ゲームを楽しみ, 勝ち進むための基礎的なアドバイス.
基本的に開始直後から聞く事のできる情報であり, 核心に迫る内容は控えてあります.
また特に断りのない限りは大会モードとして話を進めます.

魚を釣る

釣りゲーなのだから魚を釣らなきゃ話にならない.
忍耐との勝負といえど, 魚がなかなか釣れないのはストレスが溜まるもの.
魚をうまく釣るためのプロセスを確認しておこう.

キャスト

まずは餌を投げてみよう.
十字コマンドの左, "釣セット" から餌を選択.
水辺を向いて A ボタンを押せば, 投げるポイントを決定するポイント選択モードになる.
1マスが 4 m であり, 装備しているタックルで前方への最大飛距離が決まる. 初期装備ならば 8 m.
投げたいポイントで A を押せばキャスト. フィッシングシーンに移行する.
このゲームではキャスト時にバックラッシュ等トラブルは発生しないのでその点は安心.


フィッシングシーン

餌が合っていれば魚影が出現する可能性がある.
ルアーを操作して魚を食いつかせよう.
A ボタンでルアーを巻き, 左右で方向を調整できる.



ただし, ルアーを巻いているだけで釣れる魚はごく僅か.
ルアーを巻きながらのルアーアクションによる魅力の引き上げが必須となる.
実際にプレイしてみれば, ルアーを左右に振る事で "" が出現する事が分かるはず.
このハートマークを沢山出すようにルアーを操作する事で, なかなか食いつかない賢い魚も寄ってくるようになる.
A ボタンと十字キーだけなので造作でもないが, ハートマークが出現する操作というものを探してみよう.

食いつきそうだ, という時の魚のチェイスは超速のため, いささか心臓に悪い. (雑魚等はキャスト直後に一瞬で飛んできて食いつく事も…)
魚が飛びついてきた際にアラーム音が鳴る事があるが, これは今一歩食いつくに及ばなかった証拠. 所謂ミスである. 何故鳴るのかは不明.
賢い魚ほどこのアラームの発生率が上がり, チェイスしてきてもなかなかヒットしないようになっている.
ミスといってもこちらにダメージは無いので, 続けてハートマークを出してやればよい. 再びチェイスしてくるので後はその繰り返しでヒットを待つだけだ.

ハートマークを出すためにはどうしてもリールを巻かなければならないので, そういう意味である程度の飛距離は投げられるタックルにしておくのがよい.
魚がヒットせず, 残り 1 m までリールを巻き切ると自動的に餌を回収し, フィッシングシーンは終了する.
ファイト
ヒットした場合, 直後は確実に魚に引っ張られる.
リールを巻く事で無理矢理にこちらに引き寄せる事ができるが, ラインの耐久力を消耗するためやり過ぎるとラインを切られてしまう.
ラインの耐久力が少なくなると右上に "!" マークが出現するため, 確認したらすぐにボタンを離すようにすればよい. 耐久力はボタンを離していれば自然と回復していく.
ただし岩地形に押し付けたり, 水草の上を通したりする事でもラインの耐久力を消耗する模様. 障害物の多い場所での長期戦は不利となりやすい.
特に岩地形は相手によっては最強のタックルでも一瞬でラインを切られるほどの恐ろしい消耗スピードを誇るため, 細心の注意を払おう.
ブレーキング
ラインの耐久力を消耗せず魚に抵抗する手段として, 十字キーを使う方法がある.
魚がラインを引いている間は魚の進行方向と逆に十字キーを入れる事で効果的に魚を弱らせる事ができる.
上部に矢印が出現するため, それに合わせて入力すればよい.
長期戦になるが, 魚が弱りきると汗マークを表示し, 一定時間の間一切の抵抗をしなくなる. 耐久力を気にせず一気にリールを巻けるこの時がチャンス.
なかなか距離が稼げない大物とのファイトは, 疲れさせて引っ張っての繰り返しとなる.

その他
ラインの長さは "最大飛距離 + 4 m" まで(例 : 16 m のタックルなら 20 m まで)と決まっており, それ以上引っ張られた場合はラインが即座に切れてしまう.
耐久力や距離が危ないと感じたらまずは落ち着いてスタートボタン. いつでも釣りはやめる事ができるので忘れないように. (餌も消費しない)

    

ファイト時の魚の速度, パワー, 疲れきるまでの体力, 疲れきってからの回復速度等は全て魚の種類によって異なると考えてよい.
更にサイズによっても変動するようだ.

どうでもよくないが, ラインが切られる瞬間は白黒反転の演出がかなり心臓に悪い.

生息地と地形

魚の生息地は大きく分けて以下の 4 種類に分類される事は覚えておこう.
東西南北 4 方向のうちの 2 方向を横断する形の他に橋がかかっているものもあり, 多種多様の地形が存在する.
道を塞ぐ形のものは長靴がなければ進む事ができない.
魚の方はすぐに食いつく頭の悪い雑魚が多い. ムシエサを使えば入れ食いは容易.
ただし障害物はかなり多め.
マップの四隅に存在するものとマップ中心に存在し, 周回できるものがある.
川と同様にすぐ食いつく雑魚も多いが, 川よりはやや上品な魚が多いか.
海岸はどうしても大会会場から遠くなるため敷居が高いが, その分高級な魚も多い.
沖に出る事のできる船着場があるエリアも存在する.
水面と岩場の地形にはアイテムがヒットする要素が存在しない.
ここでアイテムを釣るなら遠方のブイや渦潮に投げなければならないため, 相応の飛距離を稼げるタックルが必要となる.
磯から更にボートで沖に出る事ができる.
障害物は一切存在しないが, 非常にパワーの強い魚が多数存在するため序盤は非推奨.
その分大抵の魚がかなり高値で売れる.
沖の範囲は無限ループと考えてよい. 移動は好きなだけどうぞ.
磯に帰るにはセレクトボタン.

大抵の魚は特定 1 種類の生息地にしか出現しないが, 一部の雑魚には例外もいる模様.

キャストした位置によってフィッシングシーンの地形が変化する.
(自分の手元までの全ての地形が投げ込んだポイントに応じて一律で変化する)
岩の上に投げれば岩の多い地形, 草の上に投げれば草の多い地形になる.
フィールド上での地形と全然違うだろ, というツッコミはなしで.

岩場や草場に投げ込んだ方が魚が出現しやすいとの事.
当然障害物が多いのでリスクは高い.

また沖以外の生息地では普通の水面にも僅かな障害物が存在するため油断は禁物.

キャストレベル

実は手元までリールを巻ききる形でで釣りが終了した場合, マスクパラメータの経験値のようなものが上昇しており, これに応じてキャストレベルが上昇する仕組みになっている.
"コントロールがよくなった!" という表示はこの経験値に関連しているのだろう.
キャストレベルは E 〜 A まで上昇し, キャストレベルに応じて魚が出現しやすくなるようだ.
ただし稼いだ経験値は保存されず大会毎にリセットされる.
またグローブ系の装備でレベルの底上げが可能. 開始直後でもある程度のレベルを維持できる.

正直場所と餌さえ合っていればキャストレベルが低くても根気で釣れるため, そこまで重要な要素ではない.

珍しい魚を釣る

餌によって出現する魚が変わるのは当然だが, 餌を変えるだけではその生息地に出現する全ての魚を釣り上げる事はできない.
同じ生息地に見えても場所によって出現する魚が異なる事があるのだ.

詳細は調べきれていないが, 大会上位者がいるマップで投げ込むと珍しい魚が出現するようになっている.
逆にそのマップでは他で釣れるような雑魚があまり出現しない.
大会で勝利するならば, まずは上位者の行方を探す事が第一歩となる.

    

また上位者がいない場所でも, 普通の住民が話してくれる魚は大抵, 適切な餌を用いてその場所で釣れるようになっているようだ.
思わぬ所で貴重な魚を釣る事もあるかもしれない.
出現帯域のランクやらテーブルやらがマスクデータで存在するのだろうか.
いろんな所でいろんな話を聞き, 餌を垂らしてみよう.



魚以外を釣る

リールを手元まで巻いた時, 稀にアイテムが釣れる事がある.
実は魚の出現に関わらず, キャスト中は常にルアーが障害物上を通過する度にアイテムがヒットする可能性を持つ.
通過できる障害物なので岩地形ではなく, 川や湖の水草や磯の渦潮が該当する.
当然それらが多い地形に投げ込んだ方がヒットする可能性が高い.

釣り上げる事でしか入手できないアイテムを始め, 高価なものや珍しいもの等も多数存在するため非常に重要.
釣れるアイテムは川, 湖, 磯で異なる(複数またがるものもある). 沖では障害物が存在しないため釣れない.

またヒットしたかどうかは自分の手元にリールを巻き切るまで分からない.
ただし魚影が出現している状態でアイテムがヒットした場合はアイテムが優先され, 以後は絶対に魚は食いつかず, 画面外へと去っていく.
魚が異常な動きを見せて明後日の方向へ飛んでいったなら, アイテムがヒットしていると考えてよい.
アイテムを釣った場合でも, 魚を釣った時と同様に餌と体力を消費する.

アイテムを釣りたい時は, その場の魚が寄ってこない, かつ消費しない餌を用いると効率がよい.

見合った餌を使えば大抵は狙って釣る事のできる魚と異なり, アイテムは完全に運次第.
数は圧倒的に少ないものの, 図鑑のアイテム欄を埋める手間は魚とは比べものにならないほど高い.



餌を探す

ゲーム開始時は初期装備としてミミズを一つ装備しているが, それ以後の餌は全て自分で調達しなければならない.
  • 買う
道具屋なら, お金さえあれば多数の餌をいくらでも手に入れる事ができる.
しかし所詮これらはありふれた餌. ごく一部のものを除き, まず珍しい魚を釣る事はできない.
  • 拾う
草むらや浅瀬を探す事でムシエサを始め, 様々な餌を拾う事ができる.
ただし捜索自体は連打できるのに対し消耗はかなり大きいので, やりすぎて倒れないよう体力に注意する事.
アイテムもゴミからお役立ち品まで色々なものが出現する. 運任せだが場所によってはかなり珍しいものが拾える事も…
  • 釣る
珍しい魚が釣れるような餌は釣る事でしか手に入らないものも多い.
アイテムを釣るのと魚を釣るので 2 倍の消耗となるわけなので, 体力に余裕がある時のみ採用したい手段.
拾うよりも運要素の高い回転の悪い手段なので, 図鑑埋めも兼ねて気長にやろう.

  


細かくなるので割愛するが, これら以外にも特定のアイテムの入手手段が存在する. 探してみよう.

動物との遭遇

水辺のない普通の林道には丁度1キャラ分しか通れない細い箇所があり, そこを野生の動物が塞いでいる事がある.
通常話しかけるとアイテムを選択する事になり, その動物用の罠があるならば選択する事で動物を倒し, 肉を入手する事ができる.
罠以外を選択したり, キャンセルした場合は動物の攻撃を受け体力に直接ダメージを受ける.(受けるダメージは動物によって異なる) ただしダメージ後, 動物が後ろに下がり通行はできるようになる.

絶対に忘れてはならない恐るべき注意点として, 罠を使って倒そうがダメージを受けてどかそうが画面を切り替えると動物は同じ場所に何度でも復活する.
また画面を切り替えずとも, その場で一度リセットした場合でも道を塞ぐ形で復活する.

罠で仕留めて進むつもりなら, 帰り道の分の罠も用意しておかなければならない. 罠は道具屋で購入できる.
…とは言うものの, 罠はそれぞれ500円と初期の所持金からすればかなり高い上に, それぞれ特定の動物にしか効果が無いときている. とても迂闊に手を出せる代物ではない.
主観になるがこのあたりがこのゲームの一番初心者に優しくない部分だと思う.



動物を仕留めながら散策するなどという行為は, 最早それだけでも十分な制限プレイに匹敵する.
クマなんぞに図らず出会った日には往復するだけで病院送りである.

罠以外の対処法

  • どくまで待つ
動物は日付が経過すると移動する可能性があるため, 適当に宿屋で一晩明かしてみるのも手.
移動しない事もあるようなので効果は薄い.
  • 評価を上げる
評価が上がると動物から攻撃される事がなくなり, 話しかけるだけで道を開けてくれるようになる.
動物の肉は稼げないが, 見返りは大きすぎるので評価は上げておく事を強く推奨する.
詰まる所この手段一択. 評価を上げる事によるメリットの大部分がこれである.

T 字路の封鎖位置

T 字路の場合は構造上道を塞ぐ位置が決まっている.

"┯" or "┷" … 太線の方向はいつでも自由に通行可能. (南 or 北)方向は塞がれる可能性あり.

"┠" or "┨" … 太線の方向は北方向が塞がれる可能性あり. (東 or 西) ⇔ 南方向はいつでも自由に通行可能.




尚, 十字路には動物は出現しない.

保護官のチェック

保護官とあるが, 実際はゲーム中のお邪魔キャラ的扱い.
道を塞ぎ, 所持している魚をチェックしてくる事がある.
動物と同様に島の各地にランダムで存在し, 話しかけた際に保護指定の魚を持っていると全て没収されてしまう.
対象の魚がいなければ無害なため動物に比べれば大した脅威ではない. チェックが終われば通行できるようになる.
更に評価次第ではチェックをパスしてもらえ, 対象の魚を持っていても没収されずに済む事もある.

だが保護指定の魚はかなり限られる上, それ以外でも高ポイントの魚は多数存在するためわざわざ保護指定の魚を大会用に抑える意味は趣味レベルでしかない.
しかし保護指定の魚は死なせてしまうと生で食べる以外に手放す方法がなくなるので, わざと没収してもらうのも手.

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