ヴォラピュクは膠着語体系をもつと言われています。つまり、単語のはじめや終わりに文字を付着させるやり方ー「接頭辞」と「接尾辞」という接辞を利用しているのです。これはとても微妙な方法ですが、本質的な意味を修正するのです。時間や動詞の時制を表す接頭辞「A-、Ä-、 E-、 I-、 O-、 Ö-、 U- 、Ü- 」はすでに学びました。
それでは、その他の接頭辞を見てみましょう。
接頭辞 | 意味 |
---|---|
DÄ- | 粉々に砕かれた |
DEI- | 死ぬまで |
DO- | 下方へ |
DU- | 可動域で動かす |
FA- | 不在 |
FE- | 完全な消耗 |
FI- | 終了 |
FÄI- | 閉鎖 |
LA- | 上げる |
LÄX- | 退職した |
NI- | 内部の |
NÜ- | 内部への動き |
PLÖ- | 外部の |
RU- | 原始の |
SÄ- | 免除 |
接尾辞は多くありませんが、ここで意味をお合わせて取り上げてみます。
-ÄB | 受領者 |
-EL | 製作者 |
-EP | 植物 |
-ER | 内容物 |
-IÄL | 傾向 |
-IÄR | 容器 |
-OV | 可能性 |
-ÜD | 方位 |
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