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<イラストタイトル>
ジャイアントペンギンの佇まい――始新世の海岸にて
<動物コメント>
◎動物行動学者 宮崎 正峰
ペンギンには恐竜がいなくなった後、新生代(およそ6600万年前以降)に入ってから誕生したと考えられている。鳥類の出現は中生代初期〜中期であるとされているので、ペンギンは鳥の出現から1億年ほど経って誕生したことになる。
ニュージーランド・オタゴ大学のイワン・フォーダイス博士はペンギンの化石研究の第一人者であり、彼によるとジャイアントペンギンは現生の最大種、コウテイペンギンよりもはるかに大きく、その体をいかして長時間の潜水で効率良くエサをとっていたのではないかと考えられている。
(2020年1月公開)
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