最終更新:ID:zpKKy0i8bQ 2015年01月25日(日) 22:06:54履歴
HP | 62(112) |
---|---|
疲労点 | 10(15) |
基本移動力 | 5 |
移動力 | 5.5(6.25) |
受動防御 | 0 |
よけ | 5.5(6.25) |
受け | 格闘9(11) |
とめ | なし |
反応修正(人間時の同姓/異性・妖怪時の同姓/異性) | +1/-2 |
恐怖修正(人間/妖怪) | -8/+3 |
すべて | 物理 | エネルギー | 叩き | 切り | 刺し | 炎 | 風 | 水・氷 | 電撃 | 光 | 音波 |
4(10) | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
特徴名 | 特徴の説明 | CP |
---|---|---|
意思の強さ(3レベル) | 人間である隆行が持ってたもの。諦めて、たまるか。 | 12 |
反射神経 | 人間である隆行がもっていたものを妖怪であるゲラルトの身体で性能を上げたもの。 | 15 |
法の番人 | いやまぁ、一応新人警察官なんでな。……法で裁けない奴であろうが、許せねぇのはうっかり殴ったりするけど | 5 |
合計 | 32cp |
特徴名 | 特徴の説明 | CP |
---|---|---|
直情 | 考えるよりもまず行動する | -10 |
特異な視点:性本能が起きない | そら身体の大部分スライムに置き換わってるし…… | -5 |
英雄の名誉 | 悪を許せずに突撃してしまう。(そして死にかけた) | -15 |
合計 | -30 |
妖力名 | 解説 | 増減 | CP |
---|---|---|---|
基本セット | 機械に対する透明解除。死んだらそれまで | 0% | 25 |
外見の印象 | 醜怪 | 0% | 15 |
人間変身 | 隆行の形態になる。衣服は戻る。一日4回までしか変身できない。左肩から先はゲラルトのまま | -30% | 24 |
追加HP | 50点分妖怪時のみ追加される | -30% | 17 |
液体の身体 | 並荷まで持てる液体の身体となっている | 0% | 30 |
伸長1レベル | 妖怪時のみ、腕だけ伸びる | -30% | 24 |
再生 | 一瞬で再生する。妖怪時のみ、他人に影響もする | 10% | 110 |
防護点(何でも)4点 | 人間時でもゲラルトで補強されてる効果が出てる | 0% | 16 |
特殊移動 | 妖怪時のみはいずり移動になる | -30% | 3 |
追加HP | 50点分人間時でも入ってます。ゲラルトの影響 | 0% | 25 |
防護点(何でも)6点 | 妖怪時のみゲラルトが表で防ぎ始める | -30% | 16 |
追加体力・15 | 妖怪時のみ力が増す | -30% | 42 |
追加敏捷度・13 | 妖怪時のみ速度が増す | -30% | 21 |
追加知力・14 | 妖怪時のみ思考の巡りがよくなる | -30% | 31 |
余分な頭・協力思考 | 人間時のみ、左肩から先がゲラルトのまま。 | -30% | 56 |
合計 | 455 |
癖 |
---|
ヒーロー好き:戦隊ヒーローとか、仮面ライダーとか好きだぜ? |
理不尽が嫌い:理不尽に屈したら、かっこ悪いだろ! |
知りたがり:これってなんでなんだろう? |
ゼリーが好き:これ、おいしい♪ |
変身するときポーズを決める:「行くぜ、相棒!」 「うん、いこっ」 『変身!』 |
−5 |
全所持CP | 使用CP総計 | 未使用CP |
---|---|---|
672 | 596 | 76 |
同日、おかきさんの卓で経験値6CPを入手
2014/09/28 おかきさんのキャンペーンにて経験値12CPを入手
2014/10/03 おかきさんの卓にて経験値10CPを入手
2014/10/04 おかきさんのキャンペーンにて経験値10CPを獲得
2014/10/11 おかきさんのキャンペーンにて経験値12CPを獲得
2014/10/11 模擬戦闘にてゆずあんさんが使用。経験値8CPを獲得
2014/10/12 おかきさんの模擬戦闘にて経験点8CPを獲得
【攻撃能力】
酸噴射ことスリィスアルムによる伸長付きの殴り攻撃で10D規模。当たればそれなりには……。
【防御能力】
液体の身体、防護点なんでも、一瞬再生、特殊移動での転倒無しと防御面はかなり高い水準です。
酸噴射ことスリィスアルムによる伸長付きの殴り攻撃で10D規模。当たればそれなりには……。
【防御能力】
液体の身体、防護点なんでも、一瞬再生、特殊移動での転倒無しと防御面はかなり高い水準です。
・とある事件に巻き込まれて死にかけた人間(霧積 隆行)と、死にかけた人間を見つけたスライム(ゲラルト)が融合したもの。
・人間側は囚われの妖怪を助けるために生き延びる手段としてスライムを受け入れている。
・妖怪側はなぜ人間がそうやって生きようとするのかを知るために、自らの身体で欠損部分を補い、妖怪としての力をゆだねている。欠損部位は左肩から先、内蔵の一部(心臓含む)、間接部。左腕は長袖+手袋をして普段は隠している。
・時々左手になっているスライムことゲラルトが左手を人っぽい形に変えて宿主である人間、霧積 隆行と会話を行なう姿も見られる。普段は自我の薄いゲラルトは隆行に全権をゆだねて、妖怪形態を取るときでも指示を待つ始末。
・でも、隆行はそんな相棒のことを子どものように可愛がっている。相棒が少しずつ成長していくのを見るのが楽しみになっているようだ。
・変身時は握りしめた右手を前に突き出してから「いくぜ、相棒!」、右腕を折り曲げて左肩に右手拳を当て「うん、いこっ」、心臓の前に拳が来るように腕を引いてから声を合わせて『変身!』と叫ぶ。
・19歳の頃に両親と共に外国に行ったのだが、そこで起きた事件で両親を失っている。日本に帰る際にミアンの世話になっており、両親を失ったことからミアンの孤児院に身を寄せることになった。そのため、後見人がミアンになっている。
・天敵のらいかと敵対することになったのは、初対面の時にらいかが雷神だと知って、隆行が雷落とされないように「くわばらくわばら」と言ってしまったことがきっかけ。その間にゲラルトがスカートの中を覗きに行ってしまったという経緯を持つ。
〈隆行とゲラルト〉
仕事帰り、ふと自分の顎に右手をやる。最近剃刀を当てていないそこに生えた髭が微かな痛みと共に皮膚を引っ掻く。
今日の風呂の時にでも剃っておくかと頭を掻き、いつものように家への道を進む。
「たかゆき、まって」
突然、何処からともなく声がする。同時に油断なく周囲に目を走らせ、人が少ないことを確認して左手で携帯……否、似てはいるがただの模型を引き抜いて耳に当てる。
「……どうした?」
「この、おみせ、ぜりー、まつり、やってる。かって、こ?」
「ふむ。ゼリーが食べたいのか」
くぐもった声。それは模型から出ているわけではない。その模型を握る左手自体が喋っていた。左手だけに嵌めている手袋が、水色から微かに緑色の混ざった色に変わっていく。オレの身体の色々な部分を補っている相棒……ゲラルトが左腕の構成分を変えて会話可能状態に移行しているのだ。
好物のゼリーを見つけ、どことなくワクワクしたゲラルトの声音に思わず笑みが浮かぶ。相変わらず可愛い奴だなと目を細めてちらりと左の方を見れば、洋菓子店の側に立つ旗に大きな白桃ゼリーの写真が乗せられていた。
旗に記載されている限りでは、然程値段も高くはない。何ゼリーが良いか聞きつつ、洋菓子店へと足を向ける。
〈小話〉
――昔から、困ってるやつを見捨てられなかった。だからあの時も、助けてという声を聞かなかったことにはできなかった――
雨。ざぁざぁと降り注ぎ、大地とこの身体を濡らしていく雨。不思議と冷たさを感じることは無いそれを、横たわったまま浴び続ける。
かひゅぅ、と吐く息には吐き気を催すほどの錆びた鉄の匂いが混じる。
「……くそ」
本当は今すぐにでも立ち上がりたかった。だが、意識に反して身体は動くことは無い。ぼやける視界を左に動かせば、真っ赤に染まった服と左腕のある場所に腕が無いのが見える。その先には、ありえない角度で曲がった足まで見えていた。
ここで死ぬのか、と声に出さずに呟く。ふざけるな、と残った右手を握りしめる。
「死ね、るか……」
ヒーローにあこがれていた。誰かを救えるのが綺麗だと感じた。感謝の言葉が嬉しかった。頼られるのが誇りだった。悲しい顔をされるのが苦しかった。
何より、安心した顔を見ると力が湧いてきた。
赤い液体が身体から流れるたびに意識が遠のく。口を開けば何かが込み上げる。強引に閉じて飲み込む。
死ねない。死んではならない。ここで死んだら救えない。死んだら悲しまれる。生きたい。生きねば。生きてまた助けに行く。生き延びてもう一度救いに行く。
浮かんでは消える思考。呼吸は細く、進みは鈍い。
「……。…………?」
暗がりの中から、何かが聞こえた気がして。
「生き……る……ん……」
意識が、闇に染まった。
・人間側は囚われの妖怪を助けるために生き延びる手段としてスライムを受け入れている。
・妖怪側はなぜ人間がそうやって生きようとするのかを知るために、自らの身体で欠損部分を補い、妖怪としての力をゆだねている。欠損部位は左肩から先、内蔵の一部(心臓含む)、間接部。左腕は長袖+手袋をして普段は隠している。
・時々左手になっているスライムことゲラルトが左手を人っぽい形に変えて宿主である人間、霧積 隆行と会話を行なう姿も見られる。普段は自我の薄いゲラルトは隆行に全権をゆだねて、妖怪形態を取るときでも指示を待つ始末。
・でも、隆行はそんな相棒のことを子どものように可愛がっている。相棒が少しずつ成長していくのを見るのが楽しみになっているようだ。
・変身時は握りしめた右手を前に突き出してから「いくぜ、相棒!」、右腕を折り曲げて左肩に右手拳を当て「うん、いこっ」、心臓の前に拳が来るように腕を引いてから声を合わせて『変身!』と叫ぶ。
・19歳の頃に両親と共に外国に行ったのだが、そこで起きた事件で両親を失っている。日本に帰る際にミアンの世話になっており、両親を失ったことからミアンの孤児院に身を寄せることになった。そのため、後見人がミアンになっている。
・天敵のらいかと敵対することになったのは、初対面の時にらいかが雷神だと知って、隆行が雷落とされないように「くわばらくわばら」と言ってしまったことがきっかけ。その間にゲラルトがスカートの中を覗きに行ってしまったという経緯を持つ。
〈隆行とゲラルト〉
仕事帰り、ふと自分の顎に右手をやる。最近剃刀を当てていないそこに生えた髭が微かな痛みと共に皮膚を引っ掻く。
今日の風呂の時にでも剃っておくかと頭を掻き、いつものように家への道を進む。
「たかゆき、まって」
突然、何処からともなく声がする。同時に油断なく周囲に目を走らせ、人が少ないことを確認して左手で携帯……否、似てはいるがただの模型を引き抜いて耳に当てる。
「……どうした?」
「この、おみせ、ぜりー、まつり、やってる。かって、こ?」
「ふむ。ゼリーが食べたいのか」
くぐもった声。それは模型から出ているわけではない。その模型を握る左手自体が喋っていた。左手だけに嵌めている手袋が、水色から微かに緑色の混ざった色に変わっていく。オレの身体の色々な部分を補っている相棒……ゲラルトが左腕の構成分を変えて会話可能状態に移行しているのだ。
好物のゼリーを見つけ、どことなくワクワクしたゲラルトの声音に思わず笑みが浮かぶ。相変わらず可愛い奴だなと目を細めてちらりと左の方を見れば、洋菓子店の側に立つ旗に大きな白桃ゼリーの写真が乗せられていた。
旗に記載されている限りでは、然程値段も高くはない。何ゼリーが良いか聞きつつ、洋菓子店へと足を向ける。
〈小話〉
――昔から、困ってるやつを見捨てられなかった。だからあの時も、助けてという声を聞かなかったことにはできなかった――
雨。ざぁざぁと降り注ぎ、大地とこの身体を濡らしていく雨。不思議と冷たさを感じることは無いそれを、横たわったまま浴び続ける。
かひゅぅ、と吐く息には吐き気を催すほどの錆びた鉄の匂いが混じる。
「……くそ」
本当は今すぐにでも立ち上がりたかった。だが、意識に反して身体は動くことは無い。ぼやける視界を左に動かせば、真っ赤に染まった服と左腕のある場所に腕が無いのが見える。その先には、ありえない角度で曲がった足まで見えていた。
ここで死ぬのか、と声に出さずに呟く。ふざけるな、と残った右手を握りしめる。
「死ね、るか……」
ヒーローにあこがれていた。誰かを救えるのが綺麗だと感じた。感謝の言葉が嬉しかった。頼られるのが誇りだった。悲しい顔をされるのが苦しかった。
何より、安心した顔を見ると力が湧いてきた。
赤い液体が身体から流れるたびに意識が遠のく。口を開けば何かが込み上げる。強引に閉じて飲み込む。
死ねない。死んではならない。ここで死んだら救えない。死んだら悲しまれる。生きたい。生きねば。生きてまた助けに行く。生き延びてもう一度救いに行く。
浮かんでは消える思考。呼吸は細く、進みは鈍い。
「……。…………?」
暗がりの中から、何かが聞こえた気がして。
「生き……る……ん……」
意識が、闇に染まった。
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