アインズ・ウール・ゴウン魔導国
詳細
タイプ国家
リーダーアインズ・ウール・ゴウン
種族全ての種族
人口
建国9巻(転移後6ヶ月頃)
首都エ・ランテル
所在地王国、帝国、法国の中間点
Media
登場作品書籍

概要

 アインズ・ウール・ゴウン魔導国は、アインズ・ウール・ゴウン魔導王を名乗るアンデッドの魔法詠唱者が建国した、魔導王を絶対的な支配者として置く専制君主制国家である。首都は元王国領のエ・ランテル。事実上の王城は、エ・ランテルに元々あった都市長の邸宅*1、及び貴賓館を使用している。ナザリックの存在はバハルス帝国リ・エスティーゼ王国に知られている*2。国旗はギルドAOGのギルドフラッグをそのまま使用している。
 他、法律、公用語(文字に限る)、元号、教育、文化、種族など不明な点が多いが、魔導王とその部下によって平和的に統治され、食料が安く非常に治安の良い国になっている。

 web版のエ・ランテル周辺はバハルス帝国が獲得し、帝国の重鎮であるアインズ・ウール・ゴウン辺境侯が封じられる予定。

歴史

 「時系列」を参照。 

社会

 魔導王と側近(ナザリックNPC)が最上位に存在し、庇護下にある者たち全てが平等に扱われる*3。爵位は登場していない。伝説上のアンデッドが労働力として使われ、ドラゴンが空輸のために上空を飛び交い、天敵の種族同士が街に存在している。
 アインズが作成した強大なアンデッドを見た亜人たちは、兵士になるよりも文化、生産、研究などの分野に自分の能力を活かそうとする動きが出ている。アンデッドが単純労働をしていることも要因になっている*4

 アンデッドが支配する周辺に類を見ない多種族国家のため、都市に入るには講習を受けなければならない*5。魔導王と配下のアンデッドがあまりに恐ろしいため、種族の違いによる問題はほぼ無いらしく、微罪はあるが重犯罪は無い*6。あまりに犯罪がないため、実験動物を得るために属国の帝国に犯罪者を要求している*7。13巻幕間によると、「死刑に相当する罪人の引き渡し*8」が行われているが、捜査の結果無罪と分かれば帝国に戻されている。

 種族が違うと外見から相手の区別が難しいため、似た全く別の人物に約束したものを渡すケースが発生している。しかし、死んだ後にアンデッドとして使役されることを恐れているため、話し合いで解決している*9

 占領当初、エ・ランテルの元官僚が全て王国に逃亡したことで内務のほぼ全てがアルベドに集中した。アルベドはアインズが作成した死者の大魔法使いエルダーリッチ6体*10に教育を施し、人材不足の解消にあたっている。支配域の拡大に比例して各方面で人材不足が浮き彫りになり、14巻では新しい機関が作成され始め、現地人の雇用が増えている。

法律

  • ナザリックに法律が存在しなかったため、占領当初は王国の法律をそのまま使用していた*11アルベドデミウルゴスによって、国法の第一章にアインズの権勢を載せたらしい。
  • 国民を食べてはいけない*12
  • 魔導国の冒険者組合に所属する冒険者が他国に鞍替えした場合は反逆罪になる*13
  • 都市に入るためには講習を受けなければならない*14
  • 講習の部屋にいるデスナイトを見て抜刀するとその場で死刑が執行される*15。死体はアンデッドになる。(デスナイトのスキル?*16
  • 衛兵は金品を受け取ってはいけない*17
  • 都市で抜刀は禁止。重罪だが防衛のためなら問題ない*18
  • 犯罪の捜査や裁判では他国では蛮行と思われている精神操作の魔法を使用する*19
バハルス帝国(属国)への要求
  • 軍事力の一部を魔導国軍のアンデッドで補う*20
  • 帝国法の改正。魔導王と側近の絶対性を前文に載せる*21
  • 死刑に相当する罪人の引き渡し*22

モモンの利用

 ナザリックは住民を恐怖で支配しないために、都市で絶大な人気を誇る英雄モモンの存在を利用している。住民たちの心の拠り所と反逆者の抑止のために、モモンは敢えて魔導王の配下となり、いざとなれば魔導王と戦うが、反逆した住民はモモンが処刑する役割になった。表向きは都市の住民を人質に取られ渋々協力している事になっている。住民たちは信頼しているモモンの言葉を信じる形で魔導国の思惑通りに支配されている*23。また、住民たちに他国(主にスレイン法国)の謀略に注意するよう念押ししている*24

 その一環で、魔導王とモモンは協力している事をアピールする目的で、魔導王(アインズ)とモモン(パンドラズ・アクター)は定期的に都市を一緒に歩いている*25。ただし、モモンは常に兜を付けたままだったため、一時期、「モモンは魔導王に殺されてアンデッドが鎧を着ている」という噂が立ったことある*26。それ以降はナーベも必ず連れて歩くようになった。そのせいでナーベのいつもポカが発生してアインズはヒヤヒヤさせられている。
 アインズが演じるモモンよりもパンドラズ・アクターのモモンのほうが英雄然としているらしい*27

アンデッドの利用

 魔導国では労働力にアンデッドを使用している。正体はアインズは死体を使って量産したアンデッドである*28。レンタル業を行い、他国へ輸出をしている。強さでレンタル料が変わり、最も人気があるアンデッドは単純労働用で、販売台数第一位はスケルトン。自国民からもレンタル料を取るらしく、村の開墾の場合は税に上乗せする契約になっている*29
 14巻時の領土でアンデッドを使った農園の収穫量は王国全土に匹敵していた*30。新鮮な食品が安くは手に入ることで、エ・ランテルで食文化が花開きつつある*31
 
エルダーリッチ
 アルベドから教育を受け行政を行っている。会話が可能。
デス・ナイト
 街の警邏。開墾などの重労働用*32。デス・ナイト、デス・ウィザード、デス・ウォリアー、デス・プリースト、デス・アサシンの5人チーム。このレベルのアンデッドは売れ残っている*33
ソウルイーター
 馬車馬代わり。荷物を運んでいる*34。開墾などの重労働用*35
デス・キャバリエ
 不明。帝国が多く借りている*36。会話が可能。
スケルトン
 農耕、土木工事*37、鉱夫*38など、様々な単純労働で利用されている。レンタル料が安い。

魔導国の冒険者

 魔導国は国に属さない独自の組織だった冒険者組合を傘下に取り入れた。
 彼らをモンスター対策の傭兵から、未知を探し様々な発見をする本当の『冒険者』になることをアインズは(表向き)望んでいる*39。真実は魔導国の素晴らしさを他所で広めてもらうためである*40。ナザリックの存在は武力に優れるが相手と友好的に事を進めることが出来ないため、この点も冒険者に期待している*41。魔導国民であれば種族は問わないらしい*42

 国家の機関となったため、魔導国は全面的なバックアップを約束している。具体的には不明だが、マーレがエ・ランテル近郊に訓練用ダンジョンを作成・管理を担当している*43。出現モンスターはナザリックのPOPモンスターを使うらしい*44。国の構成員のため、他国の冒険者組合に鞍替えした場合は反逆罪となる*45

軍事

 ナザリックにいる高レベルモンスター以外の表向きの軍。コキュートスが管理・訓練を行っている*46
 詳細不明だが、アインズが作成したアンデッド、ナザリック・オールドガーダー*47、他少数の亜人種と人間*48が魔導国軍として登場している。魔導国に存在する軍勢という意味では、エンリ・エモットが率いる5,000人のゴブリン軍団がいる。

 媒介(死体)の状況が変わっていなければ、アインズが死体から作成できるアンデッドは40レベルまで*49。アインズはアンデッド作成のスキルを毎日使い切るようにしているため*50(デス・ナイトは一時期ストップしていた*51)、異世界の1年を365日と仮定すると、『365日×1日12体=4,380体』の中位アンデッドを1年で作ることが出来る。また、<下位アンデッド作成>だと1日24体のため、8,760体を作成できる。
 さらに、パンドラズ・アクターがアインズの姿を借りてアンデッド作成を行っている*52。ただしパンドラズ・アクターが変身を解除するとカカシになってしまう*53

 術者のアインズと召喚したアンデッドは離れても意思疎通ができるため、世界中に情報網を張り巡らせる方法をアインズは考えている。アンデッド側からは漠然とした返信しかできない事や、数が多すぎて把握と管理がアインズでは余りに難しいため、11巻時では「現状では不可能」*54 例の如くデミウルゴスの知恵頼みになった。

外交

 巻が進むと特定の国の状況が劇的に変わるため詳細不明。14巻によると各国と交渉をしているらしい。また、王国、法国、都市国家連合の諜報員がエ・ランテルに潜入している*55。諜報員の対応はデミウルゴスが担当しており、黙認されている*56

 9巻で危機的状況だった竜王国が14巻で国璽で登場したため*57、魔導国と何らかの関係を持ったらしい。

ナザリックNPCの役割

アルベド
 魔導国の管理運営のほぼ全て。『守護者統括』では他国に通じないので宰相の肩書で活動している*58
シャルティア・ブラッドフォールン
 飛行系モンスターを使用した空輸便の管理*59。このノウハウを活かした陸送関係の交通網の確立作業。
コキュートス
 アンデッド軍+人間+亜人種を加えた魔導国軍の運営管理・訓練*60
アウラ・ベラ・フィオーラ
 超広域警戒網の管理運営用の機関の作成。
マーレ・ベロ・フィオーレ
 エ・ランテル近郊にダンジョンを作成し、管理している*61。魔導国冒険者組合と若干の関係を持つ。
デミウルゴス
 諜報・情報機関の設立業務*62
セバス・チャン
 エ・ランテルに常駐*63
ユリ・アルファ
 孤児院の運営*64ニグレドペストーニャが手伝っている*65
領域守護者、シモベ
 階層守護者の仕事量が膨大になったため、守護者の仕事を割り振る準備が始まっている*66ハンゾウが諜報員の育成業務を行っている*67

アインズの思惑

世界征服

 アインズは力で進める世界征服とは別に、様々な種族が共存する理想郷を作り、その圧倒的な魅力で統治する世界征服を目標にしている*68。すなわち、ギルドAOGを転移した世界で再現することである。元々はプレイヤー対策だった『理想郷計画*69』が世界規模になった形である。
 不老不死の天才であるアルベドやデミウルゴスなどがいれば永遠の楽園が作れるとアインズは考えているが、ナザリックNPCは外の存在を見下すため、それとは違う人の残滓を持つアインズプロデュースの計画である*70。デミウルゴスとアルベドは鞭、アインズは飴を与える支配方法。
 アインズは「魔導国の素晴らしい統治」を商品とした営業に冒険者を使う事を思いつく。冒険者が未知の土地にいる種族に魔導国の魅力を宣伝すれば良いと考え、冒険者の育成と、国から独立した組織だった冒険者組合を国家の機関にすると決めた*71

アンチブラック企業

 ブラック企業で心身ともに酷使されたヘロヘロのような者を生まないことをアインズは誓っている*72。ナザリックは超が付くブラック企業と気がついてからは、24時間休み無く働き続けたいナザリックNPCに休憩や休日を強制的に与えている*73

技術の独占

 アインズは、国民は社会の歯車になれる程度の教養しか知らずに生きて、そのまま死ねばいいと考えている*74。奇しくも鈴木悟がいた現実世界の巨大複合企業の考え方に近い。ただしアインズはブラック企業や荒廃した世界を作るつもりはない。
 新技術はナザリックで独占し、魔導国では問題がない旧技術を広める予定。ただし、周辺国家の技術力に負けるつもりはない*75。ナザリックとNPCの安全が他のどんなことよりも最優先。脅かす可能性に対策を講じている。
 
ポーション
 リイジー・バレアレがカルネ村で、ユグドラシルと現地の技術を使った新ポーションの開発に成功した。
魔法
 詳細不明。フールーダ・パラダインが開発を担当している。
ルーン
 ドワーフのルーン工匠がカルネ村でルーン開発を行っている。書籍版のユグドラシルに装飾以外でルーンは無いが、web版ではナザリックの防衛機能に使われている*76

関連項目

  • ナザリック地下大墳墓
    • エ・ランテル領の北東に位置するアインズの居城。詳細は別ページ
  • カルネ村
    • エ・ランテルと共にアインズ・ウール・ゴウン魔導国の一部となった村。建国以前から亜人種と人間種が共生している村。その規模はもはや村ではなく、戦力だけなら王国にも帝国にも勝ちうる。
  • リ・エスティーゼ王国
    • 裏の支配は完了しており、表も既にいくつか根が回っている。アインズとしてもメリットを感じない国。登場している国で恐らく最も酷い仕打ちを受けている。最終的に愚か者の末路という瓦礫の山として永久に残る事になった。
  • バハルス帝国
    • 当初の属国プランとは違う形で属国となった国。被害が少なく済んでいる。
  • スレイン法国
    • 隣国だが表立った交流は無い。警戒している国の一つ。今のところ誰も気づいていないがシャルティアを洗脳したという大きな爆弾を抱えている。
  • トブの大森林(ひっくりかえしたひょうたんのような形の湖)
    • 蜥蜴人(リザードマン)の集落
      • ナザリックが転移して初めて支配した被害者。
    • トードマンの部族
      • コキュートスが直々に支配しに出た*77
    • 知性ある亜人
      • コキュートスの配下になった*78
  • アゼルリシア山脈
  • カッツェ平野
    • アンデッド反応が出る霧が発生するアンデッド多発地帯。10巻の段階ではまだ支配していないらしいが*79、12巻でカッツ平野に出る陸を走る船(幽霊船)がエ・ランテル近郊で登場したため、支配下に置いたらしい*80
  • ローブル聖王国
    • ヤルダバオトを使って聖王を挿げ替え、さらに魔導王がヤルダバオトを倒すことによって多くの信仰者を獲得した。
  • アベリオン丘陵
    • ヤルダバオトに付いた亜人を一掃し、魔導国に付いた亜人を支配下に置く。
  • イジャニーヤ
    • ハンゾウがティラたちに諜報員の教育を施している。
  • ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ
    • 14巻でクライムと共に王国滅亡の見返りでナザリック入りした。
  • エリアス・ブラント・デイル・レエブン
    • レエブン侯。優秀な人材の1人として裏切りを強要され、王国滅亡後は魔導国で働くことになった。爵位がなくなり、アインズから「レエブン」と呼ばれている*81

その他

  • 孤児院を運営するためにニグレドとペストーニャの謹慎が解かれた。アルベドは反対していたが最後はアインズの表情のないはずの顔でアルベドを説得出来た*82
  • アインズが許可印をポンポン押しているとアルベドから「流石はアインズ様」と嫌味に聞こえる事を言われたことがある*83

このページへのコメント

守護者ってのが爵位の代わりになってそう

0
Posted by 名無し 2020年06月05日(金) 12:53:36 返信

軍事をわすれてた

0
Posted by  tanaka203 tanaka203 2020年06月04日(木) 07:54:43 返信

でき・・・た?

0
Posted by  tanaka203 tanaka203 2020年06月02日(火) 23:42:41 返信

アインズ様の動向作ったときと同じ流れだ。年表化しよう

0
Posted by  tanaka203 tanaka203 2020年05月31日(日) 20:50:31 返信

久々にすごい長文になってる

0
Posted by  tanaka203 tanaka203 2020年05月31日(日) 19:56:51 返信

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