はじめに 
けもです！
今回は、「夏休み」をテーマにした読み切り小説を投稿いたします。
夏休みには間に合いませんでしたが、あの夏をいつまでも忘れたくないということで……
9/10追記：nuz様が挿絵を制作してくださいました！ nuz様、いつもありがとうございます。
※この小説はフィクションであり、実在の人物･団体･事件とは一切関係ありません。また、特定の社会的立場の人々を揶揄する意図は一切ございません。
本編
「にょだ、にょだ……んちょ、よいちょ……」
「にょだにょだ！ たのち、たのち！！」
「にょだ、にょだ。ずんちゃのごはんしゃん、どこ？ どこ？」
……うるさい。
弟が夏休みの自由研究に使うとかなんだとかで、子ずんを捕まえてきたのだが……
常ににょだにょだ鳴いてて、かなり不快だ。
「…………」
だんっ！ じゃーらっ！
♪Good Golly, said little Miss Molly！
♪When she was rockin’ in the house of blue light！
CDプレーヤーを起動して、ディープ・パープルの『Speed King』を流す俺。
やつらの声をかき消して黙らせるぐらいの、大音量で……
「にょだっ！？ お、おぎゃーおぎゃー！ おぎゃーおぎゃー！」
「おぎゃー！ おぎゃー！ きょわいにょだあああああああああああああああ！！」
「うるちゃい、うるちゃい、うるちゃいにょだあああああああああああああああああああああ！！」
だが、俺の予想に反して、やつらは黙らなかった。
このように少しでも不満があれば、ひっくり返ってギャーギャー泣き喚く。
「ああっ、また泣いた！！」
トイレに入っていた弟が、パンイチで慌てて戻ってきた。
「兄ちゃん！！ 泣くとうるさいんだからびっくりさせないでよ」
「いやお前が黙らせろよ」
「う……ご、ごめん」
俺の冷たい声色に少し萎縮した弟は、子ずんを撫で始める。
「おぎゃ、おぎゃ……にんげんしゃ、にんげんしゃ！」
「きょわかったにょだ！ ずんちゃを、まもってほちいにょだ！」
「うるちゃかったにょだ！ だまらせるにょだ！」
今、何と言った？
「おい、そんな乱暴なこと言うな……お前たちだって、ここにいることで兄ちゃんに迷惑かけてんだから……ごめんよ兄ちゃん……」
「うるさかった、だと？ だまらせる、だと！？ ノイズ発しやがったのはてメーらだろうが！！」
がたんっ！！
弟が必死で子ずんの失言を取り繕おうとしたが、俺は我慢ならずに椅子から立ち上がった。
「………なあ、殺していいか？」
「ちょ、ちょっと待って……お願い、あと3日くらいで自由研究終わらせるからさ」
「もっと早く終わらせろよ、じゃないと俺が殺しちまうかもしれないぜ」
「自由研究終わったらホント、兄ちゃんの好きなようにしていいからさ……ごめんよ」
弟だって、好きでこんなことをしてるんじゃない。俺だって、小学生のころは忙しい家族を巻き込んで自由研究してたもんな。
そう考えると、少し怒りがおさまるのを感じた。
「俺も、さっきはすまなかった。それに、お前が謝るようなことじゃねえよ……その子ずんどもに、謝らせろ…………しつけるんだ」
「う、うん……ほらお前たち、兄ちゃんに謝りな」
「いやなにょだ、いやなにょだ！」 「ずんちゃたち、なにもわるいこと、ちてないにょだ！」 「ぷきゅうううううううううっ！！」
頑なに自分たちの非を認めないやつらの態度に、目の前が真っ赤になるのを感じる。
だが、俺が爆発する前に、弟がやつらを小突いてくれたおかげで、掴みかからずに済んだ。
「こらっ！ いうこと聞けないなら、メシ抜きだ！！」
「にょだっ！？ うぇーんうぇーん！ うぇーんうぇーん！」 「ごはんしゃん、ごはんしゃん！！」 「ごはんしゃあああああああああああああああああん！！」
「メシ抜きがイヤなら、今、しっかりと謝れ！！」
「にょだ……ご、ごめんちゃいにょだ！」 「ごめんちゃいにょだあぁ！」 「ごめんちゃ、ごめんちゃいにょだ！」
「…………ああ、殺してえ」
誠意のカケラもない、音声だけの謝罪。やつらは、いつもこうだ…………
俺にはどれだけ反抗しても、弟の言うことは絶対に聞く。
当たり前だ。エサをくれるんだから。
そもそも、なぜ屋内に子ずんどもがいるのか。
今は3匹だが、弟はもともと4匹捕まえていた。
「あ、あちゅい…………にょだ…………」
「「「おぎゃーおぎゃー！ おぎゃーおぎゃー！ あちゅいよ、あちゅいよおおおおおお！！」」」
弟が虫カゴを外に置いておいたままにしてたら、熱中症だか熱射病だかで1匹コロッと死にやがった。
「ごめん、また捕まえるのメンドーだから、家ん中入れてもいいかな……？」
「「ええ……」」
父さんや母さんだって、害獣を家に入れるなんて、最初はいい顔はしなかった。
でも、普段はサボりグセの強い弟が珍しく自分から自由研究に取り組む姿勢を見せたもんだから、その意欲を削いじゃいけないと、了承したんだ。
大切な弟のためだ。俺も、半ば強制的に了承せざるを得なかった。
だから俺は、家に入れるにあたって虫カゴにずっと閉じ込めておく、という条件を提示した。
「「「おぎゃーおぎゃーおぎゃーおぎゃー！ いや、いやっ！ いやああああああああああああ！！」」」
するとどうだ。仲間が1匹この中で死んだからって、虫カゴに入りたがらずに泣き喚くんだ。
ずっと泣き喚いていて埒が明かないから、仕方なく放し飼いを許した。
こんなのがいなくたって、夏は嫌いだってのに。
最悪だ。
……………………
「兄ちゃんの机がある部屋にはいかせないようにするからさ、マジで」
俺と弟の部屋の間には、薄い可動式の仕切りがあるだけ。分かれているようで分かれていないようなものだ。
だから、声なんか全部響いてくる。
「にょだ、にょだ！ にょーだにょだ！」 「んちょ、んちょ！ ごはんしゃん、どこかにないにょだ？」 「ずーん…………ずーん…………」
「…………ちょっとぐらい黙れねえのかよ」
また泣かれても困るからノイズキャンセリングのイヤホンで対抗したが、やつらの甲高い声を意識から遠ざけようとすればするほど、ノイキャンを貫通してきてダメだ。
「ずんちでりゅ、ずんちでりゅ…………」
「ずんちゃも、ずんちゃもずんちでりゅううう！！」
「ずんち、ずんち、ずんちいいいいいいいっ！」
ぶうっ！ ぶぴぴっ！ ぶりゅりゅっ！
ぼとっ、ぼととっ！
「しゅっきり〜、にょだ…………くちゃい、くちゃい！」
「にょだ、にょだ！ くちゃ、くちゃ………」
「にんげんしゃ、にんげんしゃ！ ずんち、ずんち！！」
弟が、トイレのマナーだけは必死で身につけさせたのだろう。弟が用意したオマルの上で3匹が一斉に踏ん張って、臭いクソを落としてる姿を見てしまった時には、殺意が最高潮に達した。
「にんげんしゃ、きれいきれいちて、きれいきれいちて！」 「ずんちがありゅと、ゆっくりできないにょだ！」 「くちゃいにょだ！ にんげんしゃ、どこ？ どこ？ だりぇも、だりぇもいないにょだああああああああ！！」
やつらは、俺なんか存在していないかのようにふるまう。
俺のことを陰で何と呼んでいるかは知らないが、弟のことは「にんげんしゃ」と呼んで、明確に区別している。
まあ、こいつらから頼りにされるなんてこちらから願い下げだが、それにしたって…………
「殺してえ、殺してえ、殺してえ、殺してえ…………」
こういう時は、楽しみを考えるに限る。
俺は、弟の自由研究が終わったら、やつらをどう苦しめてじっくり殺してやろうか、ただそれだけを考えていた………
「「「ずーん……ずーん…………ずーん…………」」」
弟がスイミングに忘れ物をしたとかなんかで、オマルを掃除したあと慌てて出ていったので、家にはやつらと俺だけ。
やつらは眠っていて、何かしてくることもない。だから、換気のために仕切りを開け放っておいた。
俺は、ハマっているカードゲームの新作パックが発売されるという情報を手に入れ、喜びにあふれていた。
レアリティの高い、お気に入りのカードを床に敷いて、これと同じくらいのアタリが引けるよう、祈る。
所持金を確認して、何パック買えるか計算しようと、床に置いていた財布に手を伸ばして…………
「…………あれ？」
財布が、中途半端に開いている。
それに、3枚入れておいたはずの1000円札が、いくら数えても2枚しかない。
「うっそだろ、どこいったんだよ…………フザケんなよ」
イヤな汗が浮かぶ。万年金欠の中学生にとって、1000円ってのはとんでもない大金だ。
それが、ないなんて…………
「ふきふき、ふきふき！ きもち、きもち！！」
「うわっ！？」
近くで子ずんの声が聞こえて、飛び上がる。こいつ、いつの間に起きていたのか。
待てよ。
「ふきふき」だと？
その言葉にまさかと思って、おそるおそる振り向くと…………
「ぅなっ…………！？」
「おい、なにみてるちゃ！ ずんちゃのあにゃるしゃんは、やすくないちゃ！」
「て、てメー…………なに、してる…………」
あまりの衝撃に、言葉がつっかえた。いつの間にか起きた1匹の子ずんが、くしゃくしゃの1000円札に、尻を擦り付けている！！
「か、返せっ！！」 がっ！！
血相を変えて、紙幣を奪い取る。
それは、間違いなく俺の財布に入っていた1000円札だった…………
どうやって？ もしかして、尻を拭くためだけに、財布から抜き取ったのか！？
「はやきゅ、ほめて、ほめて！ ずんちゃのこと、ほめてほちいにょだ！」
「うぁ……くせえ…………」
子ずんのトイレットペーパー代わりとして使われたせいで、なすり付けられた緑色のクソが、ベッタリと手についた。
「しょんなに、その“かみきれしゃん”が、ほちかったにょだ？ つぎは、ずんちゃのために、もっとやわらかい“かみきれしゃん”を、よういしゅりゅにょだ！ ずんちゃは、やさしいから、こんかいは、ゆるちてあげりゅにょだ！」
「てメ…………てメえええええええええええええええええっ！！」
子ずんの言葉に激昂した俺は、子ずんを掴み上げる。
「にょだっ！？ いちゃい、いちゃいい！！ おぎゃーおぎゃー！ おぎゃーおぎゃー！！」
「よくも、よくも俺の1000円札を！！ しかも、“許してあげる”だと！？ 何様のつもりだ……！！」
「おぎゃーおぎゃー！ にんげんしゃ、にんげんしゃ！！ たちゅけちぇ、たちゅけちぇ！！」
「アイツは今はいねえよ！ 俺が手を出さないと思って、調子乗りやがって！！」
弟の自由研究も、あと少しで終わる。それなのに、俺は我慢出来なかった。
「死ね！！」
「にょぎゅううううっ！！」 ばっちゃっ！！
俺の手の中で、子ずんが目を飛び出させて、死んだ。グワっと開いた口から漏れ出た臓物や吐瀉物が、音を立てて床に飛び散る。
ハッと、我に返った。
まずい。俺は怒りに任せて、なんてことを…………
「やばい、やばい、やばいやばいやばい！！」
慌てふためいた俺は、とりあえず汚れた手を洗おうと、洗面所まで走った。
「はぁ…………」
弟に何と言い訳しよう。いや、ウソなんてつかず、正直に、キレて殺してしまったと言おうか。
大切な小遣いをトイレットペーパーに使われたから、仕方なかったと。
代わりの子ずんを捕まえてくるから、許してくれと…………だが、害獣を殺さずに捕まえるのは癪だなあ……
床に飛び散った子ずんの残骸を掃除しようと、雑巾を持って部屋まで戻った俺は、そんな迷いなど、どうでもよくなるような光景を目にすることになる。
「にょだ、にょだ…………あにゃるしゃん、あにゃるにょだ！」
おぞましい気配を感じた。
「おほっ、ぅほっ」
普段は聞こえてこない、快感に喘ぐような声がした。
「あにゃるしゃん、きもち、きもち！ おほっ、おほっ！」
「…………！？」
こいつは、いったい何をしているんだ？
いつの間にか起きた2匹目の子ずんが、俺の部屋に侵入し…………
あろうことか、俺の大切なレアカードの1枚…………その端で尻を刺激しながら、荒い息を吐いている！！
想像を絶する光景に、体が硬直してしまう。
慌てていたから、しょうがないと言えばしょうがない。
それでも、仕切りを閉めておけばよかったと、後悔する。
やつらが、俺の部屋に入ってくる隙を与えてしまった。
ここで、考えるより先に、こいつを殺していれば。
まだ間に合ったのに…………
「うほっ、うほっ、おほっ！…………ううぅ、ちーちーでちゃ…………」
じょろろろろろっ…………
「ごあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ！？」
俺のものとは思えないような悲鳴が、口から飛び出す。
子ずんは、尻を激しく震わせたかと思うと、カードの上に放尿したのだった…………
俺のレアカード。
売り払う気はなかったが、市場価格20万円ともウワサされるシロモノだ。
もっと貴重で、市場価値が高いカードなんて、世の中には沢山ある。それでも、万年金欠の中学生にとって、20万円とはどれだけ夢のある価格か！
保護フィルムにしまっていなかったことを、重ねて後悔しても遅かった。
1枚のレアカードに、黄色っぽい染みが広がっていく…………
「おおおおお、て、てメええええええええええええええええええええええええええええええええ！！」
「しゅっきり〜………にょだっ！？ うぇーんうぇーん！ うぇーんうぇーん！！」
「死ねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ！！」
がんっがんっがんっがんっがんっがんっ！！
「ぐぴぃびいいいいゃあああああああああああああああああああああああああ！！」
…………1匹殺してしまえば、あとは慣れたものだった。
机の角に、忌々しい害獣の顔面を叩きつける。
こいつを殺したところで、傷モノになったカードが元に戻るわけじゃない。
それでも、俺はこいつを殺さずにはいられない。
トラブルを起こさないようにと、こちらがいくら境界線を設けたところで、こちらの意図なんて理解せず、勝手にそれを越えて来るんだ。
この、害獣どもは。
「はぁ……はぁ………どうだ…………殺しても殺し足りねえ、てメーらみたいな害獣はな………」
10数回叩きつけると、もう子ずんの頭部は原型をとどめていなかった。
「ずーん……ずーん……じゅんだもち、おいち、おいち………もう、ちゃべきれないにょだ…………」
オマルの上で寝ている残りの1匹が、身の毛もよだつような寝言を発する。
ここで、仲間が2匹も死んだというのに。散々、ここで叫び散らしていたというのに。
どうして、こうも余裕そうに寝ていられるんだ？
最初から、俺なんて存在は、ここにはいない。
見えない、知らない、怖くない。
そういうことなのか？
「…………てメーも殺してやる」
小さくつぶやいた俺は、たった今殺したばかりの死骸と、床に転がる死骸をひっつかみ、オマルに向かって歩みを進める。
「ずーん………ずーん………」
「……起きろ」
「ずーん…………ずーん………ちあわちぇえええええ…………」
「ちあわちぇ」…………「しあわせ」という言葉。
また、怒りが抑えられなかった。
苦しめてじっくり殺すだなんて、楽しみをふいにしてまで。
「起きろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！！」
ぐちゃっ、ばちゃっ！
生き残りの子ずんめがけて、2匹ぶんの死骸を放り投げる。
「おぎゃ、にょだっ！？ う、うぎゃああああ、ぎゃあああああああああああおぎゃあ！！」
クリティカルヒット。やつはオマルの上から転げ落ちた。
自分の体に当たった死骸を見るや否や、現実に引き戻されたかのような、絶望した表情で叫び始める子ずん。
「死ね…………」
「おぎゃあああああああああああああああああ！！ おぎゃああああああああああああああああああああああ！！」
目を見開いて、恐怖に叫び始める子ずん。
その目は、どうして自分が殺される運命にあるのか、理解していない。
1000円札が、どうした。
レアカードが、どうした。
たかが紙切れだ、と言うだろうか。
ただの紙切れに、どうしてそんなに、必死になれるのかと。
ただの紙切れがダメになったくらいで、何をそんなに、怒るのかと。
「おぎゃあああああああああああああ！ おぎゃあああああああああああああああああああああ！！」
“せんえんさつ”が、どうちたにょだ。
“れあかーど”が、どうちたにょだ。
ずんちゃにとっては、どっちも、たかが“かみきれしゃん”なにょだ。
ただの“かみきれしゃん”に、どうちてしょんなに、ひっちになれりゅにょだ。
ただの“かみきれしゃん”がだめになっちゃくらいで、なにをしょんなに、おきょりゅにょだ。
………………………………………
夏の日の幻聴だろうか。
聞こえるはずのない声が聞こえ、俺の怒りは最高潮に達したのだった…………………………
〜終〜
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この夏、どこで使ったか分からないのに、いつの間にか財布の中に入っていたお札がごっそり消えていた経験をしました。どこに行っちゃったんでしょうか…………
また、お札でお尻を拭く子ずんのセリフのアイデアは、むらさき様からいただきました。むらさき様ありがとうございます！
けも
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このページへのコメント
まず「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」を流してですね、弟に責任の重さと殺したくらいで勝手にしぬ躾の悪さを滝沢先生と同じ熱さで説きます
それから「今からお前を殴る！」と宣言してから拳を振り上げてトンファーキックをくらわします。キックの威力は野菜王子が１９号の腹にお見舞いしたくらい
ケジメは大事。
ファッキン妖精はもっと数を揃えてそれぞれの手足を圧着させて彫〇の森美術館にある「交叉する空間構造」を再現するってのはいいんじゃないですかね？
もちろん下の穴は全焼きで
価値観がまったく合わない上に殺す以外で関わったら確実に不幸になるんだから愉快な音がでる玩具になる以外では近くにいてほしくないですなぁ
コメントありがとうございます。ボニー・タイラーの名曲ですね！ケジメは大事。まさにその通りです！それは妖精に対しても、人間に対しても…………
『交叉する空間構造』はBB職人の方が仕上げて下さったら胸アツですね！かかわった人が確実に不幸になる存在なら、もはやかかわらない以外の選択肢が無いのが辛いところですね……避けられない状況もある中で…………
どれだけ苦しめても、死にたくても死ねない
そんなずんだ虫の登場が待たれますねこれは…気の毒すぎる
コメントありがとうございます。子ずんというのもあって、自身がまき散らした被害に見合わないあっけない死を迎えてしまうのも、イライラポイントのひとつかもしれませんね！
品種改良で、「殺されなければ死なない」レベルの強い妖精があらわれても面白いですね！野生化したら大変なことになってしまいそうですが…………
放し飼いにするなら最低でも両手両足舌空豆切り落としてから飼うべきですね
クソ虫の意見なぞ聞かずに虫かごに無理やり突っ込んで外に放置しておけば兄との関係がこじれることも無かっただろうに・・・
確かに自由研究なので五体満足でなく最低限ノドを潰して喋れなくすれば静かに観察出来ますよね(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…
あと生態観察する以外にもゴハンしゃん抜きで何日生存出来るか？生ゴミだけでデブずん作ったりと色々ありますよねw
zJjnanfSNQ様
コメントありがとうございます。部屋で飼うということは、それだけのリスクと覚悟が必要だということですね…（飼い主側、妖精側両方に……）
『ごめん、また捕まえるのメンドーだから、家ん中入れてもいいかな……？』と交渉する弟の本意は、わざわざ暑い外に出て観察したくないという怠惰のあらわれでした…………
名無し様
コメントありがとうございます。妖精が自然のままでなくとも、工夫次第で実験は多岐にわたりますね！
（小学生ですので）内容によっては、精神がおかしくなっているのではとお呼び出し・三者面談コースまっしぐらかもしれませんが…………()
やっぱ害獣は害獣なんやなって
ぜひ後日談も見たい話
コメントありがとうございます。子ずんたちは（害獣という自覚なく）「いつも通り」（自分たちの欲望を満たすために）生きているだけなので、それが人間と同居していると異質さが際立ちますね！分かり合えない部分が多すぎて……
後日譚のリクエストが予想以上に多くて嬉しい限りです！いつになるとはお約束できませんが、必ず投稿いたします！ またコメントお待ちしております！
kemoさん新作投稿お疲れ様です。
胸糞具合で言えば個人的にこの牢獄内でトップに入る内容でした。
ずんだ害獣に関してはイラつきがすさまじく、一万字程の内容になりますので省きます。
兄に関してはレアカード入手したらキズ対策にインナースリーブに入れるのは鉄則です。
まして、ずんだ害獣に不満とイラつきを感じて思考能力が低下していたとはいえ千円札の件があった段階で、危惧すべきことなのにそれらに気付かない時点で何かとは言いませんが失格です。
最後に聞いた言葉は間違いなく、自分の気持ちを落ち着かせるためにずんだ害獣みたいな口調にする事で鬼威さんに向かわせようとする自身の現実逃避の声でしょう。
そして、弟
自由研究は何かのテーマを決めて資料を集めたり、調べたりしてそれらをまとめてる事であり、まさかとは思うが害獣をある程度自由にさせてそれを観察して感想を述べるものじゃないぞ、そんなものを提出したら即親呼ばれて説教された挙句クラスから「クソ妖精人間」と虐められるのが関の山だぞ。
今回の件で確実に兄弟間、状況によっては家族間に亀裂が入るのが必須の内容ですので、鬼威さんが生まれる事間違いないですね。
もしそうだった場合、他の作品で出てきたほしいですね。
仕事が忙しくなる中の投稿ありがとうございました。
財布の事はご愁傷さまでした。
レシートを片づける時に他の場所に置いたり、電子マネーに換金する際に使用して忘れていたり、財布を入れていたカバンの中に何かの拍子でお札が落ちてしまった等の可能性があります。
kemoさんのペースで良いですので、また新作ができることを楽しみにしています。
コメントありがとうございます。胸糞判定、恐縮です！ほぼ最後まで子ずんが好き勝手していましたからね！（妖精に対してのイラつきも、たとえ一万字であってもお送りいただければニンマリしながら拝読します！）
最後の子ずんの演説は、ライブ感で描写しましたが、おそらくは兄自身の心の声でしょうね……子ずんを憎んでも憎み足りないという……
新作はまた金曜日に投稿出来ればと思います。いつもありがとうございます！結局お金は見つからないので、もう諦めています…………