モザイク架空国家

帝国極東派遣軍朝韓自治区(ていこくきょくとうはけんぐんちぇふぁんじちく、ロイヘン語?：Imperial Far East China Expeditionary Army Korea Autonome Region Koreaチェファン語：제국극동파견군 조한자치구) は、ロイヘン軍によって統治されている国家である。ある程度の自治権が容認され大統領など民主的な制度が整えられたものの転移後は宗主国のロイヘンが消え、駐留しているロイヘン兵による厳しい軍事政権となっていて強軍化の道を歩んでいる。
国内に占める民族はチェファン人が主になっていてチェファン語が公用語であるものの移住者のロイヘン人によるロイヘン語教育も盛んに行われ、ロイヘン語交じりのチェファン語を話す人間も増えており徐々に同化していっている。

チェファンというのは朝韓という古来よりの地名によってなずけられた地名である。
ロイヘン統治下にはいった時は単純に朝韓植民地という名前であったがロイヘンが転移してしまいロイヘンがなくなると
国内にいるロイヘン人将校は好き勝手に規律を破り始め政界に進出していき軍国主義的な帝国極東派遣軍朝韓自治区という名前にしてしまった。
宗主国がいないので自治区ですらないけど

詳しくはチェファンの歴史?を参考のこと
初めてチェファン(朝韓半島)に人間が伝来したのは紀元前70万年前と推定され、現在の人類(現生人類)は2万5千年前に海岸や川沿いに住み始め文明を築いたとされる。
嘘か誠かは怪しいが古朝韓が最初の半島国家であるとされている。
古朝韓が分裂し三王国による統治が紀元前1世紀頃から7世紀ごろまで長らく行われる。
10世紀ごろになると三国はチェファン民族中心の統一王国を打ち立てる。
13世紀頃北方の民族の襲撃を受けその版図に組み込まれる。
北方の大帝国が弱化、この際朝韓半島は独立し呂氏朝韓が築かれる。
19世紀頃、近代化の波が波及、一足先に近代化した陽奉に朝韓は占領され、陽奉領朝韓となる。
陽奉は内政で忙しくなり、ロイヘンとの合同統治を決意、しかしロイヘン側の巧妙な話術によりほとんどの権益を奪われもぬけの殻になった朝韓を全てロイヘンに売却。
朝韓はロイヘン領となる。
その後ロイヘンが転移してしまうと国内のロイヘン軍人が勢力を拡大し始め軍国主義の現在へとつながってゆく

詳しくは転移(チェファン)を参考のこと
ロイヘン転移後かつてベッツェルと呼ばれた町で出土したオーパーツがとある商人の伝手よりチェファン博物館へと寄贈された。世論は陰謀論であふれそれを鎮めるためにロイヘン人専門家による調査が行われた。
調査中専門家がケアレスミスで装置を起動してしまう。装置はウランの臨界状態と思わしき青白い光を放ちながら一帯を巻き込み、チェファンは転移した。

チェファンは第3地球に転移する。試しに隣国へ打電するも返答がなく、当時のチェファン大統領は「如何なる可能性を考慮しても異世界に飛ばされてしまった可能性が高い。」と政府全体の結論を出した。
しかしチェファンはオーパーツの陰謀論でもちきりであり、そこに異世界に転移しましたなど突拍子も無い話を出すと混乱が発生し、風向きが悪ければロイヘン人という外国人のさらに軍事政権という政府批判につながりかねないと、政府は公に「装置はただの玩具である。」と公表。これにも陰謀論が多少飛び交うものの政府が心配していた大事には至らなかった。
現在、チェファンで異世界というワードは中国でいう64天安門と同等の禁句の言葉となっている。

チェファン人のほとんどが無宗教だが現代日本人のように変な宗教観を持っている。何故なら古来蓬東から諸宗教が伝来し、それが融合していってチェファジナル宗教が作り上げられたことに起因する。現在のチェファン人は無宗教というものの価値観はそのチェファジナル宗教によるものが多く先祖崇拝や法事を熱心に行う、またロイヘン人の布教活動によりクリスマスなどの概念がある。そんなロイヘン人はリヒエス教を特に熱心に信仰している。近年、チェファンの宗教に関する関心の薄さのせいで、ロイヘン人による伝統的仏閣の仏像をリヒエス像に加工して即席教会にするなどと伝統文化の破壊が多くみられる。

旧世界ではロイヘンの虎の威を借りた強気の外交をしていたが宗主国が転生してから旧世界にいる間諸外国との仲は最悪であり国境付近では小中規模の小競り合いが常に発生していた。
ここで祖国防衛のために軍備拡大にお金を注いでしまったことが、銃後で優雅に暮らすロイヘン将校の暮らしを贅沢にしその結果軍部の影響力を強くしてしまった。
転移後はチェファンは外交こそある程度するものの異世界への転生を国民にばらさないため入国は船によって行われる。また過度に未来的な服装は禁じられており、魔法などの使用も強く禁止されている。英語で表すとmustといったところか。

ロイヘン時代から憲法は存在しなかった。彼らを拘束するのは歪んだ騎士道精神のみである。

詳しくはロイヘン帝国軍を参照
転移前ロイヘンから潤沢に武器などを渡してもらったため東洋でも上位の軍事力を保持した。
陸軍、海軍、空軍が存在する。空軍はロイヘンを倣って海軍傘下である。