Maxprivate - Sex Engineer. ヒトの性行動と変態性への理解にまつわる、分析的かつ科学的な集中議論

3行まとめ

・体性神経支配の外肛門括約筋は、頻繁な肛門周辺のマッサージで触られることに慣らしていけば攻略できる。
・腸管神経系に支配される内肛門括約筋は不随意筋であるが、不安やストレスを取り除くと開口しやすくなる。
・尻遊びによるオーガズムを繰り返せば、潜在意識にアナルへの期待感を刷り込むことができる。

独り身でアナルの開発度を保ちたいんですけど、何か方法ってありますか

半年前彼氏と別れて引っ越しました。それから彼氏なしです。彼は満足のいくアナルセックスを一緒にできる初めての男性でした。リラックスするのに私は時間がかかるんですが、一緒に練習するうちにだんだんうまくいくようになりました。
半年独り身でいて、せっかく頑張った後ろの上達が消えていってしまわないか、新しい恋人と再開するとして最初のようにガチガチに戻ってしまうのだろうかと、ついつい考えてしまいます。誰か同じ経験したことある人、居ませんか?
現状維持のために、バイブやディルドで「練習」すべきなんでしょうか?
アナルセックスをもう一回やってみたいような満足感がある活動だと思うのであれば、まず最初に「どうして自己発電用のセッションに尻遊びを加えないの?」と問いたい。確かに、一人遊びはアナルセックスと違うものであるし、何となく乗り気にならないというのも理解できる。もちろん、尻遊びをしなければコツを忘れてしまうこともあるが、しかし一度行った開発が完全に無に帰することはそうそうない。
アナルセックスを楽しめば、初めてのときよりも毎回簡単になってくるものである。それは丁度自転車に乗る特訓に似ている。決してやり方を忘れるものではないが、しかしより長い間身を離しておけばおくほどよりぎこちなくなってしまうものだ。
考慮に入れるべき、またメンテナンスとしての尻遊びについて一考の余地を与えるヒトの生理学的側面は3個ある。それらの側面の相対的な重要性には個人差がある。
肛門括約筋のトレーニング
肛門括約筋のトレーニングとは、単に筋肉を伸ばしたり物理的な許容量を増大させたりするという問題ではない。肛門括約筋を構成するふたつの異なる筋群に注意を向ける必要がある。肛門括約筋は外肛門括約筋と内肛門括約筋のふたつの構造に分けられる。これらの筋群はヒトの異なる神経系に接合され制御されている。
大部分において、筋肉の物理的乃至器質的な制約はウォーミングアップにより対処することができる。ただ単にトイレで用を足すだけでも、肛門括約筋のコントロールは衰退することなく鍛えられている筈だ。過去にどこまで拡張したかに拘わらず、いくらかの温かい潤滑液と挿入前の念入りなマッサージにより元の拡張度合いまで復元することができる。しかし、もし定期的にディルドや他のおもちゃで遊んでいれば、そのウォーミングアップが短縮できるという話だ。
体性神経系のトレーニング



外肛門括約筋は体性神経系に神経支配されている。この体性神経系というのは、受容器から脊髄、脳へと走る求心性の経路を含んでいるため、運動だけでなく知覚にも関与している。この神経は触圧覚や温痛覚に伝導に寄与している。肛門周辺の皮膚には体性神経に接続している神経終末が必ず豊富に存在している。それ故に、その部位は非常に敏感になっている。長期的に放置されたままでいると、少し触られただけで過敏に反応してしまう。いかなる神経も長い間刺激を受けなければ過敏化する傾向にある。その点に関して言えば、肛門は眼や耳と全く違わない。例えば、暗室を歩くとして、瞳孔が完全に散大したとしてもしばらくは何も見えない。1分か2分くらいしてようやく暗闇の中に影が見えてくるものである。より長く暗所に居れば居るほど、より目が慣れてくる。いわゆる暗視というものだ。同様に、静まり返った部屋の中に入ってしばらく待つことにより、鼓膜の中を脈打つ拍動音が聞こえるようになってくる。だから、アナル挿入を痛々しいものとして知覚しないようにするには、肛門の神経を過敏にさせないようにして触られても平気にしておく必要がある。
また同様に、体性神経系の神経は脳から外肛門括約筋へとシグナルを伝達する。外肛門括約筋は意識的に制御することが可能になっている。外肛門括約筋は便意を催した際には随意的に絞扼させることができ、便座に腰掛けたときには意志によって解放することができる。もちろん、練習を重ねれば、この筋肉の意識的な制御に関してより上達することができる。
腸管神経系のトレーニング
しかしながら、内肛門括約筋は腸管神経系(自律神経の一部を含む)に接合されている。これらの神経は、脳と直につながっていないという点で体性神経系とは異なっている。感覚性の腸管神経は脊髄まで上行するものの、そこで運動ニューロン回路と直接結ばれている。故に、感覚性の腸管神経は触圧覚や温痛覚を脳に伝えることはなく、代わりに筋肉の運動を直截的に誘発させる。内肛門括約筋は直腸の感覚神経への刺激に自動的に反応する。腸壁に圧力がかかると内肛門括約筋は開口する。意識的に動かし方を決定することはできないのだ。しかし幸いにも、外肛門括約筋は意識的に制御できるため、直腸がいっぱいになった途端に漏れるような、オムツ生活をしなくても済んでいる。
直腸の神経を適度に刺激しなければ、それらは再び過敏になってしまい、腸内で何かが動き回ることで少なからぬ不快感を抱くようになってしまう。
潜在意識のトレーニング
潜在意識は常にアナルセックスの楽しみに対する最大の障壁になっている。痛みを予感すると、痛みがやってくる。清浄さに関する懸念も不安を生み、結果的に筋肉の緊張や痛みをまた引き起こす。アナルが下手になっているかも知れないという不安意識だけで、新たなパートナーとのアナルセックス再開時に問題(痛み)が発生することは充分にありえる。
いかなる不安も、日常的なストレスでさえ、内肛門括約筋をきつく閉じさせ、非協力的な状態にさせる。そのときに何かが閉ざされた穴を突貫しようとすれば、進めない圧迫感が焦りを煽り、腸管はさらに厳重に閉鎖してしまうだろう。
定期的に尻遊びやアナル挿入を行うことで、特にその最中にオーガズムに達することで、潜在意識は劇的に再プログラミングされる。肛門に何か入れる度に気持ちよくなったり、特にオーガズムにまで達したりすれば、性的興奮を覚えた際に潜在意識下でオーガズムのためにアナルを満ち足りさせることを期待するようになる。
尻遊びやアナルセックスにご執心のマニアたちは、興奮したときにアナルが「うずうず」する”tingle”という。直腸に何か詰まっているとき、準備OKにするために彼らの足は自動的にトイレへと向かってしまう。これは、アナル的に凹の人々が特に洗滌のルーティーンを必要としないと語る理由のひとつであるだろう。加えて、彼らは張に優しい食事を摂るよう心がけることだろうから、最終的に浣腸はほとんど必要無くなってしまうだろう。
まとめ
当然の疑問なのでもう一度書くが、アナルセックスで快を得るに焉んぞ独りで尻遊びせんや? 本気のトレーニング方法として尻遊びを行わなくてもいい。一緒に遊べる人が見つかるまでの間は、ディルドを買い、心ゆくまま一人遊びをすればいいのだ。

(原文:http://www.maxprivate.net/staying-in-anal-shape/

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