ユーゴスラビア執務宮殿
最終更新：
aremoon7777 2020年05月24日(日) 09:55:56履歴
概要 
ユーゴスラビア執務宮殿とはベオグラードにある旧ユーゴスラビア王国の宮殿と呼ばれ複数の建物群で構成されグラニ宮殿と呼ばれていたが革命後に執務宮殿に改名した。現在でも内部に国会議事堂や書記長の執務室があるために、ユーゴスラビア政府の代名詞としても使われる。
ユーゴスラビア執務宮殿 | |
|---|---|
 | |
| 用途 | 議事堂など |
| 建設費 | 15億ドル |
| 部屋数 | 3280部屋 |
| 建物 | 地上10階 地下4階 |
| 床面積 | 330,000�� |
| 建設年 | 1885年 |
| 所在地 | ベオグラード |
歴史
1845年 首都のベオグラードに大規模な宮殿を建設することが決定される。
1862年 建設開始
1885年 建設が完了する。
1940年代 革命に巻き込まれて各所が損傷する
1955年 グラニ宮殿からユーゴスラビア執務宮殿に名前が改められる。
1972年 大規模な修復工事が始まる。
1980年 修復工事が終了
1985年 建設100周年の記念に一般公開を行う
この年から1部見学が可能になった。
2011年 警備の強化やシステムのアップグレードなどの為に大規模な改修工事が始まる
2018年 改修工事の終了
1862年 建設開始
1885年 建設が完了する。
1940年代 革命に巻き込まれて各所が損傷する
1955年 グラニ宮殿からユーゴスラビア執務宮殿に名前が改められる。
1972年 大規模な修復工事が始まる。
1980年 修復工事が終了
1985年 建設100周年の記念に一般公開を行う
この年から1部見学が可能になった。
2011年 警備の強化やシステムのアップグレードなどの為に大規模な改修工事が始まる
2018年 改修工事の終了
内装
内部は、床や天井、柱や階段に至るまで全て大理石で建造されており、大理石の表面は純金の装飾で一面に覆われており、また、恐ろしく広いホールには馬鹿でかいシャンデリアが吊り下げられている。
回廊はとても広くまたしっかり、磨き上げられた床面は鏡のように反射する。
回廊はとても広くまたしっかり、磨き上げられた床面は鏡のように反射する。
執務宮殿
宮殿のメインを務める建物で全長88メートル、奥行き198メートルの大建築で、外観10階建て、内部14階建てである。
設計・監督はマキシム・ボルザコフスキーである。マキシムは宮殿建設に当たり、当時の最新技術を導入することに意を用いた。例えば、宮殿の屋根を支えるのに使われたつなぎ梁は銑鉄製であった。このほか、金属製の天井構造や、セメントの導入、亜鉛製空洞柱、銑鉄製床プレート、吊天井構造、暖房設備などが導入された。また、規模と豪華さにおいて、同時期に造営されたヨーロッパ列強の宮廷建築を凌駕している。宮殿には、アルプス山脈から採掘された国産孔雀石、花崗岩などの諸石材が装飾においてアクセントを形成している。このほか、家具、装飾品、織物、シャンデリア、磁器や青銅器などの装飾品は、ベオグラードやサエラボの工房に特注された逸品である。
一階には、国王の私室、二階には、国家行事に使用された大ホールがある。大ホールは、いずれもユーゴスラビア王国の主要な勲章にちなんで、ディミトリの間 アレクサンデルの間 ミハイルの間などがある。
宮殿南棟の一階は、国王一家の私室であり、食事の間、王妃の謁見の間、王妃の執務室、王妃の居間、寝室、国王の執務室、国王の謁見の間の7室が一直線上に並んでいる。各室の内装は個性に富み、例えば王妃の謁見の間はロココ様式、王妃の執務室はアンピール様式などと伝統と当時の流行が程よく折衷されている。
最高の武勲を立てた軍人に授与される聖アレクサンドル勲章の叙勲式が行われた。宮殿の各ホール中、最も大きく、最も荘重である。全長61メートル、全幅20，5メートル、高さ最大17メートルの威容を誇る。天井には重さ1.3トンの金メッキされたシャンデリアが6基取り付けられている。床は、胡桃、マホガニー、桜、白樺、林檎、梨、白樺、黒檀などの異なる木材で構成される寄木造りとなっている。王政時代、そして現在のユーゴスラビア連邦を通じて国家的祝典に使用された。
ミハイルの間は、楕円形で、帝政時代には国王の謁見を待つ貴族のいわば溜の間であった。このほか、外国からの使節を謁見したり、条約調印の会場として使用された
書記長官邸
ユーゴスラビア王国時代は元老院で、元はイゴーリ8世の命によりセルビア地方の貴族の集会場として建設されたもので、設計者アブドゥルラシド・クレショフの名前を取ってアブドゥルラシド館とも呼ばれる。歴代のユーゴスラビアの指導者の執務室が置かれている。
観光
豪華な装飾のホールや、廊下など建物の一部は有料で一般公開されており、国内外から多くの観光客を集めている なお撮影は基本的に許可はされていないが入場料と別で撮影料を払う事により写真撮影も可能である。
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yamatokoku
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