基本情報


略歴

ランクヘン国王であった父リルトの三男。
父は次男を溺愛し、長男を迫害していた。やがて自身の病がいよいよ重くなってきた事を知ると、長男を呼び出し反乱罪で処刑してしまう。これに驚いた三男であったロムスティは、保身のため、先手を取って反乱を行い、次男と骨肉の争いへと突入する。
当初はロムスティに勝ち目はないと思われていたが、シャクティアナ帝国を後ろ盾としてこの戦いに勝利、病床のリルトは、ロムスティに脅迫同然に王位を継承させ、その直後に息を引き取った。
ロムスティによる毒殺も囁かれているが、既に余命いくばくもなかった父に対して毒殺してもおかしくないというのは、そこまで彼がこの骨肉の戦いの原因を作ったリルトを憎悪していたということを伺わせるエピソードである。

なお、同時期に六界連合軍ベレル国を攻撃している。「元々シャクティアナ帝国に歯向かっていたランクヘン国は、これに呼応して連合側に寝返る可能性が高かったため、この一連の内乱はそれを阻止するためのシャクティアナ帝国が裏で手引きし、全てはシャクティアナ帝国の手のひらの上で踊らされていたものという見方が強まっている。
ただし、シャクティアナ帝国の介入が、内乱が勃発してからなのか、そもそもこの内乱の元となった長男の処刑からなのか、その辺は正式な史料がいまだ見つかっていない。

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