森の賢者(続き)
1)
そんな具合で、彼らは森の賢者のところへ向って、彼に難題を語りました。
賢者さまは、しばらく静かに考えたままでした。その時、彼は微笑み、一息ついて、話しました。「おー、子らよ。本当は亡くなったお父さんを裁くつもりはないのだが、実際のところ、17頭の馬を2つに分けることは不可能だ。私は貧しい人間だが、馬1頭なら持っているので、あなたがたに馬1頭をやろう。18頭の馬であれば、あなた方のお父さんの命令通りにすることは不可能ではない。」
はじめは、若者たちは抵抗していたのでしたが、それでも年寄りの森の賢者さまは、自分の馬を受け取るようにと執拗に求めてきました。
「馬はどんな価値があるというのかね?」と彼は言いました。「はっきりしていることは、馬は私のためにとても役立ってはいるが、隣人たちの間の平和の回復のために使うよりも、私に対してもっと大きな奉仕を示してくれない。だから、私の馬を受け取りなさい。そして今後私を煩わせないでくれ。神の摂理は偉大なり。もし、それが自分の意志ならば、いつかは戻ってくるだろう」
いくらか恥ずかしそうに、とても感謝して、三人の若者たちは賢者の馬を受け取り、家に向かいました。
長男は馬の半頭分をとると。すなわち8頭になりました。馬の3分の1をもらうはずだった次男は、6頭もらいました。もっとも若い弟は9分の1ですから、2頭もらいました。兄弟たちは大喜びでしたが、貧しい人の馬を受け入れてしまったことを恥ずかしいと思っていました。そして、各人が自分の馬小屋へ馬を黙々と連れてゆきました。
長男は驚いて立ったまま、「何という奇跡だ!」と叫びました。
他の兄弟たちがその叫び声のところへ戻って、庭の真ん中にいた賢者の馬を驚き呆れて見ました。
「誰があの馬を連れてきたのか?」と長男が尋ねました。
2)
No. | 質問 | 答え |
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1 | Kime blods äkonoms-li fikuli okas? | Blods äkonoms sapane fota. |
2 | Kisi ädunom-li sapan dü timil? | Sapan fota äbleibom ninälön dü timil me medit seilik. |
3 | Büä isagom vödis sapik blodes kil, kisi sapan edunom-li? | Sapan ägivom jevodi bal omse. |
4 | Me vöds za teldegluls, plänolöd gespiki sapana. | Binos nemögik ad dilön jevodis degvel ad dils leigik tel. Ogivob oles jevodi balik oba, e me jevods degjöl. Okanols dunön ma büads fata olsik. |
5 | Pö gespik at, kikodo blods iprotestoms-li? | Iba sapan bäldik fota äbleibom flagön, das ösumoms jevodi omik. |
6 | Kikodo sapan äbleibom-li flagön, das blods ösumoms jevodi? | |
7 | Su veg lomio, blods kil äbinoms boso jemiks -- kikodo? | Iba bblods ilüsumoms legivoti mana pöfik. |
8 | Kikodo blods yunikum süpiko igüflekoms-li? | Iba jevod sapana fota ästanon zänodü yad. |
9 | Kiöpo älogoms-li jevodi votik? | |
10 | Ed ol, labol-li jevodi, dogi, kati u nimis votik lomo? | Ob lobob ed elobob nimis. |
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