水弾が打ち出される!

限界まで水を溜め込み圧縮して発射することにより水は強力な武器ともなる。
背を向け会話をするプリムは完全に油断している。水弾に気付く事もなく見事命中した

「やった!!」

―だが、その確信は一瞬で崩れ去った

「…実際コンクリートどころか金属もスッパリいっちゃうんですよねー。」
「な……?」
「そ、ソンナ、ハズ…」

確かに、水弾は命中した。
現にプリムの右肩から腰にかけての上半身の半分を吹き飛ばしている。

にも、関わらず平然と話を続けていた。

「もしこのポンプが同様に高圧縮水を打ち出せるのなら大変危険ですよ。私らみたいに耐久性の低いタイプは
簡単に風穴開けられちゃいますからね。…と、言いたかったんですけど。」

一旦言葉を止め、プリムはじっ、と体を見回しこちらに向き直す。

「いやあ、まいったまいった。ご覧の通り開いちゃいましたねー。
ノズルの形状と貯水タンクの容量から不可能と判断しましたけど、やりますね!やはり油断は禁物ですか…」
「HAHAHA!風穴どころか半分くらい吹っ飛んでるじゃん☆馬鹿だなー☆」
「あはははー。やっちゃいましたね☆」
「こらこら☆俺の台詞パクんなYO☆」

今の出来事を全く気にも止めずに笑いながら会話する彼等に軽い恐怖心を覚えた。

「どうかしましたか?私らが半分不死身みたいなものだってことは、とっくにご存知じゃあないですか。」

プリムの吹き飛んだ半身から影虫が溢れ出し、あっという間に体が元通り再生される。

「…ハハ、そういえばそうだったね。」

現にスタジアムや天上界に現れた時も、彼等は倒しても倒しても無限に湧き出ていた。『不死身』と言う言葉はまさに相応しい。

「まあ『半分』なので実際不死身でもなんでもないですけどね。現に貴方たちも私らを倒して進んでいる訳でしょう?
おっと、その前にとりあえずポンプさんには黙ってもらいましょう。」
「アア…申し訳ありマセン…マリオサ………」

プリムは床から何かを広い上げ、それを勢いよくポンプに叩き付けた。途端。ポンプは物言わぬフィギュアと化し床に転がり落ちた

「んー、戦士のフィギュア以外は特に必要ないんですけど、とりあえずこれも持ち帰ります?」
「…つーかお前今、なにで殴ったんDA?」
「ああ、調度そこに殴るのに良さそうな円盤があったので…」
「HAHAHA!お前はとことん馬鹿だなー☆それスマッシュプレートだZE?そいつでヒゲ殴った方が確実だったんじゃNE?」
「あ。」

「…どうも緊張感が抜けるな」
「そうですね…。」

先程の恐怖心もすっかり掻き消されていた。とりあえずわかった事は、このプリムは馬鹿だ。
先輩と呼ばれているボンヘッドも散々(笑いながらだが)ツッコミを入れてるが本当に馬鹿だ。試しに質問をしてみることにした。

「さっきの『半分不死身』の半分の意味はなんだ?」
「HAHAHA☆お前も馬鹿だなー。そんな事を教える訳が…」
「体内の影虫が尽きない限りは再生はできますけど、あんまりダメージ多いと影虫自体の生命力が無くなります。
生命の尽きた影虫は消滅しますので必然的に影虫全て倒すと私らも消滅です。生物で言う死と一緒ですね。
―この場合耐久力と言うべきでしょうか?影虫と言う名前ですけど生物ではないですし、そもそも〜(ry
なんでもゲノムさんだかベノムさん?…んー、それっぽい名前の人から原材料を供給してもらっ(ry えーと、どこまで話しましたっけ?」
「HAHAHA!それ以上は流石にヤバイZE!自分で弱点バラしてるようなもんだZO★」
「…影虫が尽きない限り再生できるけど影虫を全て倒せば再生不能、ここまでだよ。」
「あ!この羽野郎ME!!」
「あー、すいませんねー。そうそう、体を構成するだけの影虫が足りなくなった場合もピンチです。
特に私ら雑兵は許容量少(ry
だから毎回大量の影虫を撒いて……」
「HAHAHAHAHA!!!だからバラしすぎだって言ってるだろー!?しかも話長げーし、もうお前の台詞全部「(ry」でいいYOもう★」
「せんぱ〜い、そんなメタ発言はダメですよー。さっきから星印も黒いし…。」
「それこそメタ発言だRO!HAHAHA☆もう笑うしかねーNA☆」
「ですよねー。いい加減任務開始しませんと。」
どこか間の抜けたプリムから上手く情報を聞き出しつつ、足止めして来たがもう限界のようだ。

「んー…、先輩、すみませんが場所を変えるか、ついたてか何か無いですか?」
「どうした?」
「これから任務ですけどお互いが傷付きやられる姿を見ているのは、なんか気まずくないですか?彼等が変態ならともかく。」
「そーかあ?仲間がボロクソになってるのに手も足も出せないで悔しがる姿を見るのが最高じゃNE?こいつらは知らねーが俺はヘンタイっ気あるし☆」

相変わらず妙な会話をする二体。完全に余裕なのか、それともふざけているのか。

「マリオさんの特技ってファイアボールですよね。手を封じてるから大丈夫とは思いますけど、彼等の仲間のー…
日暮里ファルコム…って名前でしたっけねえ?彼は闘気を燃やして炎を出せるそうですよ。」
「へー。それがどうかしたのKA?」
「『家事場でフルパワー出せば窮地の鼠が猫を倒す』という言葉がありまして、土壇場で何が起こるかわからないって意味です。
先程も油断したばかりに体貫通しましたし、先輩はボンヘッドじゃないですか。どこぞの菓子パンヒーローみたいに頭はいくらでも生えますけど火を…」
「AHAHAHA★うん!そんな言葉ねーけど意味は大体わかった!だからこれ以上喋ったら俺も流石にBU・TI・GI・REだな★★
よし!じゃあ俺はこの羽を下の部屋に移動させるZE。そっちもしっかりやれよ!またベラベラ変なことバラしたらダメだZE★」
「はーい!」

ボンヘッドはピットの拘束を外し下の部屋に連れていった。階段を降りる際に心配そうな目をする彼と目があった

「…随分と親切だね」
「親切?打算と計算ですよ。…そういった感情は、そもそもありませんし。意味は知っていても理解はできないんですよね。」
「そうなのか?もしかして、君達には心が無いのか…?」
「あー、そう言われてみるとそうですね。正しくは私と先輩みたいなタイプでしょうか。今はこうして『それっぽいモノ』がありますけど
恐らく一時的なものでしょうし。所詮は擬似感情ですからねー。いつまでこうしていられるかわかりませんし。結構面白いのに。」
「………」

その言葉はどこか寂しげに聞こえた。こうして見ると彼等、亜空兵も哀れに思えてくる。

―命令に忠実な心を持たない人形兵士―

プリムが言っていた『あの御方』とは一体何を考えてこんな事をしたのだろうか?本当に悪ふざけなのか?

「マリオさんこそ、こんな話を敵としていていいんですか?説得は受け取り拒否してますよ。
マリオさんってお人よしとか人が良いとかよく言われるタイプじゃないんですか?」
「はは、確かによく言われるね。」
「でしょー。っと、危うく引っ掛かるところでしたよ!そうやってまた話を長引かせて、隙をついて私を倒して、根性で手枷を引きちぎって
先輩ぶちのめして脱出しようとかを考えていたんでしょー?ダメですよ。その手には乗りませんから!」
「いや…流石にこれを引きちぎるのは無理だろう?」
「わかりませんよ?マリオさんが並の人間より身体能力高いのはちゃーんと調べがついてますよ?
気合いでなんとかしちゃうかもしれないじゃないですか。」

隙を伺っていたのは確かだったがあまりの突拍子の無さに思わずツッコミを入れてしまい、マリオは苦笑した。
それにしても相変わらずこのプリムはよく喋る。情報収拾と言いながら逆にこっちが亜空軍の情報を引き出せそうだ。

「さて、それじゃあ長話はこの辺でお開きにしましょう。大丈夫です、死にはしませんから。かと言って雑兵と思ってなめてもらっちゃあ困ります。」

やはりそこまで甘くはなかった。プリムはおもむろにマリオに手を伸ばす。

「くっ、だがこちらもそう簡単にやられるものか。例えどんな拷問を受けようと口を割るつもりはない!絶対に二人とも脱出してみせる。」

「拷問?やだなあ違いますよー。何を言ってるんですか?それに任務が済めばちゃんと解放するって言ったじゃないですか。」

肩へと延ばされた手はそのままにもう片方の手がオーバーオールのボタンを外す。

「…?その言葉を信用できるとでも?」

予想していたものとは違う行動を取るプリムに違和感を感じつつも、警戒心を緩めず冷静につとめる。

「あ、それもそうですよねー。そんな簡単に敵の話が信じられる訳ないですし。」

喋りながらも手は休めず、両方の肩ベルトを外しおえて、プリムは何かの準備運動なのか手首をブラブラと降り始める。
この妙な行動に、何か、とても嫌な予感を感じた。

「困りましたね。あんまり喋りすぎると、また先輩に怒られちゃいますし…。ま、いいか。ちゃんと説明しますね。
そもそもこうやって不意打ちかけたのも、まともに戦ったら勝ち目が薄いからですよ。飛び道具のある先輩はまだしも、私は歩兵ですよ?
徒手空拳ですよ?プリム系列で最弱ですもん。仮に武器持っても製造段階で能力が決まっているから歩兵は歩兵のままなんですよ。
同じ歩兵でも充分に戦闘データが充実してたりメタルなら強いですけど、私は割と最近作られた新入りですしねー。」

会話を続けながらズボンに手をかけ、足元まで下ろす。

「うわっ!?」
「情報収拾といっても色々ありまして、今回は戦士の素体データ収集。つまりは戦闘パターンやクセ、身体特徴に体内構造なんかです。
これは戦士をフィギュア化して解析するのが一番確実なんですけどね。」
「!!!」

更に下着にまで手が延ばされ、流石に身の危険を感じ抵抗を試みる。

「や、やめろ!」

自由の効く足で振り払おうとするが、両方の足首を掴まれて床に押し当てられる。
すると掴まれていた箇所に手枷と同じ鉄の輪がはめられ床に固定される。完全に動きを封じられた。

「あ、足も止めとくのすっかり忘れてました!強靭なジャンプ力を生み出す足腰もかなり危険ですよね。思い出してセーフでしたよ。
えーと…、そうそう、さっき言った通りフィギュア化させるには、まず倒せないと話になりません。幹部さんと違ってダークキャノンもないですから。
ですが―、素体データを入手するには他にも方法があるんですよー♪
戦士の肉体や体液の一部でもいいんです。フィギュア解析程では無いですけど、これでもかなりデータを集められますしね。」

ついに下着まで下ろされてしまう。あまりの事に混乱し、つい大声を上げてしまった

「わああああああああ!?ななな、何を考えているんだ!?」
「ただ、後にまたフィギュア化することを考えますとあまり肉体を破損させるのは得策ではありません。
血液もよさげですが同じ理由でイマイチ。それに人間はあまり血を抜きすぎるとマズイですよね?私らもボディを構成する影虫の三分の二ぐらい―」
「話を聞いてくれ!!!聞けーーーーー!!!!!!」
「まあまあそんなに焦らないで。えー、つまりさっさと結論から言いますと有性生殖を行う生物の雄の生殖器官から分泌される体液、
確か『聖汁』と呼ばれるモノを入手したい訳ですよ。俗にケフィアとも言うんでしたっけ?」
「言わない言わない!!しかも間違えてるから!安全じゃないから!!!!てか何ふざけたことを言い出しているんだ!!!???」
「ふざけているのは性格だけ。至って真剣ですよー?聖汁は遺伝子情報の塊みたいなものですし、すごく効率いいんですよ?
最も相手が成熟した雄の場合しか使えない手段ですけどね」
「だから汁じゃなくて液だって!って!?ちょっ!!!?」
「へぇ〜。これが生殖器官ですか。」

プリムはマリオの前に座り込み、性器をつまみあげじっくりと観察する。軽く前後左右に動かしたり、ぺたぺた触っている

「うひぃっ!や、やめろ!やめてくれって!!」
「は〜、こういう形になってるんですか。しなびたエリンギみたいなものなんですね。ふにふにしていますし。」
「んなっ…!人のスーパーキノコをしなびたエリンギとは失礼なっ!!!!」
「これが性的興奮を高めて刺激を与えると筋肉質の大蚯蚓みたいになるんですか。すごいですね〜」
「ちょっと待て!なんだそのよくわからない例え!?」
「ん〜、人間って危機を感じるとテンションがおかしくなるですね。覚えておきます。」
「なんでそうなる!?」

たがマリオは内心戸惑っていた。
今の自分は冷静さを完全に失っている。普通に考えても得体の知れない生物(?)に体を弄られるとすれば
必死に抵抗するのは当たり前だが、抵抗よりも先にまずツッコミが入る。むしろツッコまざるを得ない。
到底そんな状況ではないはずなのに何故…?

「あ。そういえば、この世界全体がちょっとカオスに傾いてるんですよ。あの御方の力で。
ほら、空とかも変になってて面白いじゃないですか。ひょっとして他にも影響及ぼすんですかね?」
「それか!!!!!!」

また思わずツッコミを入れる。なんてことだ。亜空兵どころかこちらにまで異変が起きているなんて

「一体どうなっ…ってい゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」

プリムに性器を強く握り締められて絶叫する。中心部には強烈な痛みが走る。

「あれ?なんか違ったかな?ちょっと待ってくださいね。今思い出しますので。確か…幹部のワキガさんの持ってた猥本や映像では…」
「ギャアアアアア!!!まず手をはなせええええええ!!!!!!」

考え込んでいるせいか、更に性器を握る力が強くなり悶絶する。
もしもこの場に第三者がいたとすれば、非常に馬鹿馬鹿しい光景に見えるかもしれないが実際にやられている側はたまったもんじゃない。

「うん!思い出せたので大丈夫ですよ!こう見えてローディングとインポートは得意ですから。」
「いっそひと思いに殺ってくれ…」
「了解しました!ひと思いにヤリますね〜」

弱々しくつぶやかれた言葉を自己解釈し、改めてソレを握りこむ。
先程のような全力ではなく柔らかく包み込むように。そしてそのまま緩やかに動かし始める

「…ん?んうっ…!?」

最初は単に上下するだけだったが、次第にスナップを効かせ軽く左右に回しながら擦り上げる。

「この辺が売れ筋ですか。ここを擦ると性感を得れるとか。」
「いやそんな簡単なもんじゃ…くうっ…」

更に指も器用にうごめかせ、的確に感じるツボをついてくる。もう片方の手は袋を揉みほぐす。

「(―ヤバイ!上手い…!)」

先程とはうって変わって異様に上手い。強く握られたことで敏感になっていたため、みるみると反応を示していく。
偶然にも間違えた行動が好となるとは皮肉である。

「おー、太くなってきましたね。ほらほら!変形してきました!」
「ギューって擦るのと、キュウ〜って擦る、どっちがいいですか?返答が無いなら気持ち良さそうな顔してる方にします。」
「あ!また大きくなりました。何か中身が見えますねえ。」

おまけに、いちいち解説を挟んでくるので余計に恥ずかしい。

「この出っぱったところをいじるといいですか?気持ちよくなります?」
「うああああああ!!!!」

親指で先端部を弄られり、人差し指と中指で出っ張りをくりくりと転がされる。
そこから全身に快感が伝わっていくようだ。先端部から透明な液体が滲み出る

「なんか汁が出てきましたよ。確か…、これが出て来たらイケるんですか?そろそろですか?聖汁、じゃなかった
精液を発射すること、絶頂を迎えることを『イク』と俗に言われているんですよね?これはわかります!!」
「うくっ…あ!ああ…ああ!!うひぁあああ…。」
「答えてくださいよー。これ、あとどれくらいで聖汁出るんですか?こっちは初めてやるんですからわからないですよ。」
「な……に…?ど、どうして…ぁくっ!…初めて、で、そ…、そんなに………?」
「ですから、関連資料で覚えておいたんですよ。さっきも言ったじゃないですか。猥映像、AV、アブナイビデオの略ってやつでしたっけ?」
「ばか、な…。それだけで、こんな……うっ…くぅ…」

既にマリオのモノは大きくなり、先端から溢れ出る先走りが滑りを良くして一層快感を強くする

「そういえば手袋プレイって結構マニアックなんですか?珍しいプレイで良かったじゃないですか。で、何でしたっけ?」
「ひぐっ……!ハァ…ハァ……!」
「ああ、実際にやった事がないのが上手いことできるのが不思議でしたか?
ふっふっふっ!亜空軍をナメてはいけません!コピーする事に関してはだけは得意中の得意なんです!
知ってました?影虫は単に亜空兵を生み出すだけじゃなく、貴方達戦士のコピーも生み出すことができるんですよ?」
「な……!」
「と、言ってもコピー戦士を作るには一度戦士をフィギュア化して影虫に記憶させる必要があります。
外見、技、戦闘パターン、その他諸々、一気にコピーできますよ。フィギュア化できなくても戦闘データは実践で集めることもできますけどね。
…と、これも企業秘密だったんですよね…。まあ、いずれ知る事になるでしょうし問題無いか。」


しばらく行為を続けているとマリオのモノはすっかり成長し、硬く反り返っている。息が乱れ心臓も狂おしいほど高鳴っている。
だが、じわじわ快感を与えられるものの、未だ欲を吐き出すまでは至らない。

「うーん、そろそろ出ると思ったんですけど…どうしましょうマリオさん?これじゃあ任務が終われませんよ。」
「…うっ……ハァ…なんで……それを……ぃッ…僕に聞くんだよ………。」
「あれですか?マリオさん無能ですか?それなら仕方無いので撤収しますけど」
「だ…だれが…ハァ…ッ………種無しだ…誰、が、ぁああ!!」

恐らく「不能」と言ってるつもりだが、どう見てもモノは元気満々だ。だが相手の目的が何だかよくわからないが
精液を採取する事なのだから、このまま諦めさせて帰って貰った方が都合がいいのだが……

「…ま、まず…、話をするなら…手を……」

―手を離せ―
そう言いたいのに言葉が出てこない。呼吸が乱れ上手く喋れないせいでもあるが、その気持ちとは裏腹に
この高まりつつある熱い欲望を早く解放したい気持ちが沸き上がってくるのだ

―もう、やめて欲しい。止めて欲しいはずなのに…!強さが足りないんだ、もっと、強く擦らないと…
違う!違う違う違う!!!

ようやく手が離されたがマリオの分身は刺激を求めて疼いている。
膨張したソレは脈を打ち、先端部からは透明な液体が溢れ、込み上げる熱がいつまでも引かない。


「参りましたねぇ…。部長さーん!どうしましょー?」
「アラ、やぁ〜っとアタシの出番?」

プリムが呼び掛けると、足の間の床から赤い肉質的な物体が浮き出る。次の瞬間、バキバキと床を突き破ってそれが現れた!

「なっ、なんだコイツは!?」

唇のバケモノ。見た印象はまさにそれだった。真っ赤な唇には頭と不気味な色の胴体がついている。

「んもう、石床って固くて冷たくて嫌ね!アラ、貴方がマリオちゃんね。ウフフ…、アタシはブチュルス。わかっているでしょうけど、亜空軍の兵よ。」
「部長さんお待たせしました!実はマリオさんから精液を出そうとしてるんですが出ないんですよ。なかなかしぶといです。」
「ウフフ、心配しなくてもずっと見ていたからわかるわ。フフ…おいしそうに仕上がってるじゃない。上出来よ。」
「わー!ありがとうございます!」
「マリオちゃん随分気持ち良さそうだったわよねぇ〜。ココをこんなに大きくしちゃって…、ウッフフフフ♪」
「う、うう…」
「アラアラ、顔もアソコも真っ赤じゃないの。そんな顔しなくてもすぐにイカせてあげるわよ…。
プーちゃんじゃ、物足りなかったんでしょ?テクニックはそこそこあっても、肝心のオトコを喜ばせるツボがわかってないんだものね。
そうね、まずもっと潤いが欲しいところだわ。ガマン汁は出てるけど、これじゃ足りないわね。プーちゃんローションか何か持ってる?」
「はい。ありませーん!」
「アラ残念。仕方ないわね、後はアタシに任せなさい!」

ブチュルスはマリオの下腹部の中心を目指し這いずり上がる。

「うわ、やめろ、来るな!」
「ウフフ…マリオちゃんのうまい棒、いただきまぁ〜す」

ブチュルスはマリオのモノに飛び付き、一気に咥え込む。そして、たっぷりと唾液を絡めながらグニグニと蠢いた。

「うあ…っ!やめろ!!離せ!!くっ…」

じゅる、じゅび、べちょ、べちゃ、びちゃ…

「んむぅ…ふうん…」

ぬちゃ、にちゃ、べろん!

大量の唾液を絡ませて厚い唇を器用に蠢かせる。

「う…ぐ……」

内部の熱と柔らかさ、そして滑りがよくなりマリオの性感を急速に加速させる。

「ぷはぁ!マリオちゃんのうまい棒、おいしいわ…。いい、プーちゃん。こうしてヌルヌルのネチャネチャにすると滑りがよくなって
扱き上げるのが楽になるし速度が増すのよ。ほーらマリオちゃんのココも、さっきより大きくなってるわ。」
「すごいです!流石は部長さん!」
「…ところで、どうして部長なのかしら?」
「はい。ブチュルスなので『ぶちょう』です。」
「フフ…愉快なネーミングセンスね。」

そしてブチュルスは再びモノを飲み込んだ。何とか振り払おうと身をよじらせるが手足を固定されているためどうにもできない。

「あらあ?そんなに必死に腰を振って、我慢できないの?」
「ち、ちが…!くそっ、離せ!うう!」

結果、腰を揺らして抵抗するしか無いのだが、逆にその動きに合わせてブチュルスも唇を動かしてくるため強い快感が襲いかかる

「はぁっ!や、やめろー!ハァッ、やめ……ッ痛……」
「あんまり騒ぐと、刺す、わよ?ウフフ、大事な所に穴を開けられたくないわよね?」

突如ブチュルスの唇から鋭いトゲが生え、内部の高ぶりに突き立てる。じわりと痛みが走りマリオの動きが止まる

「そうそう。大人しくしていればすぐに気持ち良くさせてあげる。」

すると、鋭いトゲがくにゃりと柔らかくなり、マリオの膨張した一物に絡み付く。捻りを効かせながら上下に動かし強く扱き上げる。

「ああああああああああ!!!!!」

肉と肉が密着し、トゲだったものは触手の様に幾重にも絡みつく。
絶妙な強さと吸い付きで刺激するとマリオは全身に電撃を流されたような感覚が襲われた。

「じゅちゅ、にちゅ、ああ、マリオちゃんの、じゅる、じゅ、じゅ、ガマン汁、ずびびびー、おいしい…。
早く熱くて濃いミルクも飲みたいわあ。ぐにゅ、にゅ、」

体全身が熱を持ち、特に中心部分は焼けるような熱さと溶けてしまいそうな快感に襲われる。
加速する動きと加速する性感。マリオのモノは熱と質量を増してビクンビクンと鼓動する。
呼吸は荒く、込み上げる熱を早く解放したくて仕方ない。

「ひぃ…やめ、てくれ…!あ、ぅあ…くぅっ!は…ぁ…、あ…?」

突然責め立てを止め、ずるりと音を立てて唇を引き抜き、マリオから離れる。もちろん諦めた訳でも無く、このまま放置する訳でも無い。

「見てプーちゃん、これがもうすぐイキそうなおちんぽよ。」
「うわあ…こんなに大きく変形するんですね。」

マリオのモノは今にも限界を迎えようとしている。パンパンに膨れ上がりし今にも破裂しそうな程だ。

「ほら、早く出したくてビクビクしてるわ。触ってみて。」
「ッ!!」

プリムに握られてビクリと反応する。このまま擦り上げるだけで発射してしまいそうだ。

「あ、本当ですね!すっごいドクンドクンしてます。」
「フフ…。今、体の方もビクッとしたわ。はい、おしまい。プーちゃんには後でやらせてあげるわ。
手でする場合はね、ある程度硬くなって来たら、強く、早く、擦るのよ。根本から先端までじっくりとね。
余裕があれば感じやすい部分を責めるといいわね。そしてこんな風になったら、勢いよく搾り取るように扱き上げるのよ。」
「それが極意ですか。格闘で言うところの『ワキを締め、やや内角をえぐり込むようにうつべし!』みたいなもんですか?」
「こんなのまだ序の口よ。でもそうね、これも一種の戦いみたいなものだしそれでいいわ。」

プリムがモノから手を離しブチュルスは高く跳ね上がる。その意外とつぶらな瞳を細め、獲物を狙う目となり回転しながら狙いを定める。

何をしようとしているか、瞬時に悟った

「よっ…!よせ……!!!」

少しでも狙いを外すと腰をズラそうとするが、ブチュルスは正確にマリオのモノに目掛けてダイビングして飲み込んだ。

じゅっぽっん!

「!!!!!」

そして強く吸い付きながら素早く数回上下し、トドメに根本から先端にかけて絞り上げるように締め上げる!

「ぐあああああ!!!!あっ!!あぁ、も、ダメだ…!!!アア、ああぁーーーーーーーーー!!!」

びゅるるるるるる、びゅびゅううううう、びゅくくくくくっ!!!!

張り裂けそうな程膨張したソコから、耐えに耐えてきたモノが、勢いよく音を立てて放出されていく。

「うあああぁっ!!!ああーーーー!!!!!」

びゅびゅっ、びゅびゅっ、びゅうううう、びゅくっ!

「あふう、マリオちゃんの濃くてあっついの…たくさん入ってくる…。すごくおいしい……」

じゅるうううう、じゅちゅううう、ちゅううううううう

ブチュルスが吸いつく度に熱い欲望が勢いよく吹き出してくる。その勢いはすぐには止まりそうに無い。

「あ、ああ、あ、あ!」

どぴゅ、どぴゅ、どく、どくどくん…

長い射精を終え全ての精を残さず吸い付くしたブチュルスは咥えていたモノを離した。
くったりとしたソレの先端には、うっすら白色の残骸が残っていたる。

「ふう、ごちそうさま。とお〜っても!おいしかったわ…。熱くて、濃厚で、ウフフ、そんなに気持ちよかったの?」
「くっ…うう……!」
「ねえ。今どんな気分?悔しい?悔しいでしょ?散々焦らされて、触られて、擦られて、弄られて、感じさせられて。
すごく悔しくて恥ずかしい、なのに目茶苦茶気持ち良くって、ビンビンになって、イヤラシイ汁を沢山びゅるびゅると出して。
それもアタシみたいな異形の敵に…。それとも、あんまり気持ち良すぎて何も考えられなかったのかしら?アッハハハハッ!!!」
「うぅ…ク…こんな……奴に………」
「キノコ王国の英雄と呼ばれた貴方も所詮は快楽に溺れた弱いオ・ト・コ。
こ〜んな姿をお姫様が見たらガッカリするでしょうね。フフ…でも安心して。男なんてみんなそんなものよ。」
「はーい、これにて任務完了です!マリオさんお疲れ様です。」

言葉責めで楽しんでいたブチュルスだがプリムの気の抜ける発言と空気の読めなさにガックリくる。
そんな事はお構い無しにプリムはマリオの乱れた着衣を整え足元の枷をカチャカチャといじる。

「…ねえ、プーちゃん?ひょっとしてもう解放しちゃうの?」
「そうですよ?だって目的は達成しましたし。」
「マジメちゃんねぇ…。どうせならもっと遊んでいかなきゃつまらないじゃない。
それに、今マリオちゃんを放したら貴方間違いなく消されるわよ?アタシは逃げるからいいけど。」
「大丈夫ですよ。最初に次会う時は問答無用で戦闘すると言ってますから。
それに私が死んでも代わりはいますもの!あ、部長さんは聖汁持ち帰るため全力で逃げてくださいね。」
「どこかで聞いた台詞ね…。」
「…まさか本当に解放するつもりとはね。君も大概お人よしじゃないのかい?お言葉に甘えて問答無用でいかせてもらうよ。」

少しづつ平静を取り戻し、静かに怒りの炎を燃やしつぶやくマリオ。

「まあ怖い。でも…。プーちゃん、ちょっと来なさい。ボンちゃんの方を見に行くわよ。」
「先輩ですか?はーい!」

そうして二匹はボンヘッドに捕らえられているピットの部屋に降りていった。

呼吸を整え、気を落ち着かせて考える。

―まず真っ先に倒すのはブチュルスが先だ!情報を持ち帰られたらマズイし、何よりこんな辱めを受けたのだ。
徹底的にぶちのめさないと気が済まない。今だけスーパーヒーローの肩書を捨てて鬼神になってもいい。
―あのどこか抜けているプリムは、一見危険性は少なそうだがやはり倒す。むしろ、ああいうタイプの方がが危ない。
そもそも敵に情けをかける義理は無い。情報が正しければ影虫を一匹残らず潰さないといけないようなので手間がかかるが。
そしてピット君を助けなければ!間に合えばいいが…

「ただいま〜。どうだった、プーちゃん?」
「凄かったですね…。パッチや黄ガルさんがあんなに…。流石は先輩!」
「な……?ま、待て!お前たち彼に何をしたんだ!?」
「いいえ、私達じゃなくて先輩がやってますよ。色々と。」
「わかったでしょ?まだまだ解放するには早いわよ。ウフフフフ!!残念だったわねマリオちゃん♪
マジメっ子でお馬鹿ちゃんのプーちゃん一人だったら帰れたのに…、アタシがいたのが運の尽きよ。」
「いやあ話が変わってすいません。でも少なくとも嘘にはならないですよ?任務完了後『すぐに』とは言ってませんし。」
「フフ、今はどんな気分かしら?少なくともこの子を殴りたくなってきたらまだ正常だから安心して。」
「そうか…。むしろ君の方を殴りたいんだが、それは異常なのかい?」
「アラ気にしなくてもいいわよ。すぐに正気を保てなくなるだから…」





「そうそう、いいわね、大分上手くなってるわ。」
「…ッ、ぁ、ハァ…!ァ………」

今、マリオのモノはプリムの手の中で強制的に成長を促されいる。あれから幾度も高められ何度も精を放出させられた。
心身共に疲れ果て抵抗する気力も失い彼等の好きにされている。

「そろそろですね。根本から強く扱きあげる、っと!」
「…………ッ!!」

膨張したモノを数回擦り上げられると、ドクリ、と白色の液体が放たれる。もう声も出てこない。

「うーん、大分出なくなりましたね…。そろそろ限界でしょうか?」
「そうね。それにしても、フフ、よっぽど溜まっていたのかしらね…。こんなに沢山出るとは思わなかったわ。」

ブチュルスの胴体はたぷん、たぷん、と揺れるほど膨らんでいる。

「そうですね〜、……んー…。」
「アラどうしたの?まだやりたいのかしら?あと一回くらいなら出せそうよ」
「いえ、性交ってどんなもんなのかなー、って。ちょっと気になったんですよ。実物は見た事無いので興味があります。」

その言葉を聞きブチュルスは嬉しそうにプリムに近づく。

「まあまあまあ!いいわね〜ソレ!何にでも興味を持つのはいいことよ〜♪」
「いやあ、ちょっと気になっただけですよ。それに観察しようにもマリオさんと性交してもらう相手がいないじゃないないですか。
まずは観察に協力してもらう女性、この場合同じ戦士だと好都合ですね。どこかで捕獲してこないと…。」
「あらぁ?いっそプーちゃんがやればいいじゃない。」
「はい?」

その頃、マリオは完全に力尽きていた。意識がボウッとしていて、二人の会話の内容も耳に入ってこない

―ああ、僕はなんて弱くて情けないんだ…。誰一人守ることも救う事もできず、抵抗もできず敵に好き放題されて。
おまけにピット君まで巻き込んでしまった…。きっと彼も酷い目にあっているに違いない。僕が隙を見せたばかりに…
そうだ、スタジアムでも不意打ちを喰らってやられたんじゃないか。どうして学習しないんだ…

―本当なら、あの試合の後、4人でお茶をして、楽しく過ごすはずだった…
ピーチ姫が紅茶とお菓子を用意して、お喋りを楽しんで、終わりごろに「ひどいや兄さん!僕も呼んでよ!」ってルイージが…

―そういや、あいつは無事でいるだろうか。どこかで奴らと戦っているのだろうか。それとも、不気味な敵を怖がって、どこかに隠れているのか。
いや、むしろそれでもいい。いつもなら情けないと叱るが、無事でいてくれれば。

―ヨッシー、僕はもう疲れたよ。なんだかとても眠いんだ。…違う違う。現実逃避はやめよう。

マリオの意識が羽根ヨッシーに乗って遠い場所に飛びそうな所をギリギリで踏み止まっていた頃、二人の会話はまだ続いていた

「またまたご冗談を!第一、入れるモノも場所も性別すら無いじゃありませんかー。先輩風に言うとHAHAHA!ですよ〜」
「無いなら作ればいいじゃない♪それで、どっちがいいの?入れる方?入れられる方?」
「へ…?どちらでもいいんですが…まあ、この場合マリオさんが男性なので入れられる方になる…ん、ですかね?」
「そう。どうせアタシ達に倫理も性別も関係無いんだから、入れる方でもいいのよ?」
「そりゃあ、ま、そうですけど。それより、まさか適当に穴開けて突っ込めと言うことですか?…部長も意外と無茶振りしますねー。」
「バカね…。無茶振りだから楽しいのよ。」
「あー成る程。納得です!」

これまで奇妙な発言してきたこのプリムも、流石にこの提案には驚かされたようだ。

「ですが…、やっぱそれってなーんか違うような…あ!いいこと思い付きました!」

何かを閃いたらしくプリムの体が黒ずんでゆき、溶けるように崩れ落ちる。
そこには影虫の塊が蠢いていた。そして徐々に形を変えて行き…

「アラまあ。随分と器用な事できるのね。」

―よし、弱気になるのはやめよう。奴らが本当に解放する気があるか保証はできない。特にブチュルスが。
仮に解放されたとしても、もう戦える力はほとんど残って無い。だがせめて奴らの事を伝えることができれば…!

「マリオさん、マリオさん?」

聞き覚えのある声にハッ我に返り顔を上げる。そこには見慣れた姿をした人物が立っていた。

「助けに来ましたよ?」
「…え?ぜ、ゼルダ…姫?いや、違う…?」

マリオの目の前にゼルダが立っていた。だが様子がおかしい。体は闇色のオーラに纏われ、瞳は怪しく金色に輝いている。

「なーんちゃって!驚きました?」
「お……おま………、え…は………」
「生きてますか?心が死んでますか?説明不足で申し訳ありませんでした。任務による行為で命に別状は無いですけど
精神が異常をきたす、または崩壊する可能性もあったんですね。何しろそういった概念が無かったものですから
単純に生命活動に問題が無ければいいと思ってました。」
「あらプーちゃん、あんまりやり過ぎると、命に関わる可能性もあったのよ?」
「そんなんですか?でも部長さん、任務達成時点で止めておけば全く問題無かったと思いますけど…」
「そんな事はいいの!」

姿はゼルダ姫、しかし中身は明らかに違う。この独特な様子は先ほどのプリムそのものだ。

「さて、と。驚いてますねー。これが影虫の特技、コピーですよ!陰虫がフィギュアを解析することで本来なら戦闘力や技もコピーできるんですよ。
でも私が直接解析した訳ではないので、外見だけの突貫工事です。声マネは自信ありましたけど。
「正直アタシも驚いたわ。コピーすることができるのは影虫ちゃん達だけと思っていたし。」
「だって原材料は一緒じゃないですか。やろうと思えばできるかなーとやってみましたけど、できましたね。」
「一体、なにを…」

何をしようとしているのか、そう聞こうとしたらプリムが化けた偽のゼルダはきょとんとしながら答えた

「あれ?聞こえてなかったですか?すいませんやっぱ意識が飛んでたんですね。簡単に説明しますと私らみたいなゲテモノに犯されるよりは
見た目だけでも人の姿した方がマシかと思いまして。今更ですけどね。あ、スタジアムにいたもう一人のお姫様の方がよかったですか?」
「異形の存在に犯されるってシチェーションも、アタシは悪くないけどね。それに、もう一人のお姫様とはどんな仲かは知らないけど、良い関係よね?
フフ、マリオちゃんマジメっ子ぽいから案外キレイな関係かしら♪
それが。偽者とは言え他の女と体を重ねる背徳の行為…あぁ!ゾクゾクするわぁ〜。」
「……?……な、なん…だ…なんの……話だ…?」
「すぐにわかるわ♪でもその様子じゃ厳しそうね…。ここは敵に塩を送るとするわ。んっ!むううううん!」

ブチュルスが力を込めると口からマキシムトマトが吐き出された。

「プーちゃん、これを食べさせてあげなさい。ちょっと気持ち悪いかもしれないけど、気にしちゃダメよ。」
「はい。それではマリオさん、あーんしてくださーい。」
「い…、い…やだ……。やめて…く……!?」

トマトを持って近づく偽のゼルダは突如そのトマトを自らの口に含み、そのままマリオに口づける。
強引に口内に入れられ果汁が喉に流し込まれる。少なくとも味は普通のマキシムトマトと何等変わりはない。

「アラまあ。面白い食べさせ方ね。貴方のことだからまたボケて投げ付けるかと思っちゃった。」
「ぷはっ!あれ違いましたか?マキシムトマトを他人に食べさせる時はこうする物だと思ってたんですが。」
「はあ…はぁ…。なんなんだ一体……」

一体何を考えているのかわからない。
トマトの効果で体の疲れが抜け、体力が回復していく。毒が入っているでも無く、効果も普通と変わらない。

―と、思ったのは、ほんの一瞬だった

「ん…?う…?う!うぅ、うあああああああ!!!!!!!!」

急激に体が熱くなり激しく心臓が高鳴る。そして下腹部に激しい熱が集中し萎えきっていたソレがぐんぐんと成長する。

「ウフフ。アタシの特製マキシムトマトはいかが?元気モリモリ体力全快!もちろん、アソコもね…♪」
「うわあ!効果抜群ですね。海岸に打ち上げられたクラゲみたいだったマリオさんがピラニアのように!」
「それは全体の感想のこと?それともある一部のこと?ウフフ!」
「でも私には効かないんですね。どうしてでしょう?」
「それは貴方かしら。さあ服を脱いで。いきなり射れたらダメよ。ちゃんと慣らさないといけないけど、わかるかしら?」
「ああ、その系統の技術と情報ならわかってますので平気です。」

「あああああああああ!!!うああああああああ!!!!ひあああああああああああああ!!!!!!」

有り得ない程の快感に身を焦がし快楽と苦痛が混じり合った叫びが反響する。
今までとは比べものにならないくらいにモノは膨れ上がっており、切なげに痙攣している。

「効果は抜群…。苦しそうねぇマリオちゃん♪準備ができるまでアタシが慰めてあげるわ。」

増大したモノをちゅるんとくわえる。性感を強められているため、それだけであっという間に達してしまった。

「いああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

びゅううううううううう!!!!!!!!!

「ううん!復活一発目も最高よマリオちゃん…♪」

達したにも関わらずソレは全く鎮まる事なく、一層性欲は加速される。
「ああああああ!!!やめろおおおおおおおおおお!!!!!!」

「だったら、やめてあげるっ♪」

咥えていた唇を離し、根本の方に降りて上唇と下唇をぐるんと巻き付きいて絞めるつける。

「はあっ!!!!!!あぁーー!!!!ぐああああーーーーーー!!!!!」

根本をせき止められ、欲を放つ事ができない。何度も何度も込み上げては止められ、腰だけが数回跳ね上がる

「ああああ!!!!熱い熱い熱い熱い熱い熱い!!!!!!出る出る出る出るでる!!!!ひうぐっ!!!!
出ないいいいいぃぃぃ!!!!ぐるじいいいい!!!!!裂けるううううううううう!!!!!」

滝のように汗が流れ声にならない叫びをあげる。地獄のような苦しみが数分続く。

「お待たせしました!準備できました!」

一糸まとわぬ姿となった偽のゼルダが現れる。それを確認するとブチュルスは唇の片方だけを放しそのまま飲み込む。
もう片方の締め付けを解くとソレが大きく跳ね、欲を爆発させた。

「ふう〜!相変わらずすごいわね。まだ全然余裕ね。それじゃ、後はプーちゃんの出番ね。」

マリオの体から降りて代わりに偽のゼルダがマリオの上に跨がる。そしてマリオのモノを掴み、自らの秘部に押し当てる。
そこはじっとりと濡れており、ぬらりとした感触がソコから伝わる。

「…ううっ……!!」
「とりあえずこれくらい慣らしておけばいいですか?」
「うーん…。まあ、イケるんじゃない?」

下から秘部を覗き込みGOサインを出すブチュルス。それを聞いて偽のゼルダはそれをねじ込んでいった

「うああああああああああああ!!!!!!!!」

ずぶ、ずぶっ、と腰を落としながら巨大なモノを飲み込んでいく。偽のゼルダの内部はとてもキツク、先程と同じくらい強く締め付ける。

「いぃぃぃぃいいいいいい!!!!」
「全部入りましたよ。それにしてもこれ、随分狭いですね。キツキツですよ。あ。それからこの方、ゼルダさんでしたっけ?
性交は未経験みたいですよ。なんか途中引っ掛かりましたし。」
「ふうん、ゼルダちゃん本人は処女なのね。いいこと聞いちゃった♪」
「このあとは動かせばいいはずなんですが…キツくて動きませんね。
マリオさんもなんか苦しそうですし…。中ではすっごいビクンビクンしてるんですけどねえ。」
「ハッ…ァ…ハッ、ハッ、ハッ、うぐ…くぅううう……」

強力な絞め付けに呻き声をあげる。その絞め付けに自身が反応して質量が増すため余計にキツク苦しくなる。

「…と、言うかプーちゃんは平気なの?」
「大丈夫ですよー。そもそも痛覚ありませんから!」
「ふう…どうやら問題なのはこっちね。体はちゃんと機能してるみたいだけど、それじゃあ面白くないわ。
この分だと性感も無さそうだし…。不感症は盛り上がらないわぁ。」
「どうかしましたか?」

ブチュルスはもぞもぞと体を動かし、今度は影虫を吐き出した。

「まずは神経が通ってないのが大問題。これに『感じる』ための情報が詰まっているわ。アタシの情報だからお古で悪いけどね。」
「つまり私は無神経なんですね。これはまたうまいですね〜。」
「いいから使いなさい。最初はキツイでしょうけど我慢してね。慣れれば感覚の調整が効く…と、思うわ。アタシもプリム系はよくわからないのよ。」
「はーい。では、いただきます。」

出された影虫を口に入れて飲み込む。

「ん〜、今のとこ変化は無いですが…、あ、何か変わってきました。密着部がこうジワジワ…っと。」

影虫に蓄えられた情報を読み取る偽のゼルダ。その声にはまだ余裕が見えたが不意に眉を潜める

「あ、あれ?なんか…体、が、重いんですが…。圧迫感は元からあります、けど、強くなって…」


「ひぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

叫び声を上げたのは偽のゼルダの方だった。目は見開かれ髪を振り乱し必死に暴れる。

「い、いだいいいいいいいい!!!!!!痛い痛い痛い痛い痛いっっっ!!!!やあああああああ!!!!!!!
キツイよおおおおぉぉぉ!!!!!破れちゃう!!!!貫通しちゃううううううう!!!!」
「落ち着いて。ある意味もう破れているし貫通してるわ。」
「わあああああああああぁぁぁぁぁッ!!!!やああああああああぁぁぁぁ!!!!!!
これっ!!!が、我慢しないと、ダメなんですかぁぁあああああ!!????」
「そうよ。じっとして…最初は痛いでしょうけど段々馴染んでくるわ。
…痛みを感じない子には辛かったかもしれないけど。でもちゃんと『痛い』って理解は出来てるから大丈夫よきっと!ファイト!!!!」
「うぅ………部長さんの鬼畜〜〜〜〜〜!!!ドS〜〜〜〜〜!!!!!」
「…どうしてそんな言葉だけは知っているのかしらね。」
「ひぎっ………。さあ……?私に聞かれて………ひぁっ!!?
マリオさん!大きくしたらひゃめぇ!!!!割れちゃう!!!!ちぎれちゃう!!!分解しちゃう!!!」
「あ、あぐうううう!?」

マリオの方も、不意に大きくなる自身と、暴れる偽のゼルダと繋がっているためにかなり苦しい。

「ホラしっかりする!人間の女の子の体は丈夫にできてるの!!マリオちゃんもキツイんだから一緒よ一緒!対敵遭遇時の対処方は?」
「ん…とぉ、一対一の場合は、間合いを取り相手の出方を疑うのが、一般的ですがぁ、こちらの数が多い場合は突撃…。
でも私は八割突っ込みます。一人でも突っ込んでやられてきます。攻撃手段は徒手空拳。必殺技は、スマッシュ攻撃です。
これは主にスマッシュ戦士が使用する技法で、力を溜めて強力な一撃を放ちます…。
これもコピーの一種、所謂パクリです。ラーニングです。そもそも亜空軍の基本はパクリでできています。」
「よし、大分落ち着いてきたわね。」
「はい、なん、とか…。では、動きます、よ…。」

少し落ち着いた偽のゼルダは、ゆっくりと腰を左右に揺らし始めた。

「あ、ああ!うぁ…!!!」
「あ……ちょっと、楽になってきました。女性器から、分泌液が出てるからでしょうか…?」

少し動きを早め、今度は上下に動かす。

「あぐっ!ふあああっ!!!いぁあああ!!!!」
「ああ!す、ごい、です。中の肉壁がぐねぐねしていて…マリオさんのにピッタリくっついて……!!
ん……奥、奥に…当たると気持ちいいです。分泌液もこんなに出て来て…これ、出すぎじゃないです?」
「人間の女のコってね、そういうもんなのよ。」

グチュ、グチュ、ズチュ、グチュ!

「ふ、あっ!!はぁ、あいいいいいい!!!!!」
「あ、マリオさん気持ち良さそうになってきましたね。私も、何か、楽しくなってきました!!」

腰が動く旅に下のマリオを声を上げる。偽のゼルダも初めて感じる性の感覚を楽しんでいるようだ。

「いいわよいいわよ、イカせ方は大体同じよ。ウフフ、貴方もイケるかもね。」
「私も、ですか?どうすれば…あぁっ!!!」
「後はそのカラダが教えてくれるわ…」
「あっ!あっ!何か、変です!!中が…熱くて……ピクピクしてきて……。頭の中っ、ショートしそうで…!」
「大丈夫かしら?危ないと思ったら動くのを止めればいいんだけどね。」
「ん〜〜〜、やです!!!もう少し、もう少しで、何かが起こりそうな第六感が……っ!!!」
「ウフフ、すっかり気に入ったみたいね。」

マリオの頭も心も真っ白になっていく。いや、強力な体力回復と催淫効果のあるトマトを口にした時点で
もう誰が何をして何が起こっているのかも理解できていない。あるのは本能と性欲のみ。

「あう!あああ!!!!うああああああ!!!!!」
「マリオさん…っ、イキます?私も、何かが、昇ってくるような、予感が…。
もしや!これが、噂の!イッ……アアアアアアアァァァァ!!!!!!!!!!」
「うあっ!!ああああーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

ゼルダの内壁が激しくうごめき強く吸い付いていく。その時、強烈な必殺技を喰らった時のように頭の中が弾けた。
全身に快感が駆け抜け、これが絶頂なのだと悟った。そして、ゼルダの絶頂と共にマリオも激しく白濁を放った

びゅおおおおおおおおおおおお!!!!!!

「ふふ、どうせ正体はプーちゃんだから、たっぷり出していいのよ、マリオちゃん♪」
「ああああああ!!!!!熱い!あついいいぃぃい!!!!!
マ、マリオさん出し過ぎですよ!溢れる、溢れちゃううううう!!!もう、入り切りませんよぉ!!」

大量の白濁は留まることなく放出し、ゼルダの中には収まり切らず、ゴポゴポ音を立てて溢れ出す。

「ああ、まだ出てる!!水道は出しっぱなしにしたらダメって言われなかったんですか…?」
「ハァ…ハァ…ハ…ァァ…。」

おびただしい量の欲望を吐き出し、息を荒げるマリオ。目は死んだ魚のようになり、口はだらしなく開かれている。
それでもマリオのモノはまだまだ衰えそうもなく、硬く熱を持ち内部ににキッチリと収まっている。

「それにしても、部長さんはこんなのをよく何度も何度も吸えましたね。
部長さんの胴体って、どこぞの未来から派遣された猫型リーサルウエポンの道具袋…、あー、マリオさんやめてくださいよ!動いちゃダメです!!!」
「アタシの体は置いといて、プーちゃん大分落ち着いたわね。
マリオちゃんも、よっぽどゼルダちゃんの体が良かったのかしら。まだ腰が揺れているわ。
ウフフ…、本来ならきっと、決して味わうことの無い甘美な味…。マリオちゃん後でどう思うかしらね?記憶が飛んでたらガッカリだけど。」
「そもそも部長さんの特製マキシムトマトの効能が強すぎたんじゃないですか?摂取前と後じゃ全然勢いが違いましたよ。
まあ結構面白かったですけど。しかし性交って結構体力使いますね。これは心拍数も上昇しますし連続で行使すると命が危険な場合もあり
と予想されます。これ新たに覚えときます。そういう訳でマリオさん、もう抜きますのでー…?」

急に偽のゼルダの体に異変が現れる。体が硬直して動かない。段々と呼吸が荒くなり汗が吹き出してくる。

「た、体温上昇…心拍数増加…。思考能力、低下…異常発生!!」
「どうしたの落ち着いて。元からちょっとおかしい言葉が余計におかしいわよ。」
「か、からだ…が……熱いん、です。さっきよりも、もっと……。それに、息もっ、うまく、でき……!なくても……、
べつに死にませんけど………っ…、くるし……くは………な……っる!!おかしっ、です…。
ま、まるで、性交中みたいに……、も、動いて…ないのに…」
「ひょっとして…、今頃トマトが効いて来たのかしら?元々性感が無かったんだから、効かないのも当然。なぜ今頃かはわからないけど…。」
「た、たぶん、わたひ、だか……らで…ないかと……。ふつっ、の…、にんげん…ちがうから………。」
「ふうーん。でもこれはこれで…面白そうね。」
「ぶちょ…これ、げどく…できま……あっ!だめ………女性器が……あつ…とけちゃいそうにっ…!ぶ、ちょう、さ…?なに、して…」

バリッ!ベキッ!!

苦しむゼルダをよそにブチュルスはマリオの足の枷をかみ砕いて外していた。

「ぶちょう!?そんなこと、ひたら、にげられ…!!」
「平気よ。もうマリオちゃんは何もわかってないわ。何事ケ・イ・ケ・ンよ♪ちょっと激しいかもしれないけど、ね。
普通の人間の女のコなら壊れちゃうかもしれないけど、貴方なら大丈夫!!」

両腕も解放され、今まで軽く腰を動かすしか出来なかったマリオがゼルダを押し倒し、激しく腰を打ち付ける。

「ひゃああああああああぁああぁぁぁあ!!!!!!!!!!は、はやいぃぃぃいい!!!!!!!
んあああああ!!!!!おくがあついよぉ!!!!!!らめぇひゃめてええええええ!!!!!」
「がああああああああ!!!!!うああっ!!!!はあっ!!!!ひゃっはああああ!!!!!!」

どこか虚ろな、しかしギラギラとした目をしてマリオは激しく肉棒を出入りさせる。

「ああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!やああ!!!!とけるうううぅぅう!!!とけちゃううううう!!!
ローソクみたいにとけちゃうよおおおおおお!!!!!!ジョウハツしちゃうううう!!!!
からだがおかしくなっちゃう!!!!!かげむしくずれちゃうのぉぉおおおおお!!!!!」
「い、いい!!!!いぎいいいいいいい!!!!!」
「みてるう!!!!あたまのなかのぞかれる!!!!!フロウスが!!!浮浪さんがみてるっ!!!!」

お互い意味を成さない声をあげながら絡みあう。その様子をブチュルスは楽しそうに見ていた。

「ふひゃうあああああ!!!!!!!!びゅるびゅるはいってくるうううううう!!!!!!」





「OH!お疲れ!うまくできたKA?」

ボンヘッドが現れてゼルダの姿から本来の姿に戻ったプリムとブチュルスに声をかける。

「あ、センパーイ!そりゃあもうバッチリですよ!色々面白い事になりましたし。」
「フフ、そうね。マリオちゃんもとぉ〜〜〜ってもイイ顔してたし、プーちゃんもカワイイ声出しちゃって…♪」
「わーい!ありがとうございまーす♪」
「…そこで喜ぶんじゃ無くて別の反応ならよかったんだけど、まあいいわ。」

そして、プリムとブチュルスの後ろにはボロ雑巾の用になったマリオが転がっていた。

「ボンちゃんの方は?」
「HAHAHA!バッチリだZE☆」
「俺達も手伝いました!!」

ボンヘッドの後ろには数匹のパッチとガルサンダーも浮いている。一体何を手伝ったかは知る由もない。

「黄ガルさんにパッチもお疲れ様です。ちらっとみましたけどすごかったですね!触覚プレイというやつですか?」
「え?何そのニックネーム?」
「え?ニックネーム無し?」
「まあNA☆それじゃあ引き上げるZO☆」
「それではマリオさん!聞こえてないかもしれませんがお疲れ様でーす。出ていった後、ドアとハートの器出ますので回復してくださいね。」
「ん?回復はブチュルスのトマトを置いてくんじゃなかったKA?」
「いやあ、思ったんですけどいくらマトモなトマトでも部長さんの口から出て来たと考えたら普通の人は気持ち悪いと思うんですよねー。」
「HAHAHA!お前は変な所で気を使うよNA☆」
「さあって、次のボスからの指令は何かしら?ウフフ、楽しみだわ…」



「………………」

亜空兵達が出ていった後、本当にドアとハートの器が現れた。どこで調達したのか、ご丁寧に二人分の着替えも。
ハートの器に触れると拾うが消えていくと共に頭の中もスッキリしていく。そして思い出したくない記憶も蘇る。

「ア、マリオサン…?無事……!?」
「何も言うな…。君はよくやった…!」

連中が忘れていったのか、価値がないと判断したのか、ポンプを元に戻し色々な液体でベタつく体を洗う。
そしてシャクではあるが用意されていた服に着替えた。
下の部屋は更に惨状だった。床や壁に体液が飛び散り、その中心にぐったりと彼が倒れ込んでいた。
体には火傷やアザが残り受けて着衣はほとんど意味を成していない。

「ピット君…。」
「マリオ…さん…?あ、ああ…僕、僕は……ひっく……ごめんなさいパルテナ様………!も、もう…お婿に行けな………」
「何も言うな!忘れるんだ…!思いっきり泣いていいから…。必ず奴らを倒そう…」
「ひぐっ……は…、い……。うわああああーーん!!!!!」





その頃、ワリオは作戦を考えていた。街道の端にバイクを止めて座り込んで考え込む。

「三体か…。まず一体はスタジアムで手に入れた女のフィギュアでいいな。
報告はしたが、まだ『献上』してねーからカウントに入れてもOKだ!さっすが俺様、我ながら賢いぜ!!
あとニ体は…そういやクッパも誰かフィギュアにしたっていってたな。ちょっと借りるとするか。」
「どーん!!!!」
「あっぢゃぢゃぢゃぢゃ!!!!!何すんだバケツ野郎!!!!」

ワリオの頭上に焼けた鉄を浴びせたのはポトロンと呼ばれる亜空兵だった。激怒するワリオにギョっとしている。

「やべ、間違えた!こっちっスこっち!ボスからの差し入れっス!!」
「差し入れだあ?つーかてめえ、いつから口を聞けるように改造されたんだ?どうでもいいが。」

ポトロンから渡されたカプセルにはニンニクと手紙が入っていた。怪訝に思いながらも手紙読む。

「あー?」

『―このニンニクを食べると常時ワリオマンに変身できます。また、あらゆる能力が強化されます。
効果は一日限りですが、任務のお役に立ててください。くれぐれも用法・用量にはご注意を…』

「なんでぇ、気が利くじゃねえか!」

同封の処方箋は思いっきり無視してワリオはニンニクにかぶりついた。

「おおおおおお!!!!!きたきたキタキタキターーーーーーーー!!!!!!!!」

―それより更に数分前。
ワリオのいる地点より数キロ離れた場所ではカービィとピーチが歩いていた。
現在、空は普通だが雲が虹色で草木は縞模様。そしてあちこちに花ではなくリップステッキが生えている。
しかし二人はちょっと変と思っただけで特に気にすることなく歩いていた。

「ピーチひめー?何かかみについてるよー?」
「え?やだ本当?」
「ボクがとってあげるねー♪」

カービィがピーチの髪に付いたゴミをつまみ上げ…

「おいコラ!誰がゴミだ誰が!!!この亜空軍一のウザキャラを誇るマイト様を…」
「ぽーい!」
「ぐふっ!お、俺が倒れても第二第三のマイトが…」
「ありがとうカービィ。」
「えへん♪」

ふとピーチは、以前にも似たような事があったと、思い出していた。

―ピーチ姫、髪に何かついてますよ
―やだ!私ったら…恥ずかしいわ
―大丈夫、僕が払ってあげますよ。

「マリオ…。マリオは、きっと無事でいるわよね。」
「へーきだよ☆マリオはつよいもん!」
「ふふ、そうね。きっと、きっと―」

ありがちな捨て台詞を吐き捨てて、弾けるマイトに気付くことも無くマリオの無事を祈るピーチ。

―その頃、マリオ達は無双していた。

「うらあああああああああああ!!!!!!!どっからでもかかってくるがいい!!!!!!!!」
「アハハハ!亜空軍がゴミのようだ!!!」

凄まじい勢いで亜空軍を蹴散らすマリオとピット。もはやどちら侵略者かわからない。

「ぶるん!ぶるん!怖いよう!僕は悪いローダじゃないんだよぉ!!!!」
「だから戦えと言ってるだろー!!!!」
「くそっ!この必殺のブーメラン殺法!『アロアロスの舞』を喰ら…」

ブーメランを構えたプリムそれを投げるよりも早く、マリオが背後に回る。そして素敵な笑顔でこう言った。

「やあブーメラン使い君、遅すぎだよ♪ところでちょっと聞いてくれないかい?
君の同僚に、ちょっと間の抜けた感じの始終ボケ倒す様な奴がいたら伝えてくれ。『赤きヒゲがお前を狙っている』と。
最も、君がこの攻撃に耐えて無事に伝言を伝えることができるかの保証はできないけどね。」
「うわああああああ!!!!!」


そして、再びカービィとピーチに場面は変わる。

「あら、何かしら?」
「ぷえ?」

凄まじい砂煙と爆音を響かせ何かが近づいてくる。肉眼で確認できる位置まで迫って来て、それがワリオだと確認できた。

「貴方は!!」
「せ〜〜〜いよくを〜〜〜持て余す〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
「キャアアアアアアアアアア!?」
「ぽよーーーー!?へんたいーーーーー!?」

どこかの傭兵のセリフを叫び、バイクからル●ンダイブのごとくピーチに飛び掛かるワリオマン!
あらゆる能力―。それはつまり性への能力も強まるのだった。その様子をポトロンは上空から見ていた

「わー、やっぱボスはイイ趣味してるっス」

果たしてピーチは!?修羅と化したマリオとピットは!?そしてこのカオスな世界はどうなるのか!?


つづく!

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