ガンダムトライエイジ　まとめWiki

・ずっと昔のインドのあたりにて、お釈迦様の弟子たちが「仏陀の身が危険にさらされることとてあるのではないだろうか」として拳法を考案したのが始祖。未来世紀と西暦の対応が判然としないためどれくらいの歴史があるのかは不明だが、釈迦は紀元前5世紀の人なので少なくとも2000年を超える歴史があるのは確定であろう（鈴木良武先生による小説版より。氏は五武冬史名義でアニメ版シリーズ構成を行ったほか、最終回など何本かの脚本を担当）。たまに勘違いされているが、東方不敗マスター・アジアは中興の祖ではあっても創始者ではない。

・流派の者たちは流派東方不敗を「天と地の霊気を父母とし、天地自然の大いなる力をうけて生まれた拳法」と定義している（ときた洸一先生による漫画版より）。マスター・アジアのデビルガンダムやＤＢ細胞による地球環境の再生、それに対するドモンの「人類もまた地球環境を作る１要素であり、人間も含めて地球を維持していくことこそが流派東方不敗の、そして人類の責任である」という喝破はこのあたりが根拠や源流であると思われる。

・流派東方不敗に「技」「奥義」はあっても「型」と呼べるようなものはない（Ｇガンに出てくるので例えると、少林寺拳法の演武を思い起こしたり検索したりしてほしい。攻撃や防御のために基本的なパターンとして定められた動きや体勢が「型」である）。状況や自身/相手に応じ、いかようにも構えや動きを変化させられる無形にして変幻自在の拳法と呼べるだろう（当時のレーザーディスクにおいて、今川泰宏監督の談。ただし「その方が作劇上都合がいいから、も大きいのですが」と断ったうえで）。

・別にガンダムに乗ってなくても飛び道具系や〇〇フィンガー系の技は出せるし布は武器になる（布はアニメ版でもマスターアジア、ドモン共に披露。フィンガー系については小説版で「生身でも放てる。本来は"気"による攻撃…相手を掴んだり、あるいは飛び道具として発射したり…で相手の脳神経を一時的に麻痺させることで無力化する技だが、一応であれば『相手の額を文字通り貫通して殺傷する』こともできる」と説明。また島本和彦先生の『超級！』ではドモンが生身で"気"を込めた掌打を放つシーンがある）。