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　大都技研が2003年に出した4号機。正確には4.5号機に分類される。「ボーナスインフラグ持ち越し機能」を搭載したボーナスとAT「ビッグバンドライブ（以下、BBD）」を搭載する。ボーナスインフラグ持ち越し機能を初めて搭載した「バンバン」の後継機種の位置づけ。

　通常時は当時としてはおなじみの内部状態があり、その状態によりBBDの当選確率が異なる。状態はボーナスやチェリーなどで変化し、リプレイで転落抽選する。ボーナス後の高確率は平均70G継続。宇宙船揃いの10％で移行する超高確は5Gしか継続しないものの、その間に強ハズレを引いた場合は100％BBD当選。

　BIGは約1/400、REGは約1/1400〜1/2400とかなり重い。当時の獣王が作った流れとも言えるが4.5号機であるためかなりきついものとなる。BIGはシフト持ち越しをするため、JACIN2回後は逆押し。成立したJACINは持ち越して最後に順押しとなり揃える。また、15枚役はビタ押しが必要。

　ATであるBBDは4.3枚/1Gで20、50、100G継続。強ハズレ、BIG成立、チェリー成立で抽選。当選回数はテーブル管理となっており、最大で30回。低確時は偶数設定が当たりやすく連チャンしにくい。奇数設定は逆。高確時は高設定が当たりやすい。BBD中の宇宙船成立時1/3でエクストラステージに移行、3機でスタートした宇宙船の残機が0になるまで続く「残機管理型」となる。リプレイの1/25で減、宇宙船成立で増となる。平均75G継続。

　設定差はボーナス、ART当選確率、レア小役確率など。天井はちょっとややこしいが成立時に高確移行しなかったチェリーがBIG間で19回になった時点からBIG、BBD当選まで内部状態が高確のままとなる。

　「バンバン」は大都技研になる前の「エーアイ」での導入となっている。シフト持ち越し機能は吉宗により一般的となったが「バンバン」が最初であり人気機種だったが、その後継機として何故かAT搭載で発売された。当時は爆裂AT時代が終焉、ストック機時代であったため人気とならず（事実、同年に北斗初代、吉宗が発表されている）。ただ、この時期でも設定1でも万枚が狙える機種だった。

　エンペラーはあまり強いとは言えない。通常時が元々重い仕様のため、多少優遇したところで...といったところか。

　フラグ持ち越しのためナビ通りに打てばいいのだが、4号機でボーナス中にビタ押しアリの時点で達人推奨。
　直撃券はBIG当選。元々が重たいのでアタック時は必須？？？
　ボナカはボーナス、ATを高速消化する。超高速アリ。4号機ではあるがゲーム数固定のため、長くAT状態とするにはエクストラ突入が条件となる。
　破壊はBIG確率上昇。元々のボーナス確率が悪いこともあり、ボコボコ当たるわけではない。できればAT中に使いたいがゲーム数固定のため、長くAT状態とするにはエクストラ突入が条件となる。

　バンバンダッシュのハイパーアバターは20種類と最近にしては少な目。
　【GR】は基本的にBBDに関するもので当然強め。エクストラ突入時の【GR】UFOをどう評価するか（バグは除く）。破壊を絡めて使った際に効果が大きそうだが…
　【UR】は付けて損はなさそうだけど育てるとなった場合にどうか。【UR】WINランプ、【UR】ギャラクシーランプどちらも直接BBDを当選させるものではなく、もう1ステップ必要になる。個人的には育てたいとは思わない。

　ドット演出の内容やBBDの当選がメインとなっているが、非常に楽。クリア初日で50人とか。1週間もかからずに100人になってしまった。ここまで手ごたえがないマイレコもなんだかな…といった内容。

　鬼ミッション対象機種。超高速アリ4号機なのに。やっぱりBBDがゲーム数管理なのが大きいのか。
　ボーナスが非常に重たく、特にREGはかなり出ない。この機種で、というミッションも特に見当たらないので他機種打った方がいい。

　本機については存在は知っていたが、見たことはない。北斗、吉宗時代のちょっと前なのでパチスロ打ってはいたのだが…当時は大都も今の様な人気メーカーではなかったしね。正直、このスペックでゲームで打ちたいとは…せめて破壊がBBDに対してまともに効いてくれればよかったのだが。



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