18年12月21日 総会 議事録１５
議事録１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ １０ １１ １２ １３ １４ ＞１５
○安倍総理大臣 皆様大変お忙しい中にもかかわらず活発な御議論、合宿も含めて相当長時間にわたって御議論をいただいたわけであります。時には大変激しい御議論もいただいたというふうに聞いております。きょうも活発な御議論をいただきました。それぞれの見識を持って、また、専門分野、あるいは現場もよく精通しておられて、現場で日々いろんな問題に立ち向かっている皆様の御意見はそれぞれ大変私は貴重なのではないかと、このように思うわけでありますが、と同時に、これをまた取りまとめるというのが確かに大変な作業ではあるわけでありますが、長時間にわたって御議論いただいていけば、だんだんここというところに私は収斂をしていくというふうに信じているわけであります。第１次の取りまとめにつきましては、１月ということで、ぜひお取りまとめをいただきたいと、このように思います。
これは、まさに私が最初に申し上げましたことも含めて、理念、グランドデザイン、さらにある程度の具体的な目標、その具体的な目標と検討課題を入れていただきたい。しかし、また、それの答えがそこにすぐ出ているということには、当然そう簡単にはならないわけでございまして、その先に、さらにその具体案を取りまとめをしていただくと。それをもとに我々は法律改正すべきは法律を改正し、指導要領で応えるべきはそうしたところで応え、また、あるいは予算の充当等において対応していくというそれぞれの対応の仕方ガあるのではないかと、このように思うわけでございます。
さきの国会におきまして、59 年ぶりに改正教育基本法が通ったわけでございます。教育基本法は、これはなかなか改正できないのではないかと、こう言われてきたわけでありまして、長い間改正されないと、これは何となく出してもできないのではないかという雰囲気ができてくるわけでありますが、それをとにかくなし遂げたということであって、つまり新しい教育再生に向かっての理念と原則が確立されたと。いわば礎ができたわけでありまして、まさにこれから教育再生はスタートしていくことになると思います。
冒頭でも申し上げましたように、すべての子供たちに高い水準の学力と規範意識を身につける機会を提供していく。これはすべての子供たちであって、そのすべての子供たちそれぞれの子供たちに、そういう規範意識あるいは学力を身につけていくように、ちゃんと我々はその場もその方法も提供していくということになるわけであります。それを基本にぜひよろしくお願いしたい。
また、最初に申し上げましたように、優れた恩師に会う、先生に会うということは極めて重要でございます。頑張った先生が報われる仕組みにしていく。また、問題なる先生に対しましては、それは対応しなければならない。それはむしろ頑張っている先生が、自らに誇りを持って、多くの国民から子供たちから尊敬される先生になっていくということに私はつながっていくというふうに確信をいたしております。
また、教育委員会の在り方につきましては、これはこの国会でも随分議論になったわけでございまして、その教育委員会の在り方については、関与の在り方や責任の所在等々課題がございますので、この問題についてもさらに掘り下げて御議論をいただかなくてはならないと、このように思っております。
また、大変この会議、関心が高いものでありますから、確かに外への対応等で大変皆様方には御苦労をいただいているのではないだろうかと、このように思いますが、ぜひひとつ大変困難な課題でありますが、最も大切な課題でございますので、どうぞ、この後も、第１次の取りまとめに向かって御議論を深め成案を得ていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
（プレス退室）
○野依座長 総理どうもありがとうございました。
それでは、本日の第４回の教育再生会議はこれで閉会させていただきたいと思います。どうも委員の先生方、御多用のところありがとうございました。
議事録１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ １０ １１ １２ １３ １４ ＞１５
○安倍総理大臣 皆様大変お忙しい中にもかかわらず活発な御議論、合宿も含めて相当長時間にわたって御議論をいただいたわけであります。時には大変激しい御議論もいただいたというふうに聞いております。きょうも活発な御議論をいただきました。それぞれの見識を持って、また、専門分野、あるいは現場もよく精通しておられて、現場で日々いろんな問題に立ち向かっている皆様の御意見はそれぞれ大変私は貴重なのではないかと、このように思うわけでありますが、と同時に、これをまた取りまとめるというのが確かに大変な作業ではあるわけでありますが、長時間にわたって御議論いただいていけば、だんだんここというところに私は収斂をしていくというふうに信じているわけであります。第１次の取りまとめにつきましては、１月ということで、ぜひお取りまとめをいただきたいと、このように思います。
これは、まさに私が最初に申し上げましたことも含めて、理念、グランドデザイン、さらにある程度の具体的な目標、その具体的な目標と検討課題を入れていただきたい。しかし、また、それの答えがそこにすぐ出ているということには、当然そう簡単にはならないわけでございまして、その先に、さらにその具体案を取りまとめをしていただくと。それをもとに我々は法律改正すべきは法律を改正し、指導要領で応えるべきはそうしたところで応え、また、あるいは予算の充当等において対応していくというそれぞれの対応の仕方ガあるのではないかと、このように思うわけでございます。
さきの国会におきまして、59 年ぶりに改正教育基本法が通ったわけでございます。教育基本法は、これはなかなか改正できないのではないかと、こう言われてきたわけでありまして、長い間改正されないと、これは何となく出してもできないのではないかという雰囲気ができてくるわけでありますが、それをとにかくなし遂げたということであって、つまり新しい教育再生に向かっての理念と原則が確立されたと。いわば礎ができたわけでありまして、まさにこれから教育再生はスタートしていくことになると思います。
冒頭でも申し上げましたように、すべての子供たちに高い水準の学力と規範意識を身につける機会を提供していく。これはすべての子供たちであって、そのすべての子供たちそれぞれの子供たちに、そういう規範意識あるいは学力を身につけていくように、ちゃんと我々はその場もその方法も提供していくということになるわけであります。それを基本にぜひよろしくお願いしたい。
また、最初に申し上げましたように、優れた恩師に会う、先生に会うということは極めて重要でございます。頑張った先生が報われる仕組みにしていく。また、問題なる先生に対しましては、それは対応しなければならない。それはむしろ頑張っている先生が、自らに誇りを持って、多くの国民から子供たちから尊敬される先生になっていくということに私はつながっていくというふうに確信をいたしております。
また、教育委員会の在り方につきましては、これはこの国会でも随分議論になったわけでございまして、その教育委員会の在り方については、関与の在り方や責任の所在等々課題がございますので、この問題についてもさらに掘り下げて御議論をいただかなくてはならないと、このように思っております。
また、大変この会議、関心が高いものでありますから、確かに外への対応等で大変皆様方には御苦労をいただいているのではないだろうかと、このように思いますが、ぜひひとつ大変困難な課題でありますが、最も大切な課題でございますので、どうぞ、この後も、第１次の取りまとめに向かって御議論を深め成案を得ていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
（プレス退室）
○野依座長 総理どうもありがとうございました。
それでは、本日の第４回の教育再生会議はこれで閉会させていただきたいと思います。どうも委員の先生方、御多用のところありがとうございました。
議事録１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ １０ １１ １２ １３ １４ ＞１５
2007年07月12日(木) 07:18:22 Modified by ID:SZr/rNamGQ