ビジネス会議を成功させるためのやり方・進め方のルール

議論を板書する必要性はこれまでに繰り返し説明しましたが、「何を」「どのように」板書する必要があるでしょうか。やや抽象的な言いかたをすれば「板書は会議の最中に議論を活性化させ、議論が終わった後に議事録となるもの」であるべきです。ですから最低限、発言者のキーワード、会議の決定事項、宿題とその担当者と期限について板書しましょう。可能であれば、議論の経過・流れ、論点なども板書しておくと、後で「何でこの決定になったんだ?」と思った時に思い出すことができます。

また板書の際の注意点としては、発言者を書かないことです。発言は発言者と切り離して、板書し発言者を含む参加者全員の意見として扱うことが大切です。もし発言者を書いてしまうと、その発言に対して異論を出しにくくなったり、また批判された場合、個人に対しての攻撃のように感じてしまったりするからです。ですから発言を書いても、発言者名を書くのは控えましょう。

□ルール40 議論を活性化する板書を行なう

□ルール41 議事録となる板書を行なう

□ルール42 発言者の名前を書かない



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付録


プロフィール

高田ヨシノリ
システムエンジニア

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