創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

関連ネタ>地球平板説,インターネット時代の地球平板説

電磁加速(Electromagnetic Acceleration)

都合太陽は平板地球の上空を一定の高さで周回しているが、それでは日出・日没が起きない。
対策太陽光線は進行とともに曲がっていく。


The theory of the Electromagnetic Accelerator (EA) states that there is a mechanism to the universe that pulls, pushes, or deflects light upwards. All light curves upwards over very long distances. The Electromagnetic Accelerator has been adopted as a modern alternative to the perspective theory proposed in Earth Not a Globe. Sunrise and sunset happen as result of these upwardly curving light rays.

電磁加速(EA)理論は、宇宙には光を上方向に引っ張ったり、押したり、偏向させたりするメカニズムがあると主張する。すべての光は、非常に長い距離で上向きに曲がる。電磁加速は、地球は球体ではないという説において、眺望理論に対する代案として採用された。日出と日没は、上向きに曲がる光線の結果として起きる。

[ Flat Earth Society: Electromagnetic Acceleration ]

基本的にはスポットライトのような太陽が、日出・日没しているように見えるように、光が曲がっていることにしているが、どのように曲がっているかを記述する光線の式は定められていない。

日出・日没地点近傍での光線経路の近似式として、以下の式が提示されている


ここで、x:水平方向, y:鉛直方向, β:Bishop定数, c:真空中の光速である。

原点(0,0)で光は水平方向になるので、原点が日出もしくは日没で、式はその近傍の近似的な光線の軌跡。そして、βについては未測定で、定まっていない。
β - the Bishop constant, which defines the magnitude of the acceleration on a horizontal light ray due to Dark Energy. When the theory is complete, attempts will be made to measure this experimentally.

βはビショップ定数で、ダークエネルギーによる水平方向の光線の加速の大きさを定義する。理論が完成したら、実験的に計測されることになる。

[ Flat Earth Society: Electromagnetic Acceleration ]


そして、日出・日没以外の地方時の光線経路も、太陽近傍の経路も近似式すら提示されていない。

また、光線が通常物理とは逆センスに(上方に)曲がる「物理」もつくれていない。

さらに、水平方向にいたっては考慮すらされてゐない。たとえば、春分・秋分に赤道上にいれば、太陽は西に沈むのを見れる。しかし、平板地球では日没時点の太陽は北西方向にある。これを補正するには、太陽から出た光線は、経線に沿って曲がっていく必要がある。
だが、Flat Earth Societyサイトにはそのような記載はない。とてもではないが、太陽の高度と方位を観測された通りに見えるようにする仕掛けどころか、光線経路にも手が出ていない。

未解決問題光線がどう曲がっているかのモデルがない。
水平方向の光線の曲がり方が不明。
光線が曲がる物理が不明。
平板地球を一望できない


コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

サブメニュー

kumicit Transact


管理人/副管理人のみ編集できます