MikuMikuDance(MMD)を用いた紳士動画を製作していくwikiです。

このページははじめての紳士動画の一行程です。


MikuMikuMoving(MMM)で動画を作成する


※動画作成にMMMを使用する場合、今回のモーションだとMagiArmIKで腕IKを作成していると腕や手首が荒ぶります。
準標準ボーンをプラグインで追加すれば、荒ぶるのが手首だけで済みますが、手首のモーション修正は必須になります。

1.MikuMikuMoving(MMM)のダウンロード

MikuMikuMoving開発ページから最新版をダウンロードして起動する。
V1(V2ではない方)を使った方が無難です。
V2はV1よりも対応エフェクトが限られます。

2.MikuMikuMoving(MMM)の起動

MikuMikuMoving64.exe(64bitOS)またはMikuMikuMoving.exe(32bitOS)を実行してください。
公式マニュアル

3.モデルデータ読み込み

ツールバーの「モデル読み込み」ボタンを押してください。(画面左下の方にも小さいボタンがあります)

ファイル選択画面が出てくるので、紳士用に改変したアリスちゃんのpmxを指定します。
白い画面の中央にアリスちゃんが表示されたらOKです。

4.ステージデータ読み込み

今回のステージもpmxモデルなので、「モデル読み込み」ボタンを押します。
ダウンロードしておいた、個室ポールダンスステージの「poledance_stage.pmx」を指定します。
金色のポールとアリスちゃんの周りに個室の壁が表示されたらOKです。
ファイル形式が.xのステージもあり、その場合、「アクセサリ読み込み」ボタンで読み込みます。

5.座標軸を非表示にする

メニューの[ビュー]の[座標軸表示]を押して非表示にします。
座標軸は基本的に非表示で良いと思います。
メニュー[スクリーン][地面影]ボタンで地面影を表示できます。ステージとの相性や作る動画の内容により、表示・非表示を決めてください。
メニュー[スクリーン][ソフトシャドウ]ボタンで影をソフトな感じにできます。お好みで。

6.モデルモーションデータ読み込み

画面下の小さいアリスちゃんモデルを選択してください。(四角が青くなる)
ここで選択したモデルに対して、モーションが読み込まれます。
メニュー[ファイル]→[モーションデータ読み込み]ボタンを押してください。(画面左下の方にも小さいボタンがあります)

ファイル選択画面で、サイジングした「改変ポールダンス(ロング)_(モデル名や日付や自分で付けたファイル名).vmd」を選択。
(vmdファイルをMMMにドラッグ&ドロップでも可)
アリスちゃんのポーズが変わったらOKです。
フレーム移動した状態で、モーションを読み込むとそこがモーションの開始位置になります。
(例:0フレームではなく、4フレームに移動しておりモーションを読み込むと、4フレームがモーションの開始位置になる)

普通は0フレームで読み込むので間違わないようにしてください。(自分はよく間違えます)
意図的にモーションの開始位置をずらすことができるわけです。

7.カメラモーションデータ読み込み

画面左下のほうにある、カメラマークを押してください。カメラモードになります。

メニュー[ファイル]→[モーションデータ読み込み]ボタンを押してください。(画面左下の方にも小さいボタンがあります)
カメラモードにすると、カメラモーションが読み込まれます。
ファイル選択画面で、サイジングした「改変カメラ(ロング)_(モデル名や日付や自分で付けたファイル名).vmd」を選択。
アリスちゃんの顔がドアップになったらOKです。

モーションの削除方法(誤ってモーションを読み込んだ時)

間違ってモーションを読み込んでしまった場合、以下のようにモーションを削除します。

8.BGM音楽ファイルの読み込み

用意していたWavファイルを読み込みます。
メニュー[ファイル]→[オーディオ読み込み]ボタンを押します。

タイムラインの上側に青い波形が表示されたら読み込まれています。
フレーム移動時に音を鳴らしたくない場合は、[移動時に音を鳴らす]を押し、チェックを外します。
音量調整は画面右下のほうにあります。(再生時の音量です。録画(動画出力)時には反映されません)
フレーム移動した状態で、オーディオを読み込むとそこがオーディオの開始位置になります。
オーディオの開始位置はオーディオタブで読み込み後も変更できます。詳しくはマニュアルのオーディオ操作をご覧ください。

9.プロジェクトmpjの保存

ここで、一旦プロジェクトを保存しておきましょう。
左上の保存ボタンを押すか、Ctrl+S。

分かりやすい名前を付けて保存してください。
MMMもMMDとして比較して頻度は少ないですが、突如落ちることがあります。こまめに上書き保存(Ctrl+S)しましょう。

10.モーションの修正

11.エフェクトの適用

ド定番エフェクトのAutoLuminous4と、影をきれいにするExcellentshadow2を適用してみましょう。
どちらもそぼろ様が作ったエフェクトです。
エフェクトのマニュアル
AutoLuminous4
ダウンロード→Effectsフォルダ内のAutoLuminous4

明るい材質を光らせるエフェクトです

Excellentshadow2
ダウンロード→Effectsフォルダ内のExcellentshadow2

影をきれいにするエフェクトです

その他のエフェクトはエフェクト紳士向けエフェクトを参照
エフェクト割り当て画面で不要な材質を非表示にできます。モデルの左側の▷を押すと展開され材質一覧が表示されるので、対象材質の右側の「描画なし」を押すと、「(No Rendering)」となり対象材質が消えます。OKボタンを押すのをを忘れずに。フレーム毎に表示・非表示を切り替えることはできませんが、ずっと非表示にしたい材質はこれで消せます。

12.エッジの太さと色を変更する

  • エッジ(モデルの縁線)のを変更したいモデルを選択します。
  • 画面左下の方にある[エッジ]のスライダーか入力で数値を変えると太さが変わります。
  • 画面内にあるモデルのエッジの太さを統一すると、同じ空間にある感じが増します。
  • エッジ色を変えるときはエッジの右側にあるカラーボックス(小さい□)をクリックし、色を変更してください。
PMXモデルのエッジ色を変えることができるのはMMM固有の機能です。MikuMikuDanceではPMXモデルのエッジ色を変えることはできません。PMXエディタで材質ごとに設定する必要があります。 MMDのエッジ(輪郭線)について
サンプル動画は全てのモデルでエッジ太さを0.1にしています。

13.照明を調整する

  • カメラモードにします。
  • 照明タブに切り替えます。
  • R,G,Bそれぞれのスライダーで照明の色を変更。
  • X,Y,Zそれぞれで照明の向きを変えます。
  • Enter押下か[✓](キーフレーム登録)ボタンでフレーム登録されます。
照明を替えるタイミングとしては、カメラアングルの切り替え時でしょうか。
サンプル動画の標準値は、R:1,G:0,B:0.6、X:-0.5,Y:0,Z:0.5です。所々変更しています。

14.AVI出力前に確認する

Aviファイルへの出力はそこそこ時間がかかります。
その前に何回も再生して、しっかり確認しておくことをお勧めします。

15.AVI動画ファイル出力

  • メニュー[ファイル]→[AVI出力]
  • AVI出力画面の出力ファイル欄で出力先とファイル名を指定します。
  • レンダリング設定のサイズ決定はエンコードページ、特に「3.可能な限り高い解像度でMMDから出力」が参考になります。
  • 圧縮フィルタについてはエンコードの特に「4. 出力の際 aviのコーデックにロスレスのものを選択」を参照してください。
  • エンコードページではここではオーディオ出力をせず、エンコード時にWavファイルを追加することを推奨しています。
  • 設定が完了したら、[出力開始]ボタンを押します。
レンダリング設定をプリセットとして保存したり利用したりできます。マニュアル参照。
4Kなどの大きなサイズで出力する場合、Aviファイルのサイズが大きくなり、途中で出力が止まる場合があります
事前にエンコードページの「MMDから大きいaviファイルを出力しようとして途中で止まる場合」に目を通しておいてください。

16.出力したAVIファイル、またはエンコード後の動画を確認し完了

出力したAviファイルは、MMMで再生した場合と内容が異なる場合があります。
Aviファイルが再生できればAviファイルを、Aviファイルの容量が大きく再生が難しい場合はエンコードして動画を確認します。

次の行程<自分だけの紳士動画を作る>

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