議事録１　２　３　４　５　６　７　８　９　１０　１１　１２　１３　１４　１５

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○山中副室長　資料１でございますけれども、「第三分科会における検討課題について」ということで、主査、副主査と御相談させていただいてつくったものでございます。

　検討課題といたしましては、１つは、大学・大学院の教育システムの改革ということ、それから、増大する先端知に対応した教育内容・教員養成の在り方、それから、先ほど渡邉委員からもございましたけれども、大学入試・卒業の在り方、それから、地域に根ざした教育ということで、今後の検討課題と日程というところが２枚目にございますが、本日の会合では野依先生からの大学院を中心としましたシステム改革についての問題提起。それから、小宮山先生から教育院構想についてお話しいただき、御審議いただくということ。
　３月 13日の第２回には入試の在り方、あるいは９月入学の在り方。
　第３回では、ふるさと学を活用した教材開発と大学の教育の在り方。
　第４回で、入学あるいは学部、入試、卒業、人材像。
　４月中旬に大学・大学院教育システム。
　６回目で、４月下旬に大まかなまとめという感じの流れでございます。これにプラス、

　ここは審議経過と書いてありますけれども、先ほどございましたように、経済財政諮問会議でございますとか、かなり６月の骨太に向けて大学改革について、教育再生会議と連携した形で骨太方針に盛り込めるような具体的な改革方策を作成してもらいたいということもございます。それを併せますと、経過報告というよりも、この時期にできれば再生会議としての骨太の方向というものをまとめていただけると大変ありがたいと思っております。
　以上でございます。

○川勝主査　どうもありがとうございました。第三分科会の検討課題とスケジュールについて御説明いただきました。よろしゅうございますか。

○白石委員　経済財政諮問会議でも、大学の研究費の配分などについてより競争的な色彩を強くするという内容で先日ペーパーが出ていると思うんですね。経済財政諮問会議の意見に対して、当会議からも大学予算の在り方とか、大学院教育の充実に向けて予算をどういうふうに配分するかを提案したほうが良いと思います。財源をどう確保するかという問題ともかかわってくると思うんですけれども、この中でお金の話というのは全く議論されないんでしょうか。第一分科会では義務教育予算の拡充という財源の話をしますので、第二、第三にも密接に関連する話だと思います。今日、小宮山委員から御提言があった教育院のお話も、お金がなければ非常に難しい話だと思いますが。

○川勝主査　それは、それぞれ大学・大学院教育システムの改革の御説明の中で、また、教育院システムの御説明の中で、それぞれ野依座長、小宮山委員の方から、それにかかわる構想をちょうだいしたいと、それを議論の材料にしたいと思います。よろしゅうございますね。

　それでは、ちょっと時間も押しておりますので、本日はまず大学・大学院教育システムの改革について、野依座長より御提案をいただきまして、続いて、増大する先端知に対応した教育内容、教育養成の在り方につきまして、小宮山委員から御説明をいただき、それを踏まえまして、意見交換を行いたいと存じます。

　それでは、第１に、大学院教育の改革に向けた検討の進め方について、野依座長から御説明をお願いいたします。

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