最終更新: sakashima2 2021年05月29日(土) 20:26:44履歴
曽呂利真太郎(そろり しんたろう) | |
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愛称 | 「室町の師匠」「室町のご隠居」 |
本名 | 長谷川長義 |
性別 | 男 |
年齢 | 51歳 |
種族 | 人間 |
身長 | 170センチメートル |
体重 | 70キログラム |
誕生日 | 1月5日 |
血液型 | AB型 |
職業 | 扶桑国 落語家(噺家) |
宗教 | 神道、仏教 |
趣味 | 書画 |
言語 | 扶桑語 |
曽呂利真太郎は江戸時代中期の旗本の長男として生まれた。長男だったので父からは剣術や弓術、茶道など「武家の嗜み」を叩き込まれた。しかし元服する頃、たまたま町中の寄席に忍び込んで「落語」を見、その面白さにたちまち虜となる。その後は寄席に入り浸り、様々な落語を聞く落語マニアとなったが、弓術などの手習は疎かにしてしまい、父親からは怒られ、周囲からは「町人文化に熱中するなど武士の風上にも置けない」などと言われ、白い目で見られ鬱屈した日々を送っていた。彼自身は「自分がもし生まれ変わったら絶対噺家になる」と妄想し、自身が落語家になったらこう話す、という妄想のネタ帳を書いてはその鬱憤を紛らわしていた。
30代でモザイク第2地球へ転移。彼はこれ幸いと自身のネタ帳を元に落語を始め、往来で人を集めては落語の真似事を行なっていた。そのうち2、3人と、立ち止まって彼の聞く者が現れた。
手応えを感じた彼は「曽呂利真太郎」という亭号を名乗った。これは、日本で「落語の祖」とされていた「曽呂利新左衛門」にちなんだもので、「自分がここの落語家の祖になる」という意気込みが込められていた。本格的に落語家としての活動を開始した曽呂利真太郎であったが、当時は「扶桑擾乱」と呼ばれる大規模な内乱状態であり、誰もが戦に従軍していたため、食うや食わずの生活がほとんどであったという。
手応えを感じた彼は「曽呂利真太郎」という亭号を名乗った。これは、日本で「落語の祖」とされていた「曽呂利新左衛門」にちなんだもので、「自分がここの落語家の祖になる」という意気込みが込められていた。本格的に落語家としての活動を開始した曽呂利真太郎であったが、当時は「扶桑擾乱」と呼ばれる大規模な内乱状態であり、誰もが戦に従軍していたため、食うや食わずの生活がほとんどであったという。
扶桑国建国後、曽呂利真太郎は往来での落語を続けた。彼の地道な活動に徐々にファンが増え、居酒屋などに彼を招いては落語を見せ木戸銭を払っていた。また、曽呂利真太郎の落語に魅了され弟子入りするものも多くなった。彼は弟子を内弟子として自身の家に住まわせ、家事を手伝ってもらう傍ら落語を教えた。また、落語が曽呂利真太郎一門のお家芸になってしまうのを恐れた彼は、一人前と認めた弟子に亭号を与えて独立させた。
曽呂利真太郎の次の仕事は、落語を一つの文化として国に認めてもらうことであった。彼は「扶桑国落語協会」を設立し、古典落語の整理などを行った。重要課題は式部省による認可と助成金の許可が降りることであった。「お笑い」は基本的に低く見られ、認可は得られないだろうと思われたが、ちょうど式部卿であった坊門忠孝は落語ファンであり、「落語は扶桑国の文化であり、伝統芸能である」とあっさり許可が降りた。その条件として「転移前の落語を古典とし、形を変えず継承すること」というのが出されたため、扶桑国落語協会に所属している落語家は、古典落語を演じられることが条件となっている。
協会設立後も真太郎は精力的に落語を続け、扶桑国民誰もが「名人」と呼ぶ存在となっている。
また多くの施設で「落語教室」を開催、子どもたちや国外の人々へ落語を披露し、落語のファン層を広げようと努力している。
また多くの施設で「落語教室」を開催、子どもたちや国外の人々へ落語を披露し、落語のファン層を広げようと努力している。
「曽呂利真太郎は扶桑国の落語の教科書である」と言われるように、古典落語をきっちりと忠実に演じることでつとに有名である。また、話し方は緩急を使い分けるが、落ち着いた芸風で特に人情噺などのじっくり聴かせる噺に本領を発揮した。
- 明烏
- そば清
- 天狗裁き
- 文七元結
- 目黒のさんま
- 穏やかで落ち着いた性格で、その風貌からファンからは落語に登場する「長屋の隠居」に合わせて「室町の師匠」や「室町のご隠居」と呼ばれる。転移前は「若年寄」と揶揄された。口調やしぐさがあまりにも老人めいていたからである。
- 「おまいさん」「あすこ」など、下町言葉を常用する。その風格は、「落語の登場人物がそのまま抜け出てきたようだ」と称される。
- 弟子には基本的に丁寧語で優しく、しかし時には厳しく指導した。
- 50代になってから書画をはじめ、玄人はだしであるという。
神聖フランス帝国に招かれた際、真太郎はホテルのロビーで「コーヒーはいかがですか」とボーイに問われ、「ああ、結構ですナ、コーヒーなんぞは」と笑顔で答えた。その言い回しがあまりにも落語めいていたので、通訳の者が吹き出したという。
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