Maxprivate - Sex Engineer. ヒトの性行動と変態性への理解にまつわる、分析的かつ科学的な集中議論

3行まとめ

・膣の開発よりアナル開発は難しいため、方法論をまず身につけなければならない。
・交感神経による「闘争か逃亡fight or flight」反応を抑えることが痛みを回避する近道である。
・そのため、時間をかけてゆっくりと、肛門への感覚(触られる、拡張、出し挿れ)に馴れる必要がある。

アナルセックスでイケるように

- 序
アナルもイケるようになる方法は何度も取り沙汰されてきた議題である。もしアナルにご執心じゃないのなら、「どうしてアナル開発する必要なんかあるんですか」と尋ねたくなるかもしれない。アナルに興味津々な人からは「やりますやります」と返事が返ってくるだろう。アナル性感の経験をパートナーに与えたい、あるいは共有したいと思っている人は、「どうすればいいですか」と質問してくれることだろう。
今まで生きてきて、このアナル開発というテーマに関して効果的な指南が授けられるのを私は目にしたことがない。上っ面だけの底の浅い説明や、あるいは一側面しか扱わない片手落ちのお手軽アドバイスばかりだ。
あるアドバイスはひとつの実践的テクニックのみに焦点を当て、またあるものは「沢山の潤滑液を使え」だとか「ゆっくり、リラックスして」だとかいった断片的なヒントしかよこしてくれない。これらのアドバイスひとつひとつは確かに間違ってはいないのだが、もしこういったアドバイスを既に実地で行なっていると思っているのならば、あまり役には立たないだろう。その上、これらのアドバイスはいわば対症療法的なもので、不快感の根源となる原因を解消するものではない。
私を含め多くの人々が、挿入に関する身体的あるいは器質的な問題、テクニック、腸の立体構造に関する詳細なアドバイスを提供してきた。(「アナル弛緩剤について - 本当に効果的か?」「アナルセックスの痛みの回避・除去」「アナルセックスにまつわる問題とその要因」など参照)しかし、心の準備やリラックス法、さらに発展して、リラックスできていないことを察知する方法についてはどうだろう?
こういった、核心的な事柄に迫れるかどうか、今から確かめてみよう。
・アナルセックスでイケるように - どうして学ばなければならないのか
まずは、この疑問に答えておこう、「どうして、アナルセックスでイケるようになる方法をわざわざ学ばなければならないのか」
女性の膣が快感と結びついていることを知らないままの人がこの世界に大勢居るとは、私には思えない。そして、その女性器にはクリトリスやGスポットといった構造がある事実も常識と言って差し支えないだろう。
これらの快楽中枢との接続にも拘らず、初体験でオーガズムに達する女性は殆ど皆無である。それどころか、大半の場合、処女膜の開裂による痛みが感覚の大部分を占める。2回目や3回目をやったところで、激しいオーガズムに襲われる可能性は高くない。悲しいことに、生まれてこの方オーガズムを経験したことのない女性もいる。とは言え、女性開放運動や女性誌の袋とじページのおかげで、そういった事例は稀になりつつあるが(例: 「なぜセックスで痛い思いをすることがあるのか?」) 。
これらの障壁を乗り越え、たとえ楽しくないとしても女性は無理くりセックスをやり続ける。女性をセックスに駆り立てる要素として、社会的なプレッシャーまたは仲間からのプレッシャーpeer pressureも幾分かの割合である。しかし、性的交渉や更にはその先に続くオーガズムから得られるであろうより多くの快感への期待がより大部分を占める筈だ。
さて、ここで話をアナルに戻そう。間違ってはいけないのだが、アナルや排泄の感覚もまた快感反応のきっかけとなる。こういう所以で、男女を問わず人々の中には純粋にアナル挿入だけでオーガズムを果たせる者も居る。抵抗心がなければ、アナルへの刺激によるこれまでにないオーガズムを味わうための潜在能力は誰しもに宿っている。しかし、膣セックスを楽しめるようになるという女性のクエストと比べて、アナルセックスへの愛着を育むのは簡単だろうと高を括ることはできない。
もちろん、コツを会得するまで、アナルセックスの苦痛や不快感に耐え忍ぶしかないわけでもないが。膣セックスを修得するのはアナル開発ほど難しくなかったと女性は考えるかもしれない。「なんで始めるのがこんなに難しいの?」「なんで処女膜も張っていないのにこんな痛い目にあわなきゃならないの?」
・アナルセックスでイケるように - 「闘争か逃亡」反応を食い止める
万人の問題として(男性にせよ女性にせよ)、ヒトの「闘争か逃亡fight or flight」反応が挙げられる。「闘争か逃亡」のメガニズムは、全身ではないとしても、肛門や身体の他の部位と(言葉通りに)直截連結している。充分な恐怖感を与えられると、誰だって文字通り漏れるほど怖がる(チビることもある)。これは制御できないし、だからこそ恐怖を指し示すためのそういう言い回しがあるのだ。これは体内の内容物を少しでも軽くし、次にとるべき行動、すなわち命からがら逃げ走ることへの妨げを無くすための非常に原始的な反応である。
「ああ、もう死ぬ」という感覚がなければ、あなたの肛門はケンタッキーのフォックス要塞にある金塊保管庫よりも厳重に閉ざされている(訳註:ピンとこない)。心の陰から覗くいかなる狼狽、恐怖、心配、不安、神経質、緊張も、そしてアナルセックスと関係ないストレスさえも、肛門の筋肉を強張らせてしまう。強張った筋肉は、伸ばされたり圧されるといつであろうと痛みを生み出す。最悪の場合、筋肉を断裂してしまって何日も痛みに堪えなければならなくなる。
このストレスや不安に関する問題のせいで、「前回やった方がすんなりいった」とか「今日はどうも無理だ」といったムラっ気を実感することになるだろう。適切にマッサージされれば、いかなる筋肉も弛緩するし、たいてい同時に心まで宥められる。もし誰かもしくは何かが準備のできていない肛門に触れると、「闘争か逃亡」反応により肛門はすぼまろうとし、万力より堅く閉じる。その後初めて、触られたという情報が意識野に登ってくるのだ。もし肛門を触られるのに馴れていれば、うまくさわさわされることで結果的に肛門は弛緩し、すすんで開口しようとするだろう。
もし触られるのに不慣れであれば、少なくとも短期的には、それ以上触っても仕方ないだろう。故に、アナルセックスでイケるようになるための第一歩は、肛門を触られるのに馴れることである。この段階では、大半のアドバイスは清潔さや衛生に関する問題に言及し始め、どうやらそれらがアナルに関して大多数が気にかける問題の頂点に位置しているらしい。
しかし、清潔さや衛生はそれ自体ほんのわずかの議論にしか繋がらないし、神経学的な問題から目を曇らせる。そして、滅多に取り扱われるのを見たことがない問題は、まさにその神経学的な問題である。故に、清潔さや衛生に関しては別稿で取り扱う。だから、やってみると案外簡単で単純明解な清潔さと衛生の問題は度外視し、それに関する尻遊びへの障壁は取っ払われたとすると、肛門を触られるのに馴れることが純粋に大半の人にとってのより大きな問題であることがわかる。
・アナルセックスでイケるように - 新しい感覚に順応する
肛門を触られるのに自分を馴らしていく方法は多くある。さらなるプレイのために肛門を綺麗にすることはその中に数えない。しかし、触られるのに馴れた後には、挿入されることや、肛門を開いたままにされること、出し挿れされることなどに馴れていく必要がある。全ての新しい感覚と、全ての「闘争か逃亡」反応の引き金となりうるものとに。肛門へのいかなる新しい感覚も「闘争か逃亡」反応を再燃させうるため、何もかも急に緊張してしまって突然痛みを覚えることがある。
さらに悪いことに、痛みを感じると、心身は「闘争か逃亡」反応の状態へと移行してしまう。なぜなら、それ以上の痛みが予期されるため交感神経がはたらくからであり、そのため次に何か試すときには難度が増してしまう。後退しているような気分になる。自分のできる最前線をプレイの度に少し引っ込めることは別に構わないが、しかし前回一里塚を超えたからと言って無理矢理その段階までできる最前線を押し込んではいけない。必要とあれば少し後戻りするくらいの心構えで行こう。
目的は、あなたの心と身体にそういった新しい経験を馴れさせることである。より自分を痛めるのを回避できればできるほど、より早くその感覚がイケるようになる。もっと大きく、もっと深く。練習さえすれば、アナルはいつだって簡単なものである。
具体的に、このアドバイスを読んだ人々の体験談がある。

「痛くなくなりました!」
「私と彼氏がアナルをやると、彼を受け入れるために拡げるとき毎回ちょっと痛かったんです(火傷っぽい感じで)。昨晩は全く痛みや不快感なしに挿入してもらえました」
「挑戦し続けるには、時間とやる気が要ります。ベッドに向かう前、私とパートナーは一緒にシャワーを浴びて、いつも彼が指で少し弄ってくるんです。これをいままで2週間ほど実践してみましたが、以前の3週間に1回ほどのペース(この間にはプレイや拡張はやっていませんでした)の6倍くらいの頻度でアナルセックスをするようになりました。最初は1本の指がぎりぎり無理なく入る程度でしたが、何回も繰り返すうちに2本目も3本目も、それからxxxも入るようになりました! 振り返ってみると2週間というのは短いようですが、私たちは焦らずになるがままにやって、それでうまくいったんだと思います。アナルに挑戦するのを怖がっている人がいれば、このやり方や、あるいはおもちゃを準備としてオススメします。どんなに助かったか、口では言い表せません」

(原文:http://www.maxprivate.net/learning-enjoy-anal-sex/

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