あらゆる架空国家が併存するモザイク世界

フェルナンデス家

フェルナンデス家の紋章
基本情報
家祖アンジェロ・フェルナンデス
分類貴族
根拠地ポルト・エスターリオ
現当主イザベル・フェルナンデス



概要

ファゼンダ・フェルナンデスを根拠地にする一族。
ポルトガル王朝の臣下で15世紀にギニアに到達した、アルヴァロ・フェルナンデスの庶子の末裔を名乗るが信憑性は薄い。

紋章

フェルナンデス家の紋章は、ルシタニアカラーのイベリア盾にミサゴと錨をあしらう物となる。

歴史

前史

1446年、ギネ(ギニア)に到達したアルヴァロ・フェルナンデスは、ポルトガル海上王国のカピタンであった。
そのアルヴァロが海外にて設けた庶子の家がフェルナンデス家のルーツとされている。
庶子の末裔は、ポルトガル植民地を転々とし、ようやくブラジルに安住の地を見つけたとされている。

家祖

現フェルナンデス家は、18世紀にルシタニア王国?より子爵号を授与されたアンジェロ・フェルナンデスを家祖とするのが一般的である。
アンジェロはルシタニア王国?より補給港を預かり、コロネリズモによる特権を行使しつつ、ポルト・アスターリオ?を切り開いたと言われる。

発展

19世紀入りアンジェロの跡を継いだニコラスは、ポルト・エスターリオ周辺の原住民達の融和政策を打ち出し、当時ナディア川?流域で最も勢力が強かった原住民の族長の娘を娶り、彼らと血縁による盟友関係を作り出す。
しかし、実態はヴェスト台地?の農耕適正地と、ナディア川?流域の好漁場を入手するための物であった。
これにより原住民を労働力として取り込みつつ、原住民達が敵対する他部族を駆逐することに成功。
ポルト・エスターリオ周辺はルシタニア王国?の支配下に入り、ニコラスは正式にポルト・エスターリオ総督?として任命された。
その後、ニコラスより3代後になる5代目のジョアンの時代にナディア水門?と用水路が完成し、本格的な開拓が始まる。
おりしも産業革命の時期。
蒸気、電信、ガス燈等を取り入れ、ジョアンの代にフェルナンデス家は飛躍的に富を増やすことになる。

転機

ジョアンの代の1889年。
ルシタニア王国?は共和政府により幕を閉じた。
ジョアンは王党派を迎い入れつつ、ポルト・エスターリオの近代化ならびに共和政府との対決に備えたが、過労が祟り急逝してしまう。
ジョアンは3人の息子を若くして失い、遺児はイザベルのみであった。
フェルナンデス家の臣下たちは、遺児であるイザベル・フェルナンデスを当主とする事で合意し、イザベル・フェルナンデスは20代で女性ながらフェルナンデス家を継ぐことになる。
イザベル・フェルナンデスはジョアンより理想家であり、かつアンジェロより合理的な考えをする女性であり、持ち前の行動力でフェルナンデス家の勢力を広げている。

一門

メンデス家

2代前にフェルナンデス家の一門となった家。
当主は男爵号を継承すると共に、ポルト・エスターリオ内のファゼンダ・フェルナンデスの代官を任じられている。
現在の長女のルシアイザベルと曽祖父母が同じとなり、幼い頃からフェルナンデス家に出仕している。

家臣団

リカルド・オリベイラ?

騎士。
フェルナンデス家の侍従長、セルボを選出し家事を仕切る。

セルボ

家事使用人の事。
ルシア・メンデス等メイド3名、庭師1名、料理人1名。

バルケイロ

小型帆船?の漕手。
10隻所有しており、30人のバルケイロ(漕ぎ手)を雇っている。

コロノ

農業の従事者でファゼンダ・フェルナンデスの住民の殆どがコロノとなる。
基本的には労働力になる成人男子を差し、その家族は含まれない。
彼等には住居が用意され、その上で生産率による給与が支払われている。

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