妖怪ネットワーク『修羅の心臓亭』

○設定
 大海原に浮かぶ純白の貨客船“シブヤン海の女王”号、その船内に存在する
小洒落たバー、『修羅の心臓亭』は妖怪達の溜まり場のひとつになっている。
 落ち着いた雰囲気の店内には(耳を澄ませば聞こえる程度だが)船の機関室
からと思しき鼓動がまるで巨大な生物の心臓の音のように低く響いている・・・。
 『修羅の心臓亭』のマスター、タケゾーさんがネットワークの代表者として
妖怪達のまとめ役を引き受けている。ちなみに彼の正体は「船幽霊」である。
“シブヤン海の女王”号は、(主にGMの都合で)割と様々な場所に寄港する。
『この船の周囲では暴れ者の海の妖怪達の狼藉も形を潜めるようだ』と、
 非公式ではあるが、公安系の組織などからの報告も上がっているようだが、
詳しい事はまだ判明してはいないようだ・・・。

〇データ面での解説
 妖怪ネットワーク『修羅の心臓亭』は極めて大きなネットワークです。
人間に友好的な妖怪達が多数乗船していますので、人間に対する態度が
「邪悪」や「獲物」のPC/NPCには居心地があまり良くない事でしょう。


〇貨客船“シブヤン海の女王”号
 優美なシルエットの純白の船です。全長263m、巡航速度およそ10ノット。
(貨客船というのは貨物も乗客も積める船舶の事を指しますが、
 この船は貨物もそこそこ積めて、客船としてもハイレベルという感じです。)
船内の調度品にはあまり華美な印象は受けませんが全体的に質の良い物が
使われているようです。(上品な印象を受けますが、成金趣味ではありません)
 船内には貨客船という性格上、様々な施設があります。
大きな学校の体育館ほどもある多目的ホールや、浴場、医務室や、図書室、
はては小さな神社なんてものまであります。

裏設定

(※ネタバレにつきGMさん以外は閲覧しない方が楽しめると思います!)

ネタバレの警告はしましたので、構わないGMさんはご覧ください。

“シブヤン海の女王”の正体は第二次世界大戦でフィリピン諸島の
レイテ湾に向けて航行中に米軍機の猛攻撃を長時間に渡って受け、
遂には沈没してしまった大日本帝国海軍の超弩級戦艦「武蔵」です。
 またNPCのむっちゃんは、この幽霊戦艦「武蔵」の「分身」です。
この公然の秘密を知っているキャラクターは今の所、ごくわずかです。
彼女は普段は「器物変身」で貨客船の姿に偽装しているのです。
現代に妖怪として甦ったものの、その存在は公にできるものでは
ありませんので、正体は隠してかつて彼女達が守れなかったものを
今度こそ守ろうと、影ながら活動をしているのです。
(海難事故などを救助したり、まだ彼女にも出来ることがあるのです)

 尚、史実では沈没した武蔵の巨体は現在も行方不明のままです。
(海中で浮力と吊り合って海の中を漂い続けている、という説も※)
 ※浪漫があるので上記の説を私達の妖魔夜行では採用します(キリッ
最終更新2014/11/25(一旦保存)

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