【各言語におけるラテン文字の字母名】カテゴリです。
ここではラテン文字【C】の字母名を各言語ごとに取り上げます。
ここではラテン文字【C】の字母名を各言語ごとに取り上げます。
ラテン文字 | C c |
ラテン語名 | CE[keː ケー] |
英語名 | CEE[siː スィー] |
日本語名 | シー[ɕiː] |
ブライユ点字 | ⠉[DOTS-14] |
字母の由来 | ラクダ《🐪》説とブーメラン《〓》説がある |
- 【Cee】英[スィー siː]
- 【Ca】サンスクリット[チャ cə]、パーリ[チャ ʧə]
- 【Cê/Cēi】中国[ツェー ʦʰɛ˥/ツェイʦʰei˥]
- 【Sāi】中国(英由来)[サイ sai˥] - 漢字当て字は《塞》で、カタカナ表記字母名は『白水社中国語辞典』では〈セイ〉と表記。
- 【See】ディベヒ[スィー siː]
- 【Sēi】台湾華(英由来)[セイ seii˥] - 漢字当て字《塞》の台湾口語音*1。
- 【Shī】日本(ヘボン式)[シー ɕiː]
- 【Sî/Sii】日本(訓令式)[シー ɕiː] - 大文字のみの場合は〈SII〉と表記。
- 【Sī】日本(英由来のヘボン式)[スィー siː]
- 【Цэ】ロシア[ツェー ʦɛ]、ベラルーシ
- 【Це】ウクライナ[ツェー ʦe]、アブハズ[ツェ ʦʰɛ]
- 【Чы】アブハズ[チュ ʧʰə](伊由来)
- 【Си】ブルガリア、セルビア、タタール、モンゴル
- 【Шы】カザフ[シュ ʃɯ]
- 【سي】アラビア[スィー siː]、パシュト(英由来)、ギラキ、シンド、ジャウィ
- 【سی】ペルシア(英由来)[スィー siː]、ソラニー、南アゼルバイジャン、ウルドゥー、パンジャブ
- 【څې】パシュト[ツェー ʦeː]
- 【ث】ペルシア[セ se] - スペイン語での字母名の読みは“セ[θe]”となることから、本来のアラビア語の発音である[θ ス]に当たる子音字を当てていると思われる。
- 【تسې】ウイグル(ピンイン式)[ツェー ʦeː]
- 【شى】カザフ[シュ ʃɯ] - 母音表記はアリフ・マクスーラ《ى》を使用。
- 【सी】ヒンディー[スィー siː]、マラーティー、ドテリ
- 【सि】サンスクリット(英由来)[スィ si]、ネパール[スィ si]、ネワール(英由来)[スィ si]
- 【च】サンスクリット[チャ cə]、パーリ[チャ ʧə]
- 【चि】ネワール(タミル語由来)[チ ʨi]
- 【சி】タミル[チ ʧi] - ネワール語版ウィキペディアでのデーヴァナーガリー翻字表記は《चि》。インド諸言語転写用ラテン文字本来の発音である[c チ]音に近い。
- 【சீ】タミル(英由来)[チー ʧiː]
- 【సీ】テルグ
- 【ಸಿ】カンナダ
- 【സി】マラヤラム
- 【සී】シンハラ
- 【雌】中国(ピンインでの漢字による字母名)[ツー ʦʰz̩˧˥] - 中国音声学の音声記号表記は /ʦʻɿ˧˥/。
- 【西】日本(『改正増補蛮語箋』での字母名)[セ se] - 中国語では《Xī》[シー ɕi˥]。
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