モザイク架空国家

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管理番号[検閲済み]は、欧歴19[検閲済み]年にロイヘン帝国ベッツエルの[検閲済み]で発見されたとされる、[検閲済み]の形状をしたおおよそ[検閲済み]ぐらいの物体。とある商人を介しチェファンの[検閲済み]博物館に保管された。現在も国内の[検閲済み]博物館の地下で厳重に保管されている。

国内のロイヘン人物理学者[検閲済み]と[検閲済み]、ロイヘン人科学者の[検閲済み]の3人組が調査にあたった。彼らは「驚いた、これは既存のどの機械よりも複雑で、現在の言語では筆舌が不可能である。」と抽象的な報告書を提出している。本格的に調査した報告書は「考察であるが最先端の技術が投入された、端的にいうと時空移動装置である。不安定な状態で使用してしまった故制御は聞かないが、本来この装置はあらゆる物体を好きな次元に転移させる能力がある」という報告書以外当国転生後に不慮の事故により焼失してしまった。また3名も不可解な変死事故死しており真相を知るのは[検閲済み]のみである。

欧歴19[検閲済み]年、[検閲済み]月、[検閲済み]日。
[検閲済み]の命令で動力部の調査をしていた際、偶然にも動力部の破損が影響のない部位にしか到達していないことを発見する。何が発生するのか不明であったため、調査員[検閲済み]はスイッチを押し込み起動をする。動力が供給された当機は[検閲済み]秒後に目を閉じても十分に感じられるほどの眩い光を放ち、職員は浮遊感に包まれた。その後の記録は調査員が重度のやけどを負い死亡、厳密には[検閲済み]であったため残されていない。
転移後、研究室は大きくえぐれた当機、および調査員の[検閲済み]が散乱する悲惨な状態であった。状況調査にやってきた政府職員は研究室で唯一無事であるレポートなどを政府上層部に報告をする。

当機は前述のとおり[検閲済み]博物館の地下で厳重に保管されている。政府による厳重な監視体制が敷かれているが、当機の存在について触れるのはタブーとされており、これについて言及した人は不慮の事故により消えている