18年12月21日 総会 議事録14
議事録1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
○葛西委員 この1回目の会議のときに、総理大臣からアサイメントが出ていました。その1つは、「安全な学校」ということ、それから「学力をきちんとつける」ということ、それから、「社会規範意識を持たせる」と、このような内容だったと思います。
ですから、その方向に向かって、しかも、タイムスケジュールという制約もある中で、いろいろな議論がある中で共通因数になっている部分を括り出して、第1回目のものとして出していこうということにしないと、せっかくマスコミが持っている関心を逆方向に動かしてしまうだろうと思います。これがまず1点目で、まとめて共通項を出すべきだということです。
第2点目は、グランドデザインから入るという議論の進め方ですが、これは総論から各論へという進め方は典型的なやり方で、いままでのやり方と同じです。これまでも教育論というのはグランドデザインから議論されているんですね。ですから1月に出すものは、具体的なものでなければならないだろうというのが私の考えです。それは、いつ、誰が、何を、いつまでにやるかということをきちんと示さなければならないということです。
そう考えると「社会総がかり」というタイトルそのものが、「誰が」という教育の責任をあいまいにしていると思われます。ですから「社会総がかり」は一番先に出すべきものではなく、誰がいつまでに何をするかについて具体性のある提言を列記した後で、「さはさりながら社会全体が関心を共有し、総がかりで対処する気構えが必要」というように展開させるのが良いのではないかと思います。
○野依座長 いろんな御意見が出ております。理念はしっかりしなければいけないということ。しかし、一方で、早急に解決しなければ問題もあると。そういったことを取りまとめてメッセージの強い第1次報告をつくらなければいけないということでございます。これのプロセスをどういうふうに進めていくかということでございますが、山谷補佐官、私どもはいかに働くべきでしょうか。
○山谷総理補佐官 今日、また幅広い御意見をいただいたわけでございますけれども、1月の取りまとめというのは、国民の期待、子供たちの悲鳴を受けて、当面緊急に取り組むこと、また総理の所信表明演説でもございました基礎学力の向上、心を育て、規範意識をつくることそして、それを教育行政のみならず社会総がかりでやっていくという、この柱は共通認識だろうと思います。表現ぶりとか、いろいろなメッセージ性、ストーリー性、その部分をまたもう一度もみ直して、皆様にお示しし、1月の総会で御了承いただければと思いますけれども、いかがでございましょうか。
○野依座長 よろしゅうございますか。そうすると、それの取りまとめというのは、運営委員会で見識のある方と御相談させていただいて、運営委員会でまとめさせていただくということでございますか。事務局も大変頑張っておりますけれども。
○山谷総理補佐官 事務局だけでつくっていたペーパーというのは今までございませんで、皆様からいただいた御意見、そして運営委員会を必ず開いておりまして、そこでペーパーをまとめたものをまた皆さんにお送りしているというプロセスを踏んでおります。
○野依座長 そういうことで進めさせていただきまして、次の総会のときには大体成案に近いものを出させていただくわけですけれども、それまでに様々な御意見を賜りたいと思いますけれども、まとめなければいけないデッドラインがございますので、ぜひ御協力いただきたいと思っております。よろしゅうございますか。
(「異議なし」の声あり)
○野依座長 それでは、安倍総理から一言いただきたいのですけれども、その前にプレスが入りますので、少しお待ちいただきたいと思います。
(プレス入室)
○野依座長 それでは、総理一言お願いいたしたいと思います。
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○葛西委員 この1回目の会議のときに、総理大臣からアサイメントが出ていました。その1つは、「安全な学校」ということ、それから「学力をきちんとつける」ということ、それから、「社会規範意識を持たせる」と、このような内容だったと思います。
ですから、その方向に向かって、しかも、タイムスケジュールという制約もある中で、いろいろな議論がある中で共通因数になっている部分を括り出して、第1回目のものとして出していこうということにしないと、せっかくマスコミが持っている関心を逆方向に動かしてしまうだろうと思います。これがまず1点目で、まとめて共通項を出すべきだということです。
第2点目は、グランドデザインから入るという議論の進め方ですが、これは総論から各論へという進め方は典型的なやり方で、いままでのやり方と同じです。これまでも教育論というのはグランドデザインから議論されているんですね。ですから1月に出すものは、具体的なものでなければならないだろうというのが私の考えです。それは、いつ、誰が、何を、いつまでにやるかということをきちんと示さなければならないということです。
そう考えると「社会総がかり」というタイトルそのものが、「誰が」という教育の責任をあいまいにしていると思われます。ですから「社会総がかり」は一番先に出すべきものではなく、誰がいつまでに何をするかについて具体性のある提言を列記した後で、「さはさりながら社会全体が関心を共有し、総がかりで対処する気構えが必要」というように展開させるのが良いのではないかと思います。
○野依座長 いろんな御意見が出ております。理念はしっかりしなければいけないということ。しかし、一方で、早急に解決しなければ問題もあると。そういったことを取りまとめてメッセージの強い第1次報告をつくらなければいけないということでございます。これのプロセスをどういうふうに進めていくかということでございますが、山谷補佐官、私どもはいかに働くべきでしょうか。
○山谷総理補佐官 今日、また幅広い御意見をいただいたわけでございますけれども、1月の取りまとめというのは、国民の期待、子供たちの悲鳴を受けて、当面緊急に取り組むこと、また総理の所信表明演説でもございました基礎学力の向上、心を育て、規範意識をつくることそして、それを教育行政のみならず社会総がかりでやっていくという、この柱は共通認識だろうと思います。表現ぶりとか、いろいろなメッセージ性、ストーリー性、その部分をまたもう一度もみ直して、皆様にお示しし、1月の総会で御了承いただければと思いますけれども、いかがでございましょうか。
○野依座長 よろしゅうございますか。そうすると、それの取りまとめというのは、運営委員会で見識のある方と御相談させていただいて、運営委員会でまとめさせていただくということでございますか。事務局も大変頑張っておりますけれども。
○山谷総理補佐官 事務局だけでつくっていたペーパーというのは今までございませんで、皆様からいただいた御意見、そして運営委員会を必ず開いておりまして、そこでペーパーをまとめたものをまた皆さんにお送りしているというプロセスを踏んでおります。
○野依座長 そういうことで進めさせていただきまして、次の総会のときには大体成案に近いものを出させていただくわけですけれども、それまでに様々な御意見を賜りたいと思いますけれども、まとめなければいけないデッドラインがございますので、ぜひ御協力いただきたいと思っております。よろしゅうございますか。
(「異議なし」の声あり)
○野依座長 それでは、安倍総理から一言いただきたいのですけれども、その前にプレスが入りますので、少しお待ちいただきたいと思います。
(プレス入室)
○野依座長 それでは、総理一言お願いいたしたいと思います。
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2007年05月28日(月) 06:43:32 Modified by ID:MR4HHjnzyQ