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ネオホッケーでは基本的にブレードテープの貼り付けが求められています。
フロアボール(国内)でも極稀に貼り付けなければいけないことがあります。
目的は床の保護ですが、実際のところは「ワックス剥がし」にしかなっていません。


JFF統合前の、旧ユニバーサルホッケー時代には、緑・橙のスティックが使用されていました。
この緑・橙スティックは、IFFの規格に基づいておらず、そのため何らかの方法で床を保護する必要がありました。
ここで初めてブレードテープが登場しました。
当時、使用されていたブレードテープは、主にフェルトで作られた物でした。
これには厚みがあったため衝撃吸収性が高く、床と接触してもよく滑ってくれました。
このフェルトタイプのブレードテープは、床の保護という観点から見れば確かに有効でした。
(プレーの観点から見れば邪魔者でしたが…)


JFF統合を機に、ブレードテープはアイスホッケー用の物が使用されるようになりました。
以前の物よりも薄くなり、プレーはより自然なものに近づきました。
しかし、薄いということは、それだけ衝撃吸収性が低いということに他なりません。
この薄さでは効果を期待できません。
また、摩擦も強力になり、ブレード着床時に大きな抵抗が生まれます。
(もともと氷上で使用するための製品)
一定以上の実力(効率的なストロークフォーム)のあるプレイヤーの場合は、むしろブレードテープを貼らない方が滑りが良く、床への負荷を抑えられる状態です。
最も床への損傷を抑えたい選手層ほど、貼ってしまうと反って床を傷つけてしまう結果につながるのです。
ブレードテープの本来の目的である床の保護という観点からすると、完全に本末転倒になってしまっています。

ブレードはそもそも、フローリング、リノリウム(樹脂系)の床のどちらにも対応できるように作られています。
Material Regulationでは、単に熱可塑性樹脂(PA, PE, PP等)の使用しか明示されていませんが、床板を傷つける恐れがある場合にはOxdog Onepieceのように公認されません。
IFFの公認を受けているということは、最低限のリスクは回避できていることを意味します。
そろそろ、ブレードテープについても見直す時期に来ているのではないでしょうか。
フロアボールとネオホッケーの統合、不要な物品の削減の面からも考えていきたいものです。

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