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master_review 2019年07月21日(日) 01:48:23履歴
フロアボールではインドアシューズ(室内用運動靴)を使用します。
屋外用のシューズとは前提が違います。
普段履きのシューズが革靴であれば尚更です。
にもかかわらず盲目的に「自分はこのサイズなんだ!」と硬直してしまい、サイズ選びにおける失敗に気付かないで怪我の慢性化に悩むプレイヤーが多くいます。
競技や目的が違うのに、基本的に同じサイズで履けるはずがないのです。
そしてこれはフロアボール・ネオホッケーに限った話でもありません。
この言葉はかなり的を射ています。
それは何故か、ということを書き始めるとあまりにも長くなりすぎるので本題に入ります。
(それでも長いですがご容赦を。文脈が抜けると危険なため)
はいダウト。これは誤解です。
日本人は統計的に幅広・甲低です。
しかも足は個人差の塊です。
周囲や家族がそうだから自分も同じとはいえません。
そもそも他人の足と自分の足に何の関係があるのでしょうか。
「私って幅広なんです〜」と思いきや実際に計測してみるとまったく広くない。
むしろサイズミスや悪い履き方のせいで「きつい→自分の足は広い」と感じていたりする人もいます。
大きすぎるサイズを履いていて、シューズと足の屈曲位置がずれてきつく感じている人も。
はたまた自分の足は細いと勘違いしていたり…。
冒頭に書いた通りインドアスポーツをやる人の足に対する認識は悲惨な物が多いので、プロにしっかりと計測してもらいましょう。
計測にも慣れが必要です。
3D計測できる機材のある所が理想ですが、ランニングに強い店舗であれば最低限は問題ありません。
(機材の都合上、カスタムインソール作成ができる店舗ならば多項目・精密計測が可能。2Dまたは3D計測)
最低限欲しい数値(Asics, Mizuno, Nike)は2つです。
屋外用のシューズとは前提が違います。
普段履きのシューズが革靴であれば尚更です。
にもかかわらず盲目的に「自分はこのサイズなんだ!」と硬直してしまい、サイズ選びにおける失敗に気付かないで怪我の慢性化に悩むプレイヤーが多くいます。
競技や目的が違うのに、基本的に同じサイズで履けるはずがないのです。
そしてこれはフロアボール・ネオホッケーに限った話でもありません。
![](https://static.seesaawiki.jp/formatter-storage/images/function/fukidashi/icon_guest.gif)
インドアスポーツやってる人って、テキトー(雑)にシューズを選ぶよね。
by某ブランドスタッフ(元ハンドボール選手)
by某ブランドスタッフ(元ハンドボール選手)
この言葉はかなり的を射ています。
それは何故か、ということを書き始めるとあまりにも長くなりすぎるので本題に入ります。
(それでも長いですがご容赦を。文脈が抜けると危険なため)
えっ???
そう思った方もいるでしょうが、これは事実です。
こう思った方は残念。
(たかが靴ですが)物事を単純化し過ぎです。(されど靴)
同ブランド・同競技のシューズでしかも同じサイズ表記だとしても、モデルが変わるだけで内部形状は大きく違います。
これはメジャーブランドほど競技や想定される着用者に応じてラスト(靴の足型)やアッパーの素材配置を分けていることに起因します。
ロングセラーシリーズともなると途中からラストが変更されることがあり、サイズ感やフィット感が大幅に変わってしまうことも。
(まったく同じシューズであってもゆとりを感じる人やきつく感じる人がいる)
シューズのサイズ表記はあくまで目安程度に見てください。
別の記事にも書いたように、自分の足との適合具合(フィット)を最重要視してください。
そう思った方もいるでしょうが、これは事実です。
![](https://static.seesaawiki.jp/formatter-storage/images/function/fukidashi/icon_guest.gif)
でも私、いつも同じブランドのシューズしか履かないし ( ・´ー・`)ドヤァ
![](https://static.seesaawiki.jp/formatter-storage/images/function/fukidashi/icon_guest.gif)
○○のブランドって広め/細めなんでしょ〜 ( ・´ー・`)ドヤァ
![](https://static.seesaawiki.jp/formatter-storage/images/function/fukidashi/icon_guest.gif)
普段履きの靴よりも0.5cm大きく/小さくすれば良いんでしょ ( ・´ー・`)フヒッ
![](https://image02.seesaawiki.jp/f/w/floorballreview/rzRI1apqKI.png)
(たかが靴ですが)物事を単純化し過ぎです。(されど靴)
同ブランド・同競技のシューズでしかも同じサイズ表記だとしても、モデルが変わるだけで内部形状は大きく違います。
これはメジャーブランドほど競技や想定される着用者に応じてラスト(靴の足型)やアッパーの素材配置を分けていることに起因します。
ロングセラーシリーズともなると途中からラストが変更されることがあり、サイズ感やフィット感が大幅に変わってしまうことも。
(まったく同じシューズであってもゆとりを感じる人やきつく感じる人がいる)
シューズのサイズ表記はあくまで目安程度に見てください。
別の記事にも書いたように、自分の足との適合具合(フィット)を最重要視してください。
![](https://static.seesaawiki.jp/formatter-storage/images/function/fukidashi/icon_guest.gif)
日本人って幅広・甲高なんでしょ
はいダウト。これは誤解です。
日本人は統計的に幅広・甲低です。
しかも足は個人差の塊です。
周囲や家族がそうだから自分も同じとはいえません。
そもそも他人の足と自分の足に何の関係があるのでしょうか。
「私って幅広なんです〜」と思いきや実際に計測してみるとまったく広くない。
むしろサイズミスや悪い履き方のせいで「きつい→自分の足は広い」と感じていたりする人もいます。
大きすぎるサイズを履いていて、シューズと足の屈曲位置がずれてきつく感じている人も。
はたまた自分の足は細いと勘違いしていたり…。
冒頭に書いた通りインドアスポーツをやる人の足に対する認識は悲惨な物が多いので、プロにしっかりと計測してもらいましょう。
計測にも慣れが必要です。
3D計測できる機材のある所が理想ですが、ランニングに強い店舗であれば最低限は問題ありません。
(機材の都合上、カスタムインソール作成ができる店舗ならば多項目・精密計測が可能。2Dまたは3D計測)
最低限欲しい数値(Asics, Mizuno, Nike)は2つです。
- 足長 (シューズサイズとは異なる)
- 足囲または足幅 (A,B, C, D, E, 2E, 3E, 4E, F, G)
- (可能であれば足圧分布・フットプリント)
※動画ではアシックス社製3D計測機を使用。機材の機種やその日の身体の状況によって必ず誤差がある。
足圧分布を計測できる店舗ならば、それを元に推奨モデルをさらに絞り込めます。
自分の動きの癖や得意不得意を伝えたうえで、店員さんに自身の足の特徴にあったシューズを2〜3種類持って来てもらいましょう。
先にも述べた通り、足は個人差の塊です。
計測データだけでは1モデル1サイズには絞り込めません。
最初の試着サイズは足長に限りなく近いものから。
足長259mmだとしたらまずは26.0cmのシューズから試しましょう。
まずは足長に限りなく近いサイズのシューズから履いてみてください。
この実寸ギリギリのサイズはJIS規格の上では適合サイズなのですが、現実的に十中八九は履けないはずです。
(実寸サイズでは走行・接地時の捨て寸(0.5cm〜1.0cm前後)を確保することが難しいため)
しかし、極々稀に運動できるレベルで適合する人がいるので、念のためこのサイズから試してください。
(JIS採用:Asics, Mizuno 換算値:国外ブランド)
規格と自分の足は別物だということを体感したところでハーフサイズ(0.5cm)上げます。26.0→26.5
トーカーブ(爪先の形状)や足甲の適合具合、捨て寸の出方によってはこのサイズで履けます。
指先がシューズ先端に着いている場合はサイズアップしましょう。
トーカーブ・指先だけでなく、必ず踵のホールド、足幅・足囲、足甲・高さ等も同時に確かめてください。
こうしてハーフサイズずつ大きくしていきます。
サイズ(長さ)に問題がなくても幅が気になる場合は別のモデルを試しましょう。
Mens, Womensの垣根を取り払ってみることも1つの手段です。
(足囲(Mens/Unisex)が4E, F, Gの場合はカスタムオーダー(アシックス)を選択肢に)
自分の動きの癖や得意不得意を伝えたうえで、店員さんに自身の足の特徴にあったシューズを2〜3種類持って来てもらいましょう。
先にも述べた通り、足は個人差の塊です。
計測データだけでは1モデル1サイズには絞り込めません。
最初の試着サイズは足長に限りなく近いものから。
足長259mmだとしたらまずは26.0cmのシューズから試しましょう。
まずは足長に限りなく近いサイズのシューズから履いてみてください。
この実寸ギリギリのサイズはJIS規格の上では適合サイズなのですが、現実的に十中八九は履けないはずです。
(実寸サイズでは走行・接地時の捨て寸(0.5cm〜1.0cm前後)を確保することが難しいため)
しかし、極々稀に運動できるレベルで適合する人がいるので、念のためこのサイズから試してください。
(JIS採用:Asics, Mizuno 換算値:国外ブランド)
規格と自分の足は別物だということを体感したところでハーフサイズ(0.5cm)上げます。26.0→26.5
トーカーブ(爪先の形状)や足甲の適合具合、捨て寸の出方によってはこのサイズで履けます。
指先がシューズ先端に着いている場合はサイズアップしましょう。
トーカーブ・指先だけでなく、必ず踵のホールド、足幅・足囲、足甲・高さ等も同時に確かめてください。
こうしてハーフサイズずつ大きくしていきます。
サイズ(長さ)に問題がなくても幅が気になる場合は別のモデルを試しましょう。
Mens, Womensの垣根を取り払ってみることも1つの手段です。
(足囲(Mens/Unisex)が4E, F, Gの場合はカスタムオーダー(アシックス)を選択肢に)
- サイズ確認の留意点
- 踵をトントンしてから紐を下からしっかり結ぶ。(紐をほどかなければ脱げない程度)
- 足囲を確認する。
- ミッドソールから足の肉が溢れきっていないか(幅が足りない)。
- ハトメ(シューレースホール)がVの字・ハの字になっていないか(高さが足りない)。
- 前足部側面のアッパーを上から潰したときにミッドソールに触れないか(幅が過剰)。
- 紐を結んだときに前足部上面のアッパーが山になっていないか(高さが過剰)
- サイズに関わらず立位でフィット感を確認する。スキップ、サイドステップ、ジャンプ
- 踵はしっかりホールドされつつも指先を動かせる状態が理想的。
- MP関節とシューズの屈曲位置が合っているか。母指球とピボットサークルが重なるか。
- 普段履きのシューズと同じサイズで履けることもあるが、それは結果論として区別すること。
規格の解釈・運用上、革靴とは必ずサイズが違うはず。 - 踵に手指1本を入れる確認方法はしない。(重要な前後の文脈が欠如している)
新しくシューズを買う場合は店舗で必ず試着しましょう(購入はWebでもOK)。
なぜならば何度も述べるように足は個人差の塊だからです。
加えて足の形状は成長や加齢、生活スタイルの変化によっても容易に変化します。
今まで愛用していたシューズがある時期から合わなくなったり、反対にまったく履けないと思い込んでいたシューズが抜群にフィットしたりすることがあります。
サイズも同様です。
「足長○○mmに対してシューズは○○cmだ!」と明言することはとても簡単ですが、物事はそう単純ではありません。
信用できる店舗スタッフと一緒に時間を掛けてじっくりと考えてください。
悩むことは悪ではありません。
前項で「足長に限りなく近いサイズから試してみよう」と書いたのは、その手順が大失敗を防ぐことができる可能性が最も高いからです。
大きいサイズから下げていくよりも、小さいサイズから上げていく方が心理的な抵抗が弱く済むからです。
ここまでかなり短く書いたつもりです(本当はこの数倍は書きたい)。
明快な答えを求めて本稿を読んでくださった方には申し訳ありませんが、1人1人の足が全く違う以上は「浅はかな正解」を私の一存で示すことをしたくありません。
より良いシューズ選び、サイズ選びができれば外傷リスクを抑制できるだけでなく、よりアクティブにスポーツライフを楽しむことができます。
まずは自分の足について知ることからです。
さて、あなたの足にはどんな特徴があるのでしょうか―――。
なぜならば何度も述べるように足は個人差の塊だからです。
加えて足の形状は成長や加齢、生活スタイルの変化によっても容易に変化します。
今まで愛用していたシューズがある時期から合わなくなったり、反対にまったく履けないと思い込んでいたシューズが抜群にフィットしたりすることがあります。
サイズも同様です。
「足長○○mmに対してシューズは○○cmだ!」と明言することはとても簡単ですが、物事はそう単純ではありません。
信用できる店舗スタッフと一緒に時間を掛けてじっくりと考えてください。
悩むことは悪ではありません。
前項で「足長に限りなく近いサイズから試してみよう」と書いたのは、その手順が大失敗を防ぐことができる可能性が最も高いからです。
大きいサイズから下げていくよりも、小さいサイズから上げていく方が心理的な抵抗が弱く済むからです。
ここまでかなり短く書いたつもりです(本当はこの数倍は書きたい)。
明快な答えを求めて本稿を読んでくださった方には申し訳ありませんが、1人1人の足が全く違う以上は「浅はかな正解」を私の一存で示すことをしたくありません。
より良いシューズ選び、サイズ選びができれば外傷リスクを抑制できるだけでなく、よりアクティブにスポーツライフを楽しむことができます。
まずは自分の足について知ることからです。
さて、あなたの足にはどんな特徴があるのでしょうか―――。
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