さあ きょう セリにだされた こんちゅうは さつじんバチだ!

作品情報


  
 
タイトル昆虫博士 (こんちゅうはかせ)ハードゲームボーイ
ジャンル昆虫採集・飼育シミュレーション的な何か発売日1998/8/28
発売元J・ウイング備考バッテリーバックアップ方式
通信ケーブル対応

概要


"ポケットの中のワンダーランド" の一つである "昆虫博士" シリーズの第一弾.
"釣り先生" と共に発売された(昆虫博士の方が半月ほど早い). セットの作品だが, 連携要素はない.
当時としては珍しかったかどうか知らないが, 昆虫採集と昆虫飼育をテーマとした作品.

物語の本筋は昆虫の神様である "シンチュウ" を捕まえる事であるが,
その過程で虫取り網やスコップ, 仕掛け等を用いて様々な昆虫を採集する事となる.
また採集した昆虫を飼育小屋で育成, 昆虫コンテストに出場させる事ができ, 優勝できれば強力なアイテムが手に入る可能性がある.
更にオークションというシステムが存在し, 自分の採集した昆虫を競りに出して資金を稼いだり逆に出品された昆虫を落札する事もできる.

時間の概念が存在し, 時間によって採集できる昆虫に明確な変化は出たりといった事はないが,
日が暮れると自動的に自宅に戻され日付が経過すると手持ちの昆虫は全て逃げてしまう.
ショップ等の施設も営業時間が決まっているため, 闇雲に歩き回ったり採集してばかりではなく時間を意識して行動する必要がある.

    

物語


父親の昆虫図鑑の完成のために父親と共にむしがみ山にやってきた主人公は,
そこで偶然にも昆虫の神様 "シンチュウ" が飛び去っていく所を目撃する.
夕暮れ時だったため追うのは諦め一度家に戻るも, 晩にやってきた嵐によってむしがみ山への道が塞がれてしまう.
そこで主人公は仕事のある父に代わって自分がシンチュウを捕まえるため, 自身も昆虫採集を始める事を決意するのであった.

その末に神様であるシンチュウとの再会を果たした時, 彼はある重大な真実を知る事となるのだが...

難易度


序盤の昆虫採集は動きの速い一部の昆虫の捕獲に苦労するが, 強力な装備が揃う終盤はかなり楽になる.
取り返しの付かない致命的なイベント等は存在しないため, イベントを進めるだけならばそれほど難易度は高くない.
しかし続編に比べて時間の経過が早く, イベントに必要な昆虫が季節によっては出現しない事もあるため時間はかかってしまいがち.
昆虫の飼育自体は難しくはないが, コンテストで優勝出来るだけのステータスを稼ぐには相応の育成が必要であり難易度はやや高め.

昆虫図鑑の総数は128種類と以後のシリーズに比べると少なめだが,
虫取り網だけでは絶対に捕まえられない昆虫や, 極めて出現確率の低い昆虫が存在するため図鑑の完成はシリーズでずば抜けて難易度が高い(クリアに必須ではない).
ただし, この頃のGBソフトとなるといかにもありそうな "通信限定の昆虫" といったものは存在せず, カートリッジ1本だけでコンプリートは(一応)可能.

    

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