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平板地球を一望できない


「平板地球上に緯度による太陽高度の差と経度による時差があり、季節変化がある」ことの対策として、現代の地球平板説では、スポットライト太陽という設定になっている。


ただし、実際にはスポットライトの形だと、現実に合わない。季節も考えれば、以下もような強引な「スポットライト」になる。


また、光が直進すると、スポットライトでは日出・日没が起きない(日出ではなく、東の空に突如として太陽が出現し、日没ではなく西の空で突如として太陽が消える)ので「電磁加速」とやらで太陽光線を曲げている。



逆に言えば、太陽から平板地球の昼の部分しかみえないことになる。地球平板説の太陽の高度で上空から平板地球を眺めると、北緯90, 60, 30, 赤道, 南緯30, 60, 90度から見れば、以下のような範囲しか見えない。(×は視点で、高度約5000km)


鉛直面内で光線が曲がっていることになっているので、見えないところは、真っ暗なのではなく、上空の星空が見えるだけである。


また、光線が水平方向に曲がっているので、地球の半分は半円形のようには見えない。いかにも球体地球を見ているかのように見える。

なお、地球の図はECHALKによる。

これは地球平板説にとって都合が良い点と都合が悪い点がある。都合が良い点は、宇宙空間からの地球の写真が地球の半球しか撮れないことが地球が球体であることの証拠にならないと主張できることである。一方、どこからどう見ようとも、平板地球全体を一望できないのが悪い点。観測上、平板地球はどこから見ても球体地球にしか見えない。

なお、光線が曲がっているせいで、平板地球には地平線もある。そのため、地上に立っていても、平板地球を「実感」できそうにない。


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