多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

宗教/団体

だいしんいん、おおきかみのかこい

二大祖国』時代の中ごろに義国の一地域で誕生した宗教的集会がその母体。神々の神格に明確な序列を設け、数派の属性に秩序立てて分類。さらにこれに当てはまらない神々を邪神とし、異端として信仰を禁じた。この教義自体は一般に普及することなく、一地域のみのものにとどまる。しかし組織としての大神院は義国の政権に対して大きな力を持つまでに発展し、義国の滅んだ後もその系列の多くの国家に強い影響を与えながら現在に至る。

教義

14柱の紀神と14柱の紀人のみがをもつとし、それら以外の神々は全て眷属であるとした。眷属には邪神も含まれる。邪神は裏切った眷属であり、敵対者・誘惑者等とされた。

『天体論』の宇宙観と大神院

 義国の大カクレヤ(隠矢)の『天体論』によってまとめられた当時の宇宙観は、夜月幽月精月太月の四つの月と、土星火星水星天星の四つの遊星、そして太陽が、地球を中心に回っているというものでした。これら九つの星は、それぞれその巡る軌道が球層をなしていると考えられており、これに夜空の星々の球層を加えた十の球層が地球を同心円状にとりかこんでいるというのです。それらの球層は、それぞれ夜光天幽冥天精霊天太陰天太陽天土塊天火力天水晶天、そして天堂天と呼ばれ、さらにその外側に、夜空の無数の星々たちの球層、恒星天があり、それぞれにその天球層を支配する神々が存在すると考えられました。この図式を最初に引用し教義と引き合わせたのが、義国の大神院です。大神院の教義はまもなく廃れますが、大神院によって定められた球層と神々との対応関係は後にさまざまな陰秘学によって利用され、それとともに徐々にその神話的神秘性を高めてゆき、やがて今日の占星術の基礎をかたちづくったのです。

アケルナ・エリル占星術入門』)

紀神と認めている神格

【大神院】が紀神と認めている神格は以下の十四柱。
説1
神性序列権能支配する天層
アエルガ=ミクニー1位偶然と運命
マロゾロンド2位数学・多産
アレ3精神と霊魂精霊天
アルセス4紀元槍。創造神
エーラマーン5噂・ゴシップ
レーヴェヤーナ6知識
キュトス7地母神
シャルマキヒュ8戦争恒星天
セルラ・テリス9勝利
デーデェイア10幽冥天
ドルネスタンルフ11真球太陽天
ナトゥーラ12納豆。食物土塊天
ピュクティェト13火力天
ペレケテンヌル14金属
説2
  1. アルセス
  2. マロゾロンド
  3. アレ
  4. ピュクティエト
  5. ラヴァエヤナ:知識の神。
  6. シャルマキヒュ
  7. ガリヨンテ:食物神。土塊天に坐す
  8. ハザーリャ:眠りと海の神。夜光天
  9. ドルネスタンルフ
  10. デーデェイア
  11. ペレケテンヌル
  12. ゲヘナ:死神。幽冥天
  13. セルラ・テリス
  14. アエルガ=ミクニー

キュトスは邪神・魔女・誘惑者。
クゥル・ツテク:欠番。消滅。

紀人と認めている神性

序列紀人権能備考
1位イーリィ呪詛・最速最古の紀人。
2フラベウファ黄金・商売アルセスによって浄化されたキュトスの魔女
3ミエス・リヴァフラベウファと同世代
4
5
6
7ポーリエ音楽
8ルーウェル芸術
9レメス弓・狩猟
10フリグメルタ安産
11
12
13月華麗神太月月神の別名。太陰天に坐す
14エアル・バクスチュアル・オー滅び・新生最後の神。まだ誕生していない

眷属

邪神
キュトス

教典

禁忌

同性愛と同族食い:タバクシャラスが持っている性質を悪とした為。

組織

神査院:下部組織。義国内の主要都市や外国に設置された。
知神の盾

派閥

セルラテリス派とレーヴェヤーナ派(それぞれ後述)は対立している。

セルラテリス派

身体ばっかり鍛えていて頭が・・・と能く言われる。

レーヴェヤーナ派

言い逃れにかけては誰にも負けないと揶揄される。

行い

設立前

新史暦50年頃に義国で大神院の母体となる宗教的集会が開かれる。

設立後

関わり

施設

  • 奥の院
    • ゲヘナ文庫:通称。禁書・秘術書・危険呪書の保管室。

その他

――天国なんか目指さずに、誇り高く修羅の道を歩き、地獄を突き進めば
そこはきっと気高き魂を持つ賢者たちの楽園・アメイジオン――
【大神院に伝わる戯れ歌(作者不明)】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/7039/...

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