Maxprivate日本語版サイト

・予め自分でトレーニングを重ねればアナル性感は開発され、身体がコツを掴んでくれる。
・予め決めておいた計画や段取りに拘泥すると、かえって精神的余裕がなくなってしまう。
・信頼関係を結んだパートナーを信じ、その場の雰囲気と気分に乗ろう。

「完璧に簡単なアナルセックス」というのは私のFetLifeのフォロワーさんのサクセス・ストーリーです。この話は「いや本当にアナルやってはみたかったんだけどさ」というタイトルの8ヶ月前の投稿から始まりました。それは、彼女が私に助けを求めるよりも前の話です。

「挿入や、おもちゃが中に入っていることはまあOKだったんだけど……しかしこのファックな動きが（二重の意味で）……どうも無理なのだった。痛いし。だから答えが見つかるまでアナルはもうクモの巣張らしておくことにした」

彼女が与えてくれたより詳細な情報を元にして、私はこのサイトで既に記してある多くの記事を彼女におすすめし、特に重要なコツをいくつか伝授しました。3ヶ月後、彼女から報せがありました。

「支援とアドバイスに感謝。
昨日の午後、何と言うか晴天の霹靂ってやつで、特に計画はなかったんですけど、私たちはそれっぽい雰囲気になったんです……。で、アナルセックスは初めてだったんですけど、ヤバかったです。準備運動のストレッチも何もしていないのに、自分で影練してきた成果か全く痛くありませんでした……。カレのも小さいからって訳では全然ないんですけど（笑）それから、めっちゃびっくりするほど激しくイってしまいました（笑）
次が待ち遠しいぜ!　イェイ!
ありがとう:)」

うまくいった嬉しさのあまり、彼女はこの記事を書いてくれることになりました。他の興味のある初心者の人、特にFetLifeのようなサイトが少し真剣すぎると感じる人に読んでもらえたら嬉しいそうです。

しかし同時に、アナルへの挑戦という考えは何となく後ろ暗い気がした……いくつかの理由で。
ひとつは、アナルと言えばいくらでも恐怖体験を聞かされてきたからだ。どんなに痛むかとか、もちろんの下の話もある。それから、個人的な理由で私は余計にビビっている。昔の男に無理矢理おもちゃを挿れられた際のしたたかな痛みと不快感といういささかの苦い思い出のせいだ。そのときは、拡げられる痛みではなくて突き刺される痛みがあった。だから、私は完全にアナルに対してブルっていて、しばらくの間後ろはきつく閉ざしておくことにした。
しかし、私は思いとどまった訳ではなかった（プロフを読んでもらえれば私がかなりの頑固者であるということがわかると思う）。アナルを試してみるという段階にまで修練してやろうと、私は未だにしつこく考えていた。正直何故かは分からないが、そう思っていたのだ。もしかしたら、アナルセックスが嫌いになってもう二度としないかも知れないし、もしかしたらハマってしまって「アナルビッチ」になってしまうかも知れない。いずれにせよ、少なくともやってみて私のアナルがどちらに転ぶのか見届ける必要があった。
Anal 101。ここのコメントや質問、そして返答として寄せられる優れたアドバイスを読み漁った。それから、グループに私自身の質問を投稿することは恥ずかしすぎて無理だったので、代わりにその優れたアドバイスを与えてくれていた人にメッセージを送った。そして、私の身に起きたことや（……固唾……）のトレーニングを自分で進める方法についてのいくつかの質問を彼に伝えた。
私が成し遂げるにはどうすればいいか、自分に合うと感じられるもの、もし合わなかったら止めることについて、彼は本当に素晴らしいアドバイスをくれた。それに、それらはとても理に適っているように思えた。アナルということになると、あらゆる種類の方向転換があるので、論理的なアドバイスが必要だったのだ。彼はまた、最終的にアナルの準備が調った後、初めてのときにどう立ち回るべきかについてもいくつかのコツを教えてくれた。
これが私のしたことだ。オナるときにはアナルプラグを装着した。小さなものから始め、次第に大きいものへと進んでいった。ときどき、プラグを付けたまま……唸りながら日常の他のことに集中しようとした。それから、自分の「アナルディルド」（長細くて曲がりやすく、持ち手がついたもの）を使い、突かれる動作に馴れるためそれを出し挿れしたこともあった。何をするかは、その日の気分次第だ。それでも、終いにはオナっているときにアナルへの刺激が欲しくてたまらない日が来るようになった。
この習慣は数カ月続いた。その間、話す男のうち数人にアナルに夢中なのか尋ねられることはあったが、しかし「まだそんなことないよ」と答えていた。当初はアナル開発に勤しんでいて、アナルセックスのために自分でトレーニングしていることを何人かに打ち明けていた。しかし、ああ、そのリアクションは……
「それはおかしいよ」
「自分でトレーニングなんかできるもんか」
「俺がトレーニングした方がいいって」
だから、私は自分でトレーニングを行なっていることに関しては黙ることにして、「アナルなんて微塵も興味ありませ〜ん」とうそぶいていたのだ。

と言う訳で、最初にアナルセックスをするにあたっては綿密に計画を練っておいた。読んできた内容や、もらったアドバイスを参考にした。
・私が彼を尻に敷かないといけない……そしておそらくしゃがみ込み騎乗位の体位を取るのが最も簡単だろう。
・ほぐすためにまずおもちゃや指を使おう。
・例の心配事をなくすために、浣腸を済ませておこう。
・沢山、沢山の潤滑液を準備しておこう。

でも……結局こういう段取りは無かったことになっちゃったのだった（笑）

ちょっとした午後の情事を求めて私はセフレ（fwb: Friends with Benefits）と落ち合うことにした。運転する準備している最中に、今日は少し大胆に行こうかという気分でバイブ機能付きのアナルプラグを手に取った。もし彼がその気になってくれれば、待ちかねていたアナルセックスをしてくれるかも知れない。
着いた。キスをした。服を脱いだ。元々彼は下着姿で、私好みの黒いボクサーブリーフだけをつけていた。持参したおもちゃについて話すと、彼は完璧に乗り気になったようで、私は「イェイ!」と快哉を叫んだ。
私はベッドに押したおされ、乳をつねられたり甘噛みされたりしながらマウントを取られてしまった。それから私の足の間に滑り込んだ彼の舌技と手細工に、私は絶頂するまで狂わされた。
彼は立ち上がり、ベッドサイドに移った。そこを私は彼のペニスにがっついていった。ベッドの上に四つん這いになり、彼の前で吸ったり舐めたりしていると、アナルの割れ目をバイブが伝っているのを感じた。彼はわずかにそれを押し付けていたが、しかしどういう理由か、体位のせいなのか、角度のせいなのか、それは中に入っていかなかったから彼は一旦そのおもちゃを脇に置いた。
少しがっかりしたけれど、「まあそれだけじゃないし」と自分を納得させた。
私は口を引き戻してペニスの先っちょだけを咥えながら上目遣いに彼を見た。挿れてほしいのか、と彼が訊いたから、私ははいと答えた。彼は再び私をベッドに投げ下ろし、股ぐらに遡上して私の濡れた女性自身に男性自身を突き刺していった。すごかった。深くハード、ゆっくり浅ーく、速く、また深く。おかしくなりそうだった。
まだ私の脚の間に膝をついたまま、彼は引き抜いたペニスを肛門に擦りつけ始めた。目があった。もっと欲しいのか尋ねているようだった。
そのとき、私は怖くも悩ましくもなかった。そして、彼を信じていた。もし気に入らなければ彼は行為を中断してくれるであろうことは分かっていたし、それで怒ったり動転したりするようなタマではないのだ。彼は私の快楽を気遣ってくれる。そしてその瞬間、私は彼のペニスがアナルに入ってしまえば後はどうでもよかった。女の勘に従い、来て、と私は答えた。
本当にゆっくりと、伸ばされて痛むであろうちょうどその部位に彼は押し付けていった。しかし、それは杞憂だった。かすかにも痛みはなかった。驚くべきことだ。
彼は一旦動きを止めて、私の方を見ながら本当に大丈夫なのか尋ねた。そのとき、「イエス」はほとんど嬌声と見分けがつかないものだったと思う。だから彼は完全にペニスを滑り込ませていき、それでもまだ無痛でこの素晴らしい感覚が私の眼の前に開かれていた。
動き出した途端にイってしまった。
肛内へ射精していいか訊かれたので当然「イエス」と答えた。射精されても気にすることは何もないのも本意だし、もう1回イくまで抜いてほしくなかいのも本意だった。その通りに、彼が絶頂したのと同時に私もイってしまった。それから、オー・マイ・ガー……それはこれまでのオーガズムの中で最高にアメージングなものだった!!

事がそんなにうまく運んだ理由はよく承知している。私が彼を信じたことと、予め自分の肛門やその快楽に慣れ親しんでおいたことである。
最初に用意していた計画通りに進めたとしても、まあ「可」ぐらいの感じにはなっていたと思う。けれど、それに集中しすぎるあまり神経質になってしまい、あの地面がごわんごわんなるようなオーガズムは得られなかった気がする。だから、セルフ・トレーニングで準備OKになっていた上で、女の勘に従い一発かました今回の話が嬉しくてしょうがない。

（原文：http://www.maxprivate.net/easy-anal-sex/）