バーチャルキャストから生まれた、創作系 RPG シェアワールド

おしお 作





病室に戻り私をベッドに倒しながら叔父が口を開く
「自分が悪いとでも思ってるか?」
「まぁ、思ってなくはないです」
我ながらややこしい言い方だ。
「その言い方だとどうにか納得してはいるみたいだな。」
「私自身足をやられましたしね。」
「そうか、変に気に病んだりしたら心残りだしひとまず安心したよ。」
「流石に相手が子供だったのはちょっと衝撃でしたけどね。」
叔父は軽くほくそ笑みながら見舞い品のクッキーをつまみだす。
「少しは食えるようになったんだよな。」
私に勧めるような仕草をしている。
「流石に硬い物は苦痛です。」
「残念、約束を果たすのは大分後かな。」
前のクッキーのことを言ってるのだろう。
「じゃあ、しばらくこの街を離れることになるだろうが次戻る時は義姉さんの仕事も終わってるかな。」
「お義母さんは何やってるんですか?」
「褒めて伸ばすってやつかな」
「はぁ…」






《ヒストリー》
・2020/07/27 投稿

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