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「ストック機」を一般的なものにしたと言っても過言ではない山佐4号機。
内部成立したボーナスは一時的にストックし、規定ゲーム数で放出する。
リール上部のドットで様々な演出を行い、ゲーム性を高めてる。
リプレイ外しは2回目のJacIn終了後、中押しで赤7狙い、右フリー。
リプレイの成立ラインによって中段なら赤7を中〜下段、右下がりなら枠内に白7を狙う。
難易度としては決して高くないハズシと言っていい。
15枚役であるオレンジもそこそこ成立するため、効果は高い。
天井はストックあり時は1280G、ない場合は成立時点から1280G。設定6のみ1028G。
128Gまでに70％ボーナスを放出するため、ここまでが「天国」と言われた。
また、設定変更時は内部のストックを１消費しRTテーブルを再設定するため
70％の確率で128Gまでにボーナスを放出する。
RTゲーム数、BIG中のハズレ確率などに設定差がある。

同じく山佐の「リノ」によって実現したストック機についてちょっとだけ解説。
通常、パチスロは同一設定内での小役確率の変更は認められていない。
つまり、ある時点からボーナス確率を上げるなどは仕様上できない。
しかし、リプレイについては厳密に言うと「小役」ではなく変更が認められた。
それを使ったのが所謂「RT（リプレイタイム）」となる。
（これに小役ナビを付けたのがART（アシストリプレイタイム）となる。）
ストック機はそれを使用し、内部的にRT状態とすることで小役優先制御のため
成立したボーナスを出現しないようにしてしまった…というものである。
この際、制御でリプレイは揃わないようにしているため、外部からは見分けがつかない。

また、「リノ」では電源のON/OFFでストックは消えてしまったため朝一は常に空だった。
本機はそれをRAM上に保管し、電源断では消えない仕様となっている。
その他、テーブルを使用したRT制御や天国モードの存在、設定変更時の挙動など
その後盛隆を極める「ストック機」の概念を決めた歴史的な機種とも言える。
欠点としては天国率が高く比較的ストックが切れやすい仕様となっていたため
高設定を打つとストック切れ…という事がよくあった。

エンペラーについては比較的天国内でのループが高く、はまりも200程度と浅い。
おすすめしてもいいかなと言えるレベルではないかと思う。
気になるのはハイアバの説明に「ストック0のとき」とあり
ストック切れを起こす仕様ではないかという点。
確かに実機はストックが切れる仕様だったがそこまで再現せんでも…
長時間遊戯の際には思った以上の効果はないかもしれない。

Androidの方がBR振り分けが均等に近いように感じる。特に破壊使用時は明確に違う。
iOSでは比較的BIGに依る傾向が強いのでREG系のミッションで使用する際には注意。
あくまで個人的な感想である。

リプレイ外しの効果が高いため、達人は必須と言える。
破壊については稀に数十ゲームはまることもあるが
基本的にはかなり高い確率で当たる。ストックも無視してるように思う。
ただし、成立時のドット演出がちょっと長めの場合があり
そのあたりが破壊使用時に若干邪魔。達人で即揃えで効率よく破壊を使用したい。

キングパルサーのハイパーアバターは39種類。他にはあまりない「ストック0」がポイント。
【GR】については「ストック0」の際の挙動が追加されるのが大きい。
キングパルサーは仕様上、どうしてもストック切れを起こしやすい機種であり
0になった際に内部ストックするのは安定した出玉に繋がる。
同様の理由で【UR】魔女もお勧めできるアバターとなる。
また、【SR】白7はREGをBIGに書き換えるので枚数増加が見込める。
SRという事で育てやすいこともアリ、お勧めできる。

ドット演出があるものの、それほど数は多くない。
そのため、連荘やリーチ名に関する項目が比較的多く設定されている。
一部リーチ目について、どうやら成立ゲームでしか出ないものがあるようなので
その辺が若干難易度を挙げているかもしれない。
レアな演出がそれほど多くないため、破壊使用によってクリアとなる項目も多く
難易度は比較的容易な部類に入るのではないか？

ストック機と言え一般的なボーナス機。しかも、128Gまでの連荘率も比較的高い。
短いゲーム数である程度のボーナスが必要なミッションでは重宝する。
他のストック機に比べても使いやすい機種ではないかと思う。
スタミのようにホール限定だとあっという間に満席になるので注意。

実機では大変お世話になった機種。
400Gハマりを探して512Gまで、当たったら128Gまで。
この狙い台をしっかり探して打つことで収支は安定してプラスとなった。
仕事帰りに途中にあるパチ屋によってこの台を探して打つだけ。
お小遣い稼ぎにもってこいの台だったと言える。
個人的にはドット演出もガチャガチャしてないし適度にあおってくれて好きであった。


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