世界の特殊文字ウィキの別館サイトです。主に世界の言語による外来語・借用語及び世界の文字による転写・翻字をまとめたウィキ辞書です。

各言語における借用語についての備忘録】カテゴリです。
ここではマニプーリ語 Manipuri Language に関する借用語や固有名詞表記に関することを取り上げます。(工事中)
日本語名マニプーリ語, メイテイ語
言語コードmni
使用文字マニプーリ文字/メイティ文字, ベンガル文字

転写・翻字対応

母音

声調が存在する。一部の母音に長短の区別があるが、長音及び低昇調表記用の母音記号使用が廃止されているため現行正書法では長短の区別が付かないので注意。
ベンガル文字本来の組み合わせに無い〈A+母音記号〉は、母音記号の配置を示すためのダミー表記である。
  • 【A[æ ア]】ꫠ/ꯑꯦ《এ/অে》[ɛ エ] - ベンガル語ではAYAA《অ্যা》[æ アェ/イャ]で表記。
    • 【-A[ə ア]】ꯑ《অ》[ɐ ア/ə ア] - 担母音記号アティヤ ATIYA《ꯑ》は声門閉鎖音[ʔ ア/ッ]を含んでいる。
    • 【AⒸE, AI, AY[eɪ エイ]】ꫠ/ꯑꯦ《এ/অে》[e エ], ꯑꯩ《ঐ/অৈ》[ej エイ]
    • 【A, AA, AH[ɑː アー]】ꯑꯥ《আ》[a ア/aː アー]
    • 【AR[ɑː アー]】ꯑꯥꯔ《আর্/আর》[aɾ アル]
  • 【E[ɛ, e エ]】ꫠ/ꯑꯦ《এ/অে》[e エ] - マニプーリ文字では前者の母音字は廃字となっている。
    • 【EⒸE, EE, EA[iː イー]】ꯏ/ꯑꯤ《ই/অি, ঈ/অী》[iː イー] - 長母音記号に II《ꯑꫫ》があるが廃字となっている。
    • 【-EL, -LE[-əl ウル/- lˌオル/-ɫˌ オゥ]】-ꯜ《-ল্/-ল》[-əl アル]
    • 【ER, IR, UR[ɜː, əː アー; ɝ, ɚ アー; ə ア]】ꯑꯔ《অর্/অর》[ər アル]
  • 【I, E, Y[ɪ イ]】ꯏ/ꯑꯤ《ই/অি》[i イ]
    • 【-IE, -Y[-i イィ]】ꯏ/ꯑꯤ《ই/অি, ঈ/অী》[i イ/iː イー]
    • 【IⒸE[aɪ アイ]】ꯑꯥꯢ《আই》[aj アイ] - 二重母音記号に AAI《ꯑꫭ》があるが廃字となっている。
  • 【O[ɒ, ɔ オ/ɑ ア]】ꫡ/ꯑꯣ《ও/অো》[ɔ オ], ꯑ《অ》[ɐ ア/ə ア] - マニプーリ文字Oは、前者の母音字は廃字となっている。
    • 【OⒸE, O, OA[oʊ オウ]】ꫡ/ꯑꯣ《ও/অো》[ɔ オ], ꯑꯧ《ঔ/অৌ》[ow オウ]
    • 【OR[ɔː オー/ɔɚ オア]】ꯑꯣꯔ《ওর্/ওর》[ɔɾ オル]
    • 【OU, OW[aʊ アウ]】ꯑꯥꯎ《আউ》[aw アウ]】
  • 【U, OO[ʊ, u ウ]】ꯎ/ꯑꯨ《উ/অু》[u ウ]
    • 【OO, UⒸE[uː ウー]】ꯎ/ꯑꯨ《উ/অু》[uː ウ] - 長母音記号に UU《ꯑꫬ》があるが廃字となっている。
  • 【U, -O-[ʌ ア]】ꯑ《অ》[ɐ ア/ə ア]
    • 【UⒸE, EU, EW[juː ユー/jʊ ユ]】ꯏꯌꯨ/ꯑꯤꯌꯨ《ইয়ু/অিয়ু》[i.juː イユー/i.ju イユ], ꯑ꯭ꯌꯨ《-অ্য়ু》[-juː ュー/-ju- ュ]

子音

ロンスム LONSUM と呼ばれる語末子音字があり、マラヤラム文字の一部の子音に見られるものやタイ・ロ文字の語末子音字と同じく独立した字母となっている。ロンスムが存在しない子音字は《ꯑꯦꯐ》[eɸ エフ]「ラテン文字F」のように通常の子音字を語尾に配置する。
二重子音はアプン・イイェック APUN IYEK で連字をつなげる形式になっている。
※特殊子音記号の前及び連字の第2子音字は担母音記号《ꯑ/অ》によるダミー表記を示している。
  • 【B[b ブ]】ꯕ《ব》[bɐ バ]
  • 【C[k ク; s ス]】ꯀ《ক》[kɐ カ], ꯀꯦ《কে》[キャ→ケ], ꯀꯥ《কা》[カー], ꯁꯦ《সে》[セ], ꯁꯤ《মি/সী》[ɕi シ], ꯀꯣ《কো》[コ], ꯀꯧ《কৌ》[カウ], ꯀꯨ《কু/কূ》[ク]
    • 【-C, -CK, -KE, -QUE】-ꯛ《ক্/ক》[-k ック]
  • 【CH[ʧ チ]】ꯆ《চ》[ʨɐ チャ]
  • 【D[d ド]】ꯗ《দ》[dɐ ダ] - 他のインド系文字における英語借用語表記に見られる“DDA《ড》[ɖ]”に対応する DDA《ꫧ》は廃字となっている。
  • 【F[f フ]】ꯐ《ফ》[pʰɐ パ/ɸɐ ファ]
  • 【G[ɡ グ]】ꯒ《গ》[ɡɐ ガ]
  • 【H[h ホ]】ꯍ《হ》[hɐ ハ]
  • 【J; GE, GI[ʤ ヂ]】ꯖ《জ》[ʥɐ ヂャ]
  • 【K[k ク]】ꯀ《ক》[kɐ カ]
  • 【L[l ル]】ꯂ《ল》[lɐ ラ]
    • 【-L, -LE, -LL, -LLE[-l ル/-ɫ ゥ]】ꯜ《ল্/ল》[-l ル]
  • 【M[m ム]】ꯃ《ম》[mɐ マ]
    • 【-M, -MB, -ME, -MME】ꯝ《ম্/ম》[-m ム/-m- ン]
  • 【N, KN-[n ヌ/ン]】ꯅ《ন》[nɐ ナ]
    • 【-N, -NE】ꯟ《ন্/ন》[-n ン]
    • 【-NG-】-ꯑꯣꯒ-/-ꯑꯪꯒ꯭ꯑ-《-অংগ-/-অংগ্-/-অঙ্গ-/-অঙ্গ্-》[-ŋɡ- ンガ]
      • 【-NG】ꯡ/ꯑꯪ《-অং/-অঙ্গ্/-অঙ্গ》[-ŋ ング]
    • 【-NK-】-ꯑꯣꯀ-/-ꯑꯣꯀ꯭ꯑ-《-অংক-/-অংক্-/-অঙ্ক-/-অঙ্ক্-》[-ŋk- ンカ]
      • 【-NK】-ꯑꯣꯛ《-অংক্/-অঙ্ক্》[-ŋk- ンク]
  • 【P[p プ]】ꯄ《প》[pɐ パ]
    • 【-P, -PE】ꯞ《প্/প》[-p ップ]
  • 【QU[kw クヮ]】ꯀ꯭ꯋ《ক্ব》[kwɐ クヮ]
  • 【R[ɹ ル]】ꯔ《র》[ɾɐ ラ]
  • 【S[s ス]】ꯁ《স》[sɐ サ]
  • 【SH[ʃ シュ]】ꯁ《স》[ɕɐ シャ] - 他のインド系文字における英語借用語表記に見られる“SHA《শ》[ʃ ショ]”に対応する SHA《ꫩ》[ɕɐ シャ]は廃字となっている。
  • 【T[t ト]】ꯇ《ত》[tɐ タ] - 他のインド系文字における英語借用語表記に見られる“TTA《ট》[ʈ ト]”に対応する TTA《ꫤ》は廃字となっている。
    • 【-T, -TE, -TTE[-t ット]】ꯠ《-ৎ-/-ত্-/-ত》[-t ット]
  • 【TH[θ ス]】ꯊ《থ》[tʰɐ タ]
  • 【V[v ヴ]】ꯚ《ভ》[bʰɐ バ]
  • 【W[w ウ]】ꯋ《ৱ/অ্ব》[wɐ ワ] - ベンガル語では連字《ওয়》[wɔ ウォ]で表記されるが、ビシュヌプリヤ語と同様にアッサム語の子音字を使用。
  • 【X[ks クス]】-ꯛꯁ-《ক্স্-/-ক্স-》[-ks クス]
  • 【Y[j イ]】ꯌ《য/য়》[jɐ ヤ]
  • 【Z, -S-[z ズ]】ꯖ《জ》[ʣɐ ヅァ]
    • 【-Z, -S, -SE[z ズ]】-ꯖ《-জ》[ʣ ヅ]

参考HP

【Meitei language - Wikipedia】
https://en.wikipedia.org/wiki/Meitei_language
【Manipuri language and alphabets - Omniglot】
http://www.omniglot.com/writing/manipuri.htm
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  • [ ]……読み
  • 《 》……特殊文字
  • 〈 〉……特殊な表記
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  • ‡……俗語表記
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