最終更新: minorokunavy 2022年03月25日(金) 18:13:21履歴
新たなフリゲート艦の構想は2007年に国防省および軍備整備庁の作成した「次期沿海域哨戒艦に関する調査研究」まで遡る。この研究では新型の防空・戦闘システムの開発と速力を重視した船体の研究がなされた。またこの計画にはパース造船、ブリスベン重工、グレート重工などを筆頭にニスカリマ国内の多くの企業が参加し、実際に建造寸前まで研究は進んだ。
計画は2017年まで保留とされ、同年インドシナ連邦の要請によりフリゲート艦の建造が決定。またニスカリマ帝国海軍からもカルロイド級駆逐艦の後継として建造が要求された。上記の計画案が採用されると思われたが、「コンパクトかつ重武装」の要求により船体に関して再設計が行われた。
計画は2017年まで保留とされ、同年インドシナ連邦の要請によりフリゲート艦の建造が決定。またニスカリマ帝国海軍からもカルロイド級駆逐艦の後継として建造が要求された。上記の計画案が採用されると思われたが、「コンパクトかつ重武装」の要求により船体に関して再設計が行われた。
21型フリゲートでは初期型と上部構造物が大きく設計変更されたMk.2およびMk.2/1が存在する。基本的にMk.2とMk.2/1は設計が同じであり相違点はMk.2/1では新たに開発されたレーザー兵器であるMODIN-HQ6が搭載されている点である。
Mk.2では初期型と比べ上部構造の一体化がすすめられ、初期型では垂直面を挟んでいた船体設計が、Mk.2では最上部まですべて傾斜の付された構造となっている。また前部VLSの廃止や最新のS-MI2レーダーの搭載など様々な変更がなされており非常に外見が異なっている。なおMk.2就役時点で初期型はすべてMk.1として差別化が図られたが、インドシナ連邦輸出用と国内採用艦では違いがあるため国内採用艦はMk1/1とされた。
Mk.2では初期型と比べ上部構造の一体化がすすめられ、初期型では垂直面を挟んでいた船体設計が、Mk.2では最上部まですべて傾斜の付された構造となっている。また前部VLSの廃止や最新のS-MI2レーダーの搭載など様々な変更がなされており非常に外見が異なっている。なおMk.2就役時点で初期型はすべてMk.1として差別化が図られたが、インドシナ連邦輸出用と国内採用艦では違いがあるため国内採用艦はMk1/1とされた。
インドシナ連邦からは「コンパクトかつ重武装」が求められていた。上記の通り研究段階では速力を重視した設計であり重武装には対応できなかったため、本計画では大きく設計が変更され、初期では4000トンが目標だったが最終的には6000トンを超している。そのため前級のカルロイド級に比べて幅広の船体となっている。輸出が前提のため特に飛躍した設計ではなく従来型の単胴船型が採用された。レーダ反射断面積の低減を意識して、全体を通して傾斜が付されている。
現在インドシナ連邦で5隻、ニスカリマ海上帝国で13隻が運用されている。なお全ての艦がパース造船ブロイトン造船所で建造されている。
艦番号 | 艦名 | 建造 | 所属 | |
Mk.1 | F-201 | チャオプラヤー Chao Phraya | パース造船ブロイトン造船所 | ダナン沿海区 (ダナン港) |
F-202 | チャイニット Chinit | パース造船ブロイトン造船所 | カムラン沿海区 (カムラン海軍基地) | |
F-203 | サイゴン Saigon | パース造船ブロイトン造船所 | ハイフォン沿海区 (ハイフォン港) | |
F-204 | ソンマー Song Ma | パース造船ブロイトン造船所 | ダナン沿海区 (ダナン港) | |
F-205 | ナムグム Nam Ngum | パース造船ブロイトン造船所 | ハイフォン沿海区 (ハイフォン港) |
艦番号 | 艦名 | 建造 | 所属 | |
Mk.1/1 | F-211 | ノーフォーク INN Norfolk | パース造船ブロイトン造船所 | 第一護衛艦隊 (パース海軍基地) |
F-212 | アイアン・デューク INN Iron Duke | パース造船ブロイトン造船所 | 第二護衛艦隊 (ニルデン海軍基地) | |
F-213 | モンローズ INN Montrose | パース造船ブロイトン造船所 | 第一護衛艦隊 (パース海軍基地) | |
F-214 | リッチモンド INN Richmond | パース造船ブロイトン造船所 | 第一護衛艦隊 (パース海軍基地) | |
F-215 | セント・アルバンス INN St Albans | パース造船ブロイトン造船所 | 第一護衛艦隊 (パース海軍基地) | |
F-216 | マールバラ INN Marlborough | パース造船ブロイトン造船所 | 第一護衛艦隊 (パース海軍基地) | |
F-217 | サザランド INN Sutherland | パース造船ブロイトン造船所 | 第三護衛艦隊 (ニューパース海軍基地) | |
F-218 | ノーサンバーランド INN Northumberland | パース造船ブロイトン造船所 | 第二護衛艦隊 (ニルデン海軍基地) | |
F-219 | モンマス INN Monmouth | パース造船ブロイトン造船所 | 第二護衛艦隊 (ニルデン海軍基地) | |
F-220 | ポートランド INN Portland | パース造船ブロイトン造船所 | 第三護衛艦隊 (ニューパース海軍基地) | |
Mk.2 | F-221 | グラフトン INN Grafton | パース造船ブロイトン造船所 | 第四護衛艦隊 (タスマニア泊地) |
F-222 | ケント INN Kent | パース造船ブロイトン造船所 | 第五護衛艦隊 (ショートランド泊地) | |
Mk.2/1 | F-223 | ランカスター INN Lancaster | パース造船ブロイトン造船所 | 第六護衛艦隊 (ダーウィン海軍基地) |
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