創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

否定論・陰謀論を信じる理由

異星人干渉仮説の証拠とされるもの


Wikipedia:Ancient Astronauts(古代宇宙飛行士説)には、支持者たちが異星人干渉仮説を支持する証拠だと主張しているもの挙げられている。いずれも、「それらしいものを見つけた」という段階で、考古学者が説明を付けられないものがあるわけでもない。
古代の絵画
古代宇宙飛行士説の支持者たちは、南西部砂漠で見つかったホピの洞窟画が、ホピ族及びズニ族と起源と、星人(「カチナス」)をつなぐものだと主張する。彼らは、あちこちによく似た洞窟画があるのは、異星人が多くの古代文明を訪問した証拠だと指摘する。

古代宇宙飛行士説を支持する芸術的証拠として旧石器時代の洞窟画が挙げられる。オーストラリアのウォンジーナ(Wondjina)とイタリアのヴァルカモニカ(Valcamonica)は今日の宇宙飛行士に似ていると主張される。[58] 古代宇宙飛行士説の支持者たちは、宇宙服のヘルメットを着けた姿だと解釈されるドーム形状の頭部が、異星人が初期人類を訪れたことを証明していると主張することがある。[59]

[59] "UFO Evidence". Etcontact.net. Retrieved 2014-03-11.

Horseshoe Cannyon

Wandjina

Rock Drawings in Valcamonica
中世及びルネサンス期の芸術における、飛行する円盤の表象が、古代宇宙飛行士説を支持する証拠だとされる。[60] 人類の創造者たちが地球に定期的に還ってきていることを示すことで、古代宇宙飛行士説を支持するものとして使われる。

[60] "Art and UFO – Part 5". Sprezzatura.it. 2002-11-23. Archived from the original on 22 July 2011. Retrieved 2011-06-18.

Carlo Crivelli: "The Annunciation, with Saint Emidius" (1486)

The Madonna with Saint Giovannino
ナスカの地上絵
古代のナスカ地上絵は、ペルー南部の高原砂漠に描かれた数百の巨大な地上絵である。動物や人間の定型化された絵もあれば、数百メートルの直線もある。上空から見るように図形が描かれているので、古代宇宙飛行士説に結び付けられる。1970年代、疑似歴史家Erich von Dänikenは、ナスカ地上絵が「航空機からの指示で」つくられたもので、長く広い線は航空機の滑走路だという主張を広めた。考古学者Kenneth Federによれば、Von Dänikenの異星人解釈は何ら証拠により支持されない。Federは、「線は、古代ナスカ人たちの儀式の通路であると、考古学者たちに解釈されている。」[61]

University of KentauckyのJoe Nickell教授は木製の杭とひもだけを使って、図像を再現できた。[62]

[61] Feder, K. L. Ancient Astronauts. In Michael Shermer (Ed). The Skeptic Encyclopedia of Pseudoscience. ABC-CLIO. p. 19
[62] "The Mysterious Nazca Lines". Onagocag.com. 1982-08-07. Archived from the original on 15 July 2011. Retrieved 2011-06-18.

Nazca Lines

古代のアーティファクト
物的証拠だと主張されるものとして、エジプトでのアーティファクト(古代エジプトのグライダー )や、コロンビアやEcuadorでのアーティファクトの発見が挙げられる。これらは現在の航空機やグライダーに似ていると主張されるが、これらは定型化された鳥や昆虫の表現だと、考古学者たちは解釈している。

[63] Strange Artifacts, Ancient Flying Machines". World Mysteries. 1903-12-17. Archived from the original on 14 June 2011. Retrieved 2011-06-18.

Saqqara Bird

Quimbaya Artifacts

巨石サイト
古代の宇宙飛行士の証拠として、エジプトのギザピラミッド・ペルーのマチュピチュ・レバノンのバアルベク・イースター島のモアイ・英国のストーンヘンジなどの古代のモニュメントや巨石遺跡の存在が主張される。[64] 支持者たちは、これらの巨石構造物が当時の技術と道具では建設できなかったと主張し、さらには今日の技術でも再現できないと主張する。支持者たちは、建設に使われた石の大きさ、それらの配置精度、輸送距離から、これらの建設に疑問を呈する。

これらの主張は、主流の考古学によって全く否定されている。 幾人かの主流の考古学者たちは、大きな巨石を移動させる実験に参加している。 これらの実験は少なくとも40トンまで巨石を移動させることに成功しており[65] [66]、彼らはより大きな労働力を投入することで、より大きな巨石が、既知の古代技術を用いて曳航できると推測している。[67] しかし、このような主張は歴史上よくあることだ。ミケーネの都市のサイクロプスの大理石の壁の驚異の背後にある、巨大なサイクロプスが壁を築いたと信じていた、ギリシャ暗黒時代の後のギリシャ人のロジックも同様である。

[64] Christopher Penczak, Ascension Magick: Ritual, Myth & Healing for the New Aeon, 2007, p. 226
[65] NOVA | Transcripts | Secrets of Lost Empires | Stonehenge". PBS. 1997-02-11. Retrieved 2011-06-18.
[66] "NOVA Online | Mysteries of the Nile | August 27, 1999: The Third Attempt". Pbs.org. 1999-08-27. Retrieved 2011-06-18.
[67] History Channel "Mega Movers: Ancient Mystery Moves"

Great Pyramid of Giza

Machu Picchu

Baalbek

Moai

Stonehenge

宗教と文化という証拠

古代エジプト人や一部の先住民族などの多くの古代文化では、人為的に子供の頭蓋骨を長くしていた。 古代宇宙飛行士説の支持者たちの中には、これが神として見た地球外からの訪問者を模倣するために行われたという説を提唱している。[68] [69] 細長い頭蓋骨で描かれた古代の支配者の中には、ファラオ・アケナテンとネフェルティティがいる。多くのエイリアンアブダクションの被害者たちによって、記述されたクレーエイリアン(歴史的には「小さな緑の男性」と呼ばれる)は同様の形の頭部を持っていると指摘されている。テレビ番組"Ancient Aliens"では、長くされた頭蓋骨の持ち主が、人間と異星人の混血だと示唆された。[68]

[68] Kevin Burns (executive producer) (2011). Ancient Aliens, Series 3, Episode 8: Aliens and Lost Worlds (motion picture). A+E Networks.
[69] David Hatcher Childress, Renato Vesco. Man-Made UFOs. 2007. p.179

Akhenaten

Nefertiti

Grey Alien







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