スマブラのエロパロスレまとめ

ぼくのかんがえたやんでれみゅうつー書けたよー
残酷な話が嫌な人はスルーしてくれ。口直しもあるよ!


「やあ、異世界の姫よ。ご機嫌はいかがかな?」
二度目のつわりに苦しんでいるマルスの目に怯えの色が浮かぶ。
張り出した亀腹をかばうように後ずさり、ミュウツーとの距離を取る。
だがミュウツーは全く動じず、滑るようにこちらへ近付いてきた。
「まずは二度目の懐妊おめでとうと言わせてくれ。そしてさよならを」
「……!?」
もう腕では覆い切れないほどせり出した腹に指を乗せ、すっと目を閉じる。
腹の中で安穏と丸まっている胎児の姿が、手に取るように見える。
「全く、男は気楽なものだ。将来の禍根の種となるかも知れないのに、
こんなに大っぴらにバラ蒔くだけバラ蒔いて……」
「何?……何する気?」
身じろぎするたび、カチューシャの宝石がちかりちかりと輝く。
こいつには伴侶がいる。子供がいる。一緒に笑って生きていける。
湧き上がる嫉妬の炎が体中を心地よくねぶり尽くす。

「あれの広げる版図の一端を担うのは、私一人で十分だ」
独り占めはよくないぞ。そう笑って、ぎゅっと拳を握り締める。

「あぐ!」
マルスは突然うめき声を上げて倒れ伏した。足を伝って生温かなものが流れる。
破水ではない。血だ。真っ赤な血がどろどろと流れて辺りを汚していく。
「いた、いた……い……おなか……いたい……!」
痛みで息ができない。喉に真綿をめいっぱい詰め込まれたようだ。
ミュウツーはマルスの様子をしばらく眺めてから、わざとらしくおどけて言った。
「ああ、すまない!私はてっきりお前があれの子を孕んだのだとばかり思ってた」
「ど……いう、こと……?」
「間違えてお前の息子の弟を握り潰してしまったようだ!」
青い瞳がこれ以上ないほど見開かれ、目にも分かるほどはっきり血の気が失せていく。
「肌は白く髪は青。私としたことが、まさか間違えるなんて……」
嘲るような口ぶり、視線。血は止まらない。目の前が暗くなる。眩暈がする。
「ぃやぁあああああああっ!!」
喉が張り裂けそうな悲鳴。誰も助けが来ないことを知っているミュウツーが嘲笑う。
床に広がる血溜まりから、青い髪の胎児が恨めしげにこちらを見ていた気がした。



449 名前:口直しの舞台裏 投稿日:2008/03/02(日) 23:48:25 ID:F4GGNgtt
「……はい、カーット!」
ピーチのメガホン越しの叫びに応じて、マリオがすかさずカチンコを切る。
映像チェックをしていたサムスからOKサインが出される。
「はいOK出ましたー、クランクアップでーす。お疲れ様でーす」
「二人ともお疲れ様です!迫真の演技でしたよー」
ピットや他のキャラから労われ、マルスとミュウツーは朗らかな笑顔で握手する。
「ごめんねピカチュウ。ケチャップの無駄遣いしちゃって」
「ピッピカチュ」
「早く洗濯しないと。調味料の汚れは時間がたつと落ちにくくなるから」
「撤収ー、撤収だゾーイ!」
ワドルディ軍団も交えて機材の片づけをする中、ピーチは映像を見ながら
満足げにうんうん頷いている。
「バッチリよ!怖い思いしてジャパネスクホラームービーを観たかいがあったわ!」

「で、なんで俺たち自主制作映画なんか撮ってたんだ?」
「お姫様には気まぐれのワガママがつきものということで一つ」
「うわぁ、ひでぇオチ」

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