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　平和の人気シリーズ、戦国乙女のパチンコ版第1弾。正式名称は「CRA戦国乙女M9AX」。

　通常1/99、確変1/15.2、大当たりは9R、15Rの2種類。確変突入率は100%で8回転のST。このST間の演出が初当たり時は乙女アタックであり、当然ながら相手で期待が変わる。この当時よりオウガイは無理ゲー。何せ全員で攻撃して片膝付くだけだから…ただムラサメは案外当たる。コタロウはもちろん熱いけど負けもアリ。
　ST中に当選すると次回以降は戦国モードとなり通常のリール演出になる。初当たりのSTをクリアできなかった場合は乙女モードになり通常に戻るため、時短なし。初当たりのSTをクリアするとST後は92回転の時短が付く。15Rの振り分けはかなり少ないため、「出ればラッキー」ぐらいに考えた方がいい。

　戦国乙女のホントの最初となる本機、2008年の機種のため色々懐かしい。この時は楽曲もなく、大当たり中は普通に音楽であった。また、リーチ演出があまりガチャガチャしない。役物もあまり目立った動きはなく、かなり控えめ。何より大きな違いは電チューが通常時も案外拾うこと。まあ、この辺は当時としては当然であった。
　あと…萌えカットインがエロい。特に上杉ケンシン。しかし当てにならない。よく外す。あっ、足利ヨシテルがこの時は不在で、乙女アタックの8人構成である。

　何故か甘デジである。どうせなら1/299Ver.にしてくれればいいのに…TwitterのRTによるアイテムプレゼントでもアバターガチャまで届かなったことが、この台に対する「ユーザーの期待」の表れではないかと思う。12年前の機種という事で今の演出と比較するとかなりおとなしめ。まあ、「激アツの...」とかマイレコにある演出もあっさり外すのはこの機種の遺伝子。

　エンペラーは...まあ、回りはいいのかなと思うが何せ1/99。ほっといても普通に連荘することもあるため、特にエンペラーで打つ台ではないかと思う。

　演出があまり長いわけではないが、それなりに時間がかかるので達人で止め撃ち。
　直撃券は初当たり時にはSTを引かないと時短が付かないためかなり損をする。STで当たることを祈るか、ST中にもう一枚直撃券を使用するか…
　ボナカは大当たりを一瞬で終わらす。パチで破壊の際は必須。
　破壊は大当たり確率上昇。ST中だとかなりの確率で当たるが、抜けるとなかなか当たらないことも。元々パチンコは演出のため無駄時間が多く、積極的に破壊を使用して...というのはあまりお勧めではない。時短中に当たれば時短は継続されるので時短中はある程度意味ある。基本はSTクリア後に使用…が得策と思われる。

　CRA戦国乙女のハイパーアバターは35種類。各種キャラ、取り揃えております。
　【GR】はすべて強力も一長一短な印象。この中では15R優遇の【GR】榛名イエヤスかな。15R振り分けは通常だと非常に低いので、優遇されると出玉に直結する。初当たりとかはアイテムで何とでもなってしまうので。
　【UR】が若干弱い印象。あえてなら【UR】初当たり15R優遇だが育てるまでも…という感じ。
　CRA戦国乙女のアバターに関してはGRが欲しいところかと思う。

　各キャラのリーチ演出がメイン。
　通常リーチ、ロングリーチ、萌えカットイン…などなど、とりあえず各キャラについて出現させる必要がある。プレミアム系が若干出にくい印象ではあるが、それ以外はそこまでの難易度ではない。全体的にはそれほど難しいレベルではないと思われる。

　直撃券が確変ではなく、出玉数も少ない本機はちょっと攻めようとは思えない。確変に入れば機種の特性上、ある程度の回数は稼げるが...短時間である程度の回数の当たりを取りたい場合などの特殊な条件を除き、素直に違う台で攻めた方がいいと思われる。

　まさかの甘デジには驚いた。確かにパチ屋では軽く当たりも取れるし、機種によってはそれなりに出るから打つことあるけど…流石にゲームで打つ気になれない。その思いがこの文章にも現れているのではないかと思う。今のところは新台なのでイベントにだいぶ使われているが、今後どうなるか…



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