【各言語におけるラテン文字の字母名】カテゴリです。
ここではラテン文字【F】の字母名を各言語ごとに取り上げます。
ここではラテン文字【F】の字母名を各言語ごとに取り上げます。
ラテン文字 | F f |
ラテン語名 | EF[ef エフ] |
英語名 | EF[ɛf~ef エフ] |
日本語名 | エフ[e.ɸɯ] |
ブライユ点字 | ⠋[DOTS-124] |
字母の由来 | 杭《〓》 |
- 【Ef】英[エフ ɛf~ef] - 日本の英語の教科書や辞書の大半における発音表記はダニエル・ジョーンズ式の[ef]となっている。
- 【Efu】日本(ヘボン式)[エフ e.ɸɯ]
- 【Ehu】日本(訓令式)[エフ e.ɸɯ]
- 【Êf】中国[エフ ɛf˥]
- 【Ài·fu】中国(英由来)[アイフ ai˥˩.fu˩] - 漢字当て字は〈艾夫〉が多い。
- 【Ài·f】中国(英由来)[アイフ ai˥˩.f˩] - 『白水社中国語辞典』でのカタカナ表記は〈エーフ〉。母音字が表記されていない。
- 【Fa】サンスクリット(印由来)[ファ fə]
- 【Эф】ロシア[エーフ ɛf]、ベラルーシ、モンゴル[エフ ef]
- 【Еф】ウクライナ[エーフ ef]、ブルガリア、セルビア、マケドニア、アブハズ
- 【Еффе】アブハズ(伊由来)[エッフェ]
- 【Εφ】ギリシャ[エフ ef]
- 【Ἐφ/Ἐϕ】古典ギリシャ[エプ epʰ]
- 【Էֆ】アルメニア
- 【ეფ】ジョージア[エプ epʰ]
- 【ეჶ】ジョージア(独・仏由来)[エフ ef]、ラズ[エフ ef] - ジョージア語では文字の発音*1や略語を示すために用いられる。
- 【إف】アラビア[イフ ʔif]
- 【اف】ペルシア[エフ ef]、南アゼルバイジャン
- 【ایف】ウルドゥー[エーフ eːf]、パンジャブ[エーフ eːf]
- 【اېف】パシュト[エーフ eːf]
- 【ئف】ギラキ
- 【ئێف】ソラニー
- 【ئېڧ/ئېف】ウイグル[エフ ef] - ウイグル語版ウィキペディアの【英語】の項目では上点付きQAF《ڧ》で字母名が表記されている。
- 【ەف】カザフ[エフ ef]
- 【एफ़】ヒンディー[エーフ eːf]
- 【एफ़्】サンスクリット(英由来)[エーフ eːf]
- 【एफ】ネパール[エフ eɸ]、マラーティー[エープ eːpʰ]、ビハール、マイティリー、ドテリ
- 【ऍफ】ビハール[エプ epʰ]
- 【ऎफ्】ネワール[エフ ef]
- 【फ़】サンスクリット[ファ fə] - 本来サンスクリット語ではFA《फ़》は字母表に無かったが、ヒンディー語の影響で導入されたと思われる。
- 【এফ】ベンガル[エプ epʰ 又は エフ eɸ]、アッサム、ビシュヌプリヤ
- 【ਏਫ਼】パンジャブ[エーフ eːf]
- 【ཨེཕ་】チベット、ゾンカ
- 【એફ】グジャラート
- 【ଏଫ୍】オリヤー
- 【எஃப்】タミル[イェフ jef]
- 【எப்】タミル[イェプ jep]
- 【ఎఫ్】テルグ
- 【ಎಫ್】カンナダ[エプ epʰ]
- 【ಎಫ಼್】カンナダ[エフ ef] - [f]音は、ヒンディー語のFA《फ़》と異なり、ユニコードではPHA《ಫ》と2点ヌクタ記号との合成で表現することになっている。
- 【എഫ്】マラヤラム
- 【එෆ්】シンハラ[エフ ef] - 現行正書法にFAYANNA《ෆ》が採用される以前には、ラテン小文字の《f》と同型及びそれを改造した字母が使用されていたが、ユニコードに採用されていない。
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