あらゆる架空国家が併存するモザイク世界

まず初めに

閲覧注意(メタ)

概要

転移装置、通称Türとは、欧暦191■年頃からロイヘン帝国で秘密裏に開発された装置である。
当時ロイヘンの著名な物理学者である[■■Zensiert■■]氏によって欧暦191■年に提唱された[■■■Zensiert■■■]という論文に記された「人工的に時空の歪みを作り出し、その時空の歪みを通って“別の次元”にモノやヒトを運び込む」という仮説をもとに作成された。
ロイヘン政府はどうやらこの突拍子もない仮説にかなり本気で熱心になっており、国内の著名な物理学者や[■Zensiert■]国や[■Zensiert■]国の高名な科学者などを招集し、莫大な予算を注ぎ込んで研究に当たらせたとされている。が、その詳細は不明である。

構造

転移装置の構造に関しては不明な部分が多い。研究はもともと情報が高度に隠匿されており、後述する“事故”の後装置の開発に携わった技術者などの多くは口封じのため[■■Zensiert■■]ている。
唯一わかっているのは「人工的に時空を歪ませる」という一文だけである。

転移

欧暦192■年に“転移装置”は完成し、ロイヘン語で「扉」を意味する「Tür」という名がつけられた。Türの起動実験は192■年■月■■日に行われた。起動時にやや違和感があったが、概ね開発チームの想定通りに動いていたかと思われた。が、Türは不具合を起こし、どこか想定していない時空にアクセスしてしまう。その時空は非常に不安定で、ロイヘン帝国は人や物だけでなく、“土地ごと”その時空に引き寄せられてしまった。

要は転移装置がエラーを起こし、偶然時空が不安定な第2地球にぶち当たってしまったわけである。

転移の影響

時空を歪ませる機械が作動したため、Türの周辺にいた人間、この場合は開発チームの技術者たちは全員死亡 ( 正確には[■Zensiert■]と化した ) した。また、Türも転移の重圧に耐えきれずに破損し、再び起動する事は出来なくなってしまった。もっともロイヘン帝国は後にTürに関する記録や関係者を抹消した事から、再び起動させるつもりも無いようであるが。

また、転移した際にロイヘン全土は停電に襲われ、ほぼ全ての電力はストップし、インフラも壊滅的な打撃を受けた。これは数時間で復旧したが、その混乱に乗じて各地で暴動が起きたことにより、死傷者は数え切れない。

その後

Türの残骸は192■年■月■日に突如のとして姿を消した。現在、そのTürがどこにあるのか、どういう状態なのかは定かではない。

ちょっとした噂であるが、Tür、転移装置は今でも色々な時空、色々な世界線を転々としているという……。


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