MikuMikuDance(MMD)を用いた紳士動画を製作していくwikiです。

このページははじめての紳士動画の一行程です。


前の行程<素材を用意する>

モデルを改変する

※改変前に必ずモデルのreadmeや規約を確認してください!

1.PMXエディタの起動

PMXエディタをダウンロードし、起動します。
(2023年現在、64bit(x64)版と32bit版が同梱されています)
PMXエディタ初心者用セットアップ手順
起動するとPmx編集画面とPmxView画面の2画面が開きます。

64bitOSをお使いの方はPMXエディタ
32bitOSをお使いの方や分からない方は、PMDエディタ 0.1.3.9 (ページ下部にあります)
それぞれダウンロードし、起動します。
詳しい解説はPMXエディタを参照
さらに詳しい解説はPMDエディタの使い方 - VPVPwikiを参照

2.モデルのバックアップ

モデルは突然、入手できなくなることがあります。
また、編集時に誤って上書きし、元ファイルに戻せなくなり、またダウンロードしなおす羽目になることも考えられます。
ですので、ダウンロードしたモデルは編集前にバックアップしておきましょう。
これもreadmeを読むのと同じように習慣づけておきたいところです。
ダウンロードしたZipを別の場所に保管しておくのが確実ですが、編集するpmxファイルやテクスチャ画像だけバックアップする方法もあります。

3.PMXエディタでモデルを開く

バックアップしたことを確認したら、PMXエディタで先ほどダウンロードしたalice_髪修正Ver111025.pmdを開いてみてください。
  • PMXエディタの[ファイル]→[開く]。
  • ドラッグ&ドロップでも開けますが「追加選択/サイズ調整」画面が出てきます。そのまま「OK」を押してください。(インポート方式が新規)
PmxViewの左下の⦿ボタンを押して青いボーンを非表示にすれば、下の画像のようになるはずです。表示が画像と違う場合はダウンロードや解凍がうまくいっていないと思いますのでやり直してください。
pmxファイルおよびpmdファイルにPMXエディタを関連付けておくと後々楽です。
(pmxファイルを右クリック→別のプログラムを選択→PMXエディタのexeを選択→常に使う)

4.モデルを別名で保存する

一旦、別名を付けてpmx形式でモデルを保存します。[ファイル]→[名前を付けて保存]
ファイル名の後ろに「_紳士用改変」など、目的や改造個所などわかりやすい文字列を付けておくとよいです。
今回のアリスモデルはpmdという古い形式です。2023年現在、新しく配布されるMMD用モデルは大体がpmx形式です。

5.モデルの材質整理(不要な材質削除や材質名変更)

モデルの左右にトンファーや踏切の遮断機のような物体がありますが、今回の紳士動画では使わないので削除します。
削除せずに、透明にするモーフや縮小するモーフを追加して、非表示にする方法もあります。
(左右のトンファー銃は縮小モーフがありますが、今回は削除します)
下の透けモーフについての説明が参考になると思います。
今回はやりませんが、sdPBRやRay-MMDなど、材質ごとにエフェクトを割り当てやすくするために、材質の名前をわかりやすく変更しておくとよいです。
(顔、腕、脚、上着、パンツなど)

モデルの材質削除(長いので収納)

6.不要なボーン、剛体、Jointの削除

材質の他に、モデル作者さんがMMDの中で動かせるように設定したオブジェクトには、
ボーンや剛体、Jointが設定されている場合があります。特に剛体は残しておくと他の剛体に影響し、悪さをする可能性が高いです。
PmxView左下の⦿ボタンなどで、ボーン、剛体、Jointそれぞれの表示を切替できます。
(カーソルを合わせるとツールチップで何のボタンかわかります)

Pmx編集画面の各タブで、先ほどの材質と同じ要領でボーン、剛体、Jointを削除していきましょう。

7.乳首隠し

服の透けモーフを実装予定ですが、透けさせると乳首がポロリしてしまいます。
IwaraのEcchiに投稿するのであれば問題ありませんが、ニコニコやYoutubeへの投稿はアウトです。
投稿できたとして、すぐに消されてしまいます。運営と削除チキンレースするのはお勧めしません。
ニコニコの削除基準

ですので、乳首隠しをしましょう。

8.透けモーフを実装する

「門を開く者 アリス」には既に脱衣モーフ(頂点モーフ)が組み込まれていますが、
追加で透けモーフ(材質モーフ)を実装してみましょう。

透けモーフ実装前の材質分け


透けモーフの実装と確認

もっと衣装変化にこだわりたい

衣装ページ(コメント欄も)や首の挿げ替えページを見たり、他の紳士MMDerの解説をあさりましょう。

モーション修正の準備

「門を開く者 アリス」にはグルーブボーンなどの準標準ボーンがありません。モーションによっては変な挙動になるので、プラグインで追加することを推奨します。(古いモデルには無い場合が多いです)
PMDE_PluginsのSemiStandardBones.zip(準標準ボーン追加プラグイン[そぼろ様])
準標準ボーンをプラグインで追加
プラグインのインストールはPMXエディタの「プラグイン」を参照してください。
MagiArmIKで腕IKを作成しておけば、ポールを腕でつかませる修正は少し楽になります。
腕オルタボーンを作成しておけば、ボーンを多段化してキーフレームをいじらなくて済みます。
腕切替モーフで指のモーションを残したい場合は、腕切替モーフを複製し、指の打消,IKを削除しましょう。
プラグインのインストールはPMXエディタの「プラグイン」を参照してください。
動画作成にMMMを使用する場合、今回のモーションだとMagiArmIKで腕IKを作成していると腕や手首が荒ぶります。
準標準ボーンをプラグインで追加すれば、荒ぶるのが手首だけで済みますが、手首のモーション修正は必須になります。

IKMakerX(腕IK作成プラグイン)で腕IKを作成しておいた方が、ポールを腕でつかませる修正は楽です。
モーション調整用ボーンを作成して、モーションを修正したい方はとある紳士MMDerさんのこのページのモデルの改造(ボーン多段化)を参照してください。

9.モデルデータの検証

Pmx編集画面のメニュー[ファイル]一番下の[PMXデータの状態検証]。

10.事後処理

モデルのフォルダ内にある、使用しないpmd・pmxファイルをバックアップ等の名前を付けたフォルダに移動して、
使うpmxファイルだけ残しておくと、MMDでモデルを読み込むときに間違うことがないです。

次の行程<モーションデータのサイジング>

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