(国旗)
公用語エド語
国歌なし
国の標語なし
首都イレ・イビヌ
国家元首エウアレ2世
政治体制立憲君主制
人口3,233,366人
通貨スラ・マナト
領域

概要

西アフリカにある立憲君主制国家。首都はイビヌ。
中部アフリカ共同体加盟国。

歴史

ベニン王国

12世紀、この地域の民族エド人によって建国された。ヨルバ人が建国した国家ではないが、ヨルバ諸国と強いつながりを持っていた。

15世紀、エウアレ王の統治下で、ベニンは黄金時代を迎えた。1485年にポルトガル人の探検家がベニンに到達し、西欧との交易が始まった。海岸線に近く、西欧との交易に有利だったことで、ベニンは貿易の中心地として発展していった。ヨーロッパには胡椒や奴隷、象牙を売り、代わりに火器を輸入して奴隷狩りを行い、ベニンはさらに勢力を拡大していった。当時のヨーロッパ人によって、ギニア湾岸一の大都市として紹介された。16世紀には王がリスボンに遣欧使節を送り、ポルトガル王は返礼として宣教師をベニンに送った。

その後、18世紀に入ると、西のオヨ王国が力を伸ばし、また奴隷貿易の中心もダホメ王国やアシャンティ王国に移り、ベニンは衰退したが、19世紀にはパームオイルの輸出により勢力を回復した。1897年、イギリスとの間に紛争が起こり、イギリスはベニンを占領し、植民地となった。街を焼き払い王国の文化財を破壊し略奪した。
到底許されるべき行為ではないと思う。(by.ベニン王国一般男性)

イギリス植民地時代

ベニンはイギリスのナイジェリア南部保護領に組み込まれた。
その後、1914年に北ナイジェリア保護領と統合され、ナイジェリア保護領となった。
港の浚渫や道路や鉄道の建設などの公共事業やココアやゴムなどがプランテーション農場にて栽培され、スズが採掘された。
植民地時代は1960年まで続いた。

ナイジェリア内戦

1962年にカッサン政権がナイジェリア人民共和国と改称し、社会主義化すると、ナイジェリア内戦が始まった。
内戦は泥沼化し、ビアフラやベニン、オヨなどが独立し、ナイジェリアは分裂した。
1964年に独立したベニン共和国は、君主制を復活させ、ベニン王国になった。

政治

国家元首(オバ)

国家元首であるオバは国民統合の象徴とされ、政治的実権はもたない。だが、ベニン国内での影響力は非常に大きい。
エウアレ1世以前
オルンミヤン
エウェカ
ウワクアヘン
ヘンミヘン
エウェド
オグオラ
エドニ
ウダベド
オヘン
エグベカ
オロビル
ウワイフククン
エウアレ1世1440〜1473
エゾティ1473〜1474
オルア1475〜1480
オゾルア1480〜1504
エシギー1504〜1547
オホグブア1547〜1580
エエンブダ1580〜1602
オウアン1602〜1656
オオンザエ1656〜1675
アーケンクペイ1675〜1684
アケンベド1684〜1689
オレオグネ1689〜1701
エウアクペ1701〜1712
オズエレ1712〜1713
アーケンズア1世1713〜1740
エレソイエン1740〜1750
アケンブダ1750〜1804
オバノサ1804〜1816
オグベボ1816
オセンウェンデ1816〜1848
アドロ1848〜1888
オボンラムウェン1888〜1897
植民地時代(非公式)
オボンラムウェン1897〜1914
エウェカ2世1914〜1933
アーケンズ2世1933〜1960
独立後
アーケンズ2世1960〜1978
エレディアウワ1979〜2016
エウアレ2世2016〜

政府

ベニン王国政府
首相ゴサウィン・オグベム
内務ガビ・オダロ
財務ゴザ・ネディオン
法務オマ・オショディン
農務センター・ウワイフォ
商務ピンマ・オダロ
労務トンドーム・トンダヨ
外務ペイン・イザソサ
軍務クダイ・イグビネディオン
教育カイイ・ノビア
運輸オム・タザゾザ
建設マウマ・コングヘム

立法

国民議会
構成
定数83
院内勢力ベニン愛国同盟 (33)
社会主義国民連合 (13)
民主復興党 (10)
開発民主党 (5)
再生党 (7)
ベニン社会民主党 (4)
統一民主党 (4)
ベニンの守護者 (2)
ベニン共産党 (2)
ベニン共和党 (2)
民族の声 (1)
任期5年

行政区画

  • ウビヌ首都圏地域
  • ウビヌ市
  • アココ県
  • エゴール県
  • イーサン・セントラル県
  • イーサン・ノースイースト県
  • イーサン・サウスイースト県
  • イーサン・ウェスト県
  • エツコ・セントラル県
  • エツコ・イースト県
  • エツコ・ウェスト県
  • イグベン県
  • イクポバオハ県
  • オレド県
  • オルヒョンウォン県
  • オビア・ノースイースト県
  • オビア・サウスウェスト県
  • オワン・イースト県
  • オワン・ウェスト県
  • ウフンウォンデ県

産業

  • アフオコーカー食品
  • エグバタン工業
  • オグヘウ産業
  • アーホーク商事
  • ウルグ整備
  • マータラサービス
  • ベニンオイル
  • デルタガス

交通

航空

ベニン国際空港
航空会社就航都市
ナイジェリア航空ラゴス
エアピースアブジャ、ラゴス

国民

民族

  • エド人
ベニンの主要民族。ベニン王国を建国した民族でもある。
  • ウルホボ人
  • エサン人
  • エマイ人

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