スマブラのエロパロスレまとめ

両生体に関しては、ふたなりではなく
男と女に自由に切り替えられる感じでやってみた。
男キャラは威圧感重視でガノンドロフにしてみる。
たぶんこのガノンドロフさんはミュウツーとはできてない。
ピーチ×♀ピットでオチはガノン×♀ピットの風呂エロネタ
微妙にギャグ調。長くなって御免なさい。


「やっぱり大浴場がいいよね、羽が伸ばせるし」
ピットは文字通りに羽を伸ばしながら肩まで湯につかり、思う存分に温めていた。
いつもと変わらない心地よい入浴。
ただ今日は初めての女湯で、もちろん女の体になっていた。
両生体なので、やればどちらでも入ることができるのだ。
とはいえ乱闘の時はもっぱら男で参加しているので、
今までは周りに遠慮して男湯にしか入ったことがなかった。

「なのに『性別を変える瞬間を裸で見たい』だの『ち○こ勃たせてから変わるとどうなる』だの…」
そこまで声に出して独り言をしてしまったことに気づいて赤面する。
なんのために女湯へ来たのか。嫌な思いをしないためではないのか。
5人ほどに囲まれてそんなことを言われる心配も、
わざわざ思い返して不快になる必要もない。

「それにしても誰も来ないなぁ、やっぱ女性人口少ないからすいてるんだね」
男湯と変わらない広さの湯船に自分だけがつかっている状態は
最初こそ貸切のようでよかったが、もう飽きてしまった。
「普段あまり話せないサムスさんとか来たら楽しかったのに…」
「あら、私は御呼びじゃなかったかしら?」
突然の返事に湯が跳ねるほど驚くと、
背後からクスクスと上品な笑い声が近づいてくる。
振り向いて見れば、相手はもう湯船に片足を入れていた。
「ピーチさん脅かさないでくださいよ」
「だって〜、可愛かったんだもの〜」
彼女は普段からピットに友好的だ。
少しばかり目上の立場なのに、地位で身を飾ることもない。
今も満面の笑顔に、わざと語尾を延ばして冗談めかした口調で接してくれた。
「湯船にタオルを入れないなんていい子ね」
「体を隠したら悪いかなって思ったんです。今は女ですよってすぐ判るように」
「ゼルダちゃんにも言ってやってよ、彼女ったらつかるときまで体にタオル巻いてるのよ!」
その恥ずかしがる様子をたやすく想像できてしまい、思わず笑ってしまう。
やはり女湯に来てよかった。なんと平和な会話だ。



「それにほら、お風呂といえば裸の付き合いじゃない?」
そう言われて、思わずピーチの体に視線を向けた。
たわわに揺れる胸にスマートな腰、名は体を現すと言いたげな桃尻。
柔らかい肌は温められてうっすらと色づき…


ごくりっ


(待て、落ち着け。今、僕は何を考えていた?)
貴重な理解者に対してなんとハレンチなことか。
ましてや浴場でなどと、自分が男湯でされたことと同じではないか。
「顔赤いわよ?のぼせちゃった?」
そう言って覗き込むように上目遣いで見られてはたまらない。
さとられたくない一心で体ごと顔をそむけた。
背中を向けることになるが、自分を落ち着かせるまでは他に何をしようがない。
「ピットくん?」
「すみません、すぐおさまりますから…!」
こういう時に女の体は便利だと思った。
なにせ勃つものがないので、パッと見では状態がばれることはない。
「あ、わかった!くしゃみしそうになったんでしょう?」
「あはは…、そんなとこです…」
「そうよね、のぼせたようには見えないわ。寒い?換気とか調整…」
「大丈夫大丈夫!」
嗚呼、なんて優しい声。自分の背後で困った顔をしているに違いない。
でもあの胸は反則だ。こう、思わずもみくだしたくなるような…

もみもみ

そう、丁度こんな感じで…  
「って、え!!?」
「ほらぁ!やっぱり寒いんじゃない!さきっちょたってるわよ!」
「ちょっ!?やめ…あっ!…ぅ…ん……っ…!」
そういえばソコも勃つものだった。
背後から羽交い絞めにされるように胸をつかまれ、
ピーチの胸が丁度よく羽の付け根にあたってくる。
彼女がこんなことをしてくる現状も信じられなかったが、
なにより今こんなことをされては、たまったものではない。
「やめっ…てくださ…ってばぁ!」



「こうするとのぼせるのも寒いのも治るのよ」
「え?」

急に真面目な顔つきで言われた。
もしかしたら本当にそういう療法なのかもしれない。
(今までだってピーチさんに助けてもらったことが沢山あるじゃないか)
いつだったか、きまぐれに女姿で乱闘したら
『その揺れはノーブラだろう』と誰かに言われたときも一緒に怒ってくれた。
ホワイトデーにお返し頂戴とばかりに女姿で居たときも一緒にはしゃいでくれたし。
力仕事の人手を誰かが探していたときに女姿で嫌がったら一緒に隠れてくれて…
(あれ?全部、僕が女だったときのことじゃ?)

「やっぱやめてください!」
「嫌よ!ずっと狙ってたんだからー!」
「うわぁぁあん悪夢だー!」
どうやら昔から、女のほうの自分に性的な興味をもっていたらしい。
最初こそ大声で抵抗したものの、
ヘタに声を出すと艶かしい反応をすることになると気づいた。
同じ女の体だから判るのだろう、的確に体をその気にさせられていく。
後ろから首筋にキスをされ胸を玩ばれ、
触られてもいない女性器が湯の中でゾクゾクと何かを欲しがっている。
きっともう湯船を出ても、そこは濡れたままだろう。
こんなに気が散る状態では男に変わろうとすることもできない。
「やだぁ!いやっ…!」
「エッチなこと考えてるように見えたからしてあげたんですのよ?」
「ごめんなさいっ…ごめんなさ…!」
ピーチの片手がいよいよ下にのびてくるのを感じて息が詰まる。
ピットは両性体ではあるが、女性には男で接したいし男性には女で接したい。
レズの性分はほとんどないのだ。
このままではヤラレチャッタでは済まない。
「い、いやぁあああ!」
「キャア!」
後ろからされるのが不利であっただけで、女のときでも腕力は負けていなかった。
自分にも悪気があったので怪我をさせないようにと
さっきまで手加減して抵抗していたが、もうそれどころではない。
無我夢中になって振りほどいて、ふらつきながらも出せうる力を振り絞り浴室から逃げる。
追う気の無いピーチの声が後ろから聞こえるが、
「またねー」などと言っているから懲りていないのだろう。
悠長に更衣室で体をふいて服を着るなどしていたら、また捕まってしまうかもしれない。
とりあえず体にタオルを巻いて自分の服を引っつかんで部屋まで走ることにした。
今ならゼルダ姫の気持ちがよくわかる。
女湯の門も出て、あとは廊下を全速力で走るだけだ。



唯一の誤算は、女湯の隣に男湯があるということだけで。
「なにをしている」
「あっ…!」
相手も今しがた風呂を済ましてきた様子で、廊下をさえぎるように立ちはだかれてしまった。
「ガノンドロ…フ…さん」
「何だ?」
ついさきほどまではいつでも走り出せそうだった足は、もう一歩も動かない。
羽も濡れたままなので、だらしなく垂れている。
なによりも格好は察しの通りで、こうして立ち止まっていると
自らの体から今も出続けている粘着性のある液が
足をつたって廊下にどろりと糸を引いてこぼれている感触がする。
きっと今の自分はメスの臭いも垂れ流しているのだろう。
ごまかしようが無い状態なのはよく判っていた。
「ぼ…ぼく…、のぼせちゃ…」
「ほう?のぼせたのか?」
ただでさえ微妙にかがむような姿勢でガクガクと足が震わすピットの視線にあわせて
ガノンドロフも頭の位置を下げた。まるで御辞儀するように紳士的な動きだったが、
全てを見透かしているような不敵な笑みを向けられた。
思い出してみれば男湯でせまってきたのもノーブラと言ったのも、
ガノンドロフだったと気づく。

何かが崩れる音が頭の中で聞こえる。
たくましい腕、厚い胸板、ひきしまった足…
自分の体がまだ欲しがっているもの…

「…ってください」
「聞こえんな」
「のぼせちゃってふらつくから…部屋までおくって…」
相手の表情がさらにもまして悪どい笑みに変わるのが見える。
それと少し驚いたように見えたのは、自分の顔も笑っていたからだろう。
何せ一番そそる顔を目指してやったのだ、少なからず天使は普通しない微笑み方である。
いつになく優しい手つきで抱きかかえられると、
少し冷えてしまったピットの腕がガノンドロフの胸板に密着した。
もう柔らかい胸はこりごりだ。今はこの厚い胸板が欲しくてたまらない。
ガノンドロフの足が、明らかにピットの部屋ではない方向に向かっていても、
何の不満も無かった。



おわり

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