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・適度な飲酒は緊張をほぐし、内肛門括約筋をコントロールしやすくしてくれる。
・アルコールを摂取したとしても、潤滑液など必要なものは利用しておくこと。
・ちゃんとアナルセックスの順序を追えるよう、凸は酩酊していない方がいい。

意図的にアルコールを利用して凹にペニスを受け入れやすくさせるという話になると、特にその件がアナル処女に関する場合、必ず否定論者がフォーラムに降りてきてアナルセックスにアルコールを取り混ぜる危険性について演説を始める。彼らが仰々しく言うところによると、アナル挿入を円滑化させるためにアルコールを用いる輩はみなダーウィン賞の候補であるか、少なくとも救急治療室への旅行計画を立てているようなものであるらしい。しかし、臨床的な観点から言うと、この主張は真実から程遠く、これらの否定的態度を正当化するものは全くない。

アルコール（酒）は、肛門愛リビドーの人々にとって完璧な薬剤である。アルコールはふたつの方法で痛みを緩和してくれる。第一に、最も明瞭なはたらきとして、痛みをぼやけさせるような麻酔作用がある。しかしさらに重要なはたらきとして、アルコールは直接的あるいは間接的に筋肉を弛緩させる作用がある。初めてアナル挿入を試みる人が筋肉の緊張に由来する痛みを避ける上で、この作用はもっとも重要なものである。
アナルセックスの準備に筋肉を弛緩させる用途でアルコールを利用することで病院送りになったり、棺桶に入らなければいけなくなったりするという盛りすぎの主張の説明はどこにも見当たらない。アルコールによって判断能力を失い、落花狼藉をはたらかれるという状況も考えられるが、しかし強姦はここでの問題ではない。大多数の人は蝋燭を灯したロマンティックな夕食の席でワインやシャンパンを嗜んだ後にアナル処女を失うのだ。他のシナリオとしてはこころ浮き浮きわくわくさせるようなパーティやコンサート、社交イベントで酌み交わすという場合もある。心の抑制が吹っ切れると、抑圧されていたアナルへの衝動や思い止まっていた性的冒険心に従ってしまう。回心にはほろ酔いで充分だ。一度きりで止めてしまうことはあるにしても、救急車を呼ぶ羽目にはならないだろう。

アルコールから最大のアナル的利益を得るためには、泥酔Blottoしてはいけないだろう。1杯2杯呑んで、ほんの少し酔いが回るくらいがいい。
薬剤に関する標準的な注意事項には気を配るべきだろう。
「薬剤の使用に関して、安全なレベルというものはない。いかなる薬剤の使用も、いくばくかのリスクを含んでいる。いかなる薬剤も注意深く服用することが重要である」（豪州医薬品局）
情報を整理しよう。まず、同じ項目に属する他の薬品と異なり、アルコールは世界の大半の地域で合法である。アルコールは何十億とまでは行かないにしても、何億もの人間が毎日消費している嗜好薬剤である。長期的な濫用や暴飲による影響や、アルコール中毒による影響はよく知られている通りであり、アナルセックスの補助として利用したところでそれらの影響は悪化も寛解もしない。
アルコールはヘロインや大麻、あるいはベンゾアジピン系の薬剤や他の精神安定剤と同じく、鎮静剤としての作用を及ぼす。しかし、これらの薬品を摂取することで気分が落ち込むという訳ではない。
「鎮静剤は中枢神経系（脳と脊髄）の作用を低速化し、警戒心を解き呼吸数や心拍数を低下させる」（豪州国立図書館）
この作用はまさに、アナルセックスに挑戦してはみたいがアナルセックスに関する典型的な問題を抱えている人が望む援助そのものである。(「アナルセックスにまつわる問題とその要因」を参照)
鎮静剤の表立った作用としては抑制の低下が挙げられ、それによりいかなる不安も（アナルセックスに関するものであろうとなかろうと）軽減される。強硬症患者やうわばみでない限りは、アルコールにより痛覚を取り除くことはできない。アルコールの作用は、神経伝達の速度を緩慢にさせ、それにより硬直反応や筋痙攣を防ぐことである。
ことアナルセックスとなると、鎮静剤は即席でとても有用な作用を施してくれる。内肛門括約筋は自律神経系により神経支配されているため、初心者の思い通りには動いてくれないことがある。この内肛門括約筋の制御が、アナルセックスのために人々が特訓する第一の理由である。アルコールは他の中枢神経と同様に自律神経系にも鎮静作用を及ぼすため、内肛門括約筋に何かを通り抜けさせる際には大きな助けとなる。

注意したいこととしては、
・大酒を呑むと、かえって不安を亢進させたり怒り上戸や泣き上戸になってしまうといった逆効果が発生しうる。
・たとえ痛みを感じるとしても、軽微な痛みは麻酔作用により頭脳が無視している可能性がある。
・アルコールは凹のためのものである。特に経験が浅い場合、凸は踏むべき手数を飛ばしてしまわないように理性を保っておく必要がある。
・アルコールはあなたの心の抑制を下げる（自我をぼやけさせる）ため、酩酊している間にはシラフに戻ったとき後悔するようなことにさえ合意しうる。
アルコールは潤滑液の代用品とはなり得ない。高品位なアナル用潤滑液は摩擦によるダメージを軽減し（だから開始前に充分注入しておくこと。「高品位なアナル用潤滑液の条件は何か?」参照）、一方ほろ酔いになることは筋肉（特に内肛門括約筋）を弛緩させ何であれ出し挿れしやすくしてくれる。
もし酒に弱いのであれば、この方法をとる必要はない。「アナルセックスでイケるようになること」のアドバイスはあなたが完全にシラフであることを前提にして書かれたものである。

2015/04/03 17:12
よく書けてますよ、Maxさん!　あなたの考えを否定することはできません。注意書きもよく練られてます。次に遊ぶときにはアルコールを試そうと思います。

2016/02/05 05:25
大方の人は酔っ払ってBDSMのプレイに臨むことに反対してるみたいだからこれは恥ずかしい秘密なんだけど、俺はときどき少し飲んじゃうんだよね。罪悪感を減らしてくれてありがとう。あんたのサイト好きだぜ。