基本情報


略歴

ゼイガドゥ城の織物商を営む両親のもとで産まれる。
676年にルディック国に仕官。
本人は最前線で武勲を上げることを希望していたが、679年に城内で発生していた軍事物資横領の発見・摘発に成功したことで「軍人以外の」才能が注目され、680年にはルディック城の警備隊に異動となる。

以降はルディック城と周辺地域の治安維持や軍内部での犯罪捜査で功績を重ねるが、684年、カルディスロー・レアルス建国にルディック城も同調した為、彼もロー・レアルス国の将となる。
687年にはルーザロゥ城警備隊長に抜擢された。
後にグフスが同城に赴任すると、警備隊長と副官を兼任。

ルーザロゥの戦い(692)では、ユスティアと共にリューグ国への降伏を拒否し、陥落する同城からの脱出を果たした。
その後、フェルスデッド国との国境に配備されるが、リューグ国の流れを汲むこの国に警戒心を持ち、それが原因でトラスの戦い(700)を引き起こす要因となる。
しかし、この戦いで彼の武勇を認めたゼノスの推薦もあり、同年にルディック城の警備副隊長に任命される。

その後は城を守り続けるが、710年右耳に発生した腫瘍が原因で落命。

人物

ユスティアとはルーザロゥ城をはじめ、何度も「内政官と治安担当者」というコンビを組んで仕事を行っている。そのため、彼らを知る者からは「まるで夫婦のように息が合っている」と評されることもあったが、実際には彼らは共に別々の家庭を持っていた。
・得物は長弓だったためルーザロゥ城からの脱出行では全く役に立たず、本人によると「自分の日記に書くことすら憚れる」ほどの醜態を晒していたらしい。
レーション存命当時、彼が長年書き続けてきた日記が発見されている。この日記には、ルディック城内の生活や蜉蝣時代の生活風習が事細かに記されており、「ルディック城の人々」など後世の作品に影響を与えることとなった。
・彼が駐屯していた国境守備部隊の挑発行為による衝突からトラスの戦いが勃発したが、彼自身も国境で挑発行為を行ったという説と、同僚たちの挑発を窘めていたが、止めきれずに衝突に発展したという説がある。

関連項目

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