きれいな女神の堕とし方C

男と女の交わる濃密な空気に満たされた部屋の中を、蜜壷を掻き回される水音が止まる事を知らずに続いている。
指責めと挿入に数え切れぬ絶頂を繰り返したリューンエルバは、虚ろな瞳のまま与えられる快楽に喘ぎ声を漏らす。
その豊乳は男達の悪戯によって細長いゴム紐で幾重にも括られ、エロティックなオブジェへと変貌を遂げていた。
「ふぁ…お願…い…このひも……ほどいてぇ…おっぱいくるしいの……はぅっ…あぁ、またぁ〜」
不意打ちに淫核を摘まれリューンエルバはヒクヒクと腰を浮かせ、全身に広がる生暖かい快楽の波に身も心も委ねた。
それにともない緊縛された乳房は新たなミルクを生み出すも、ギチギチに塞がれた出口に放出させる事無く内部に溜め込む。
そして重量を増しミルクタンクとなった乳房を揉みながら、男達は幾度も繰り返された提案の言葉を囁きかける。
「だからぁ…そんな…んっ……無理な事…はぅ……誓える訳……ふあぁぁんっ!!」
男達の提案に力無く首を振るリューンエルバの拒絶が続く中、乳首を締め付けるゴム紐が男の指に軽く引っ張られる。
その瞬間、戒めが緩んだ事で待ち焦がれた放乳の時に、パンパンに張り詰めた肉蕾は自ら乳白色の飛沫を噴き出す。
今まで焦らされ続けた果ての射乳感は力無き言葉を遮り、僅かに残っていた拒絶の意思を瞬く間に蕩けさせた。
「は…はひゃあぁぁぁぁ〜〜…これ、すごいぃ…もうがまんできな…ひぃんっ!!あっ……いやぁぁぁん」
パチッと音を立て再び乳首に食い込んだゴム紐に、短い射乳を止められたリューンエルバは落胆の溜め息を漏らす。
そして体験したばかりの甘美な誘惑に抗う気力も消え失せた彼女は、半開きの唇を動かし男達の待ち望む台詞を呟いた。
「はふぅ…わかった…何でも言う事きくから…んくっ…このゴム外して…お願いします…」
彼女の哀願の言葉を確認するかの様に見せかけて、男達は乳首を弄びながら意地悪く何度も聞き返し続ける。
リューンエルバは彼らの問い掛けにカクカクと頷き、今までに築いたプライドと引き換えに隷従の誓いを口にした。
「はふぅん…そ、そうです…今、この時から…私、リューンエルバは…ひぅんっ!!み、皆さんの所有物ですっ!!」



悲鳴に近い叫びに乳房を拘束していたゴム紐がブチブチと引き千切られ、解放された双丘がたゆんと重たげに揺れ動く。
その張り詰めた乳肉を男の掌が揉み搾ると、乳内で充分に濃縮された熱い奔流が頂点の出口を目指して駆け上って行く。
そして内圧に一瞬膨らんだ肉蕾は、直後に破裂したかの如くブビュルゥゥゥと音を立て、乳白のマグマを撒き散らした。
「ひぁはあぁぁぁっ!!み、みるくがぁ!!びゅるびゅるってぇ…やはぁん♪いっぱい…で、でてるぅぅぅぅぅ〜!!」
ビクビクと脈打つ乳首から飛び散るミルクは、ローションの様な粘り気を持ちリューンエルバの髪や頬にネットリと絡みつく。
その甘ったるい芳香と搾乳される快楽に嬌声を上げる彼女は、激しい性衝動に駆られるまま自らの股間へと手を這わせた。
そして伸ばされた指先が震える秘唇をクチュリと挿し割り、男達の視線の前で愛液を絡ませた指が淫らに動き続ける。
「んはあぁぁぁぁぁんぅ…こ、こっちもぉ…リーエのミルクおっぱいも濡れ濡れの肉穴も…みんな…んッ♪皆さんを愉しませる玩具なんですぅ…だからぁ…いっぱい可愛がってくら…んふぅ…ふあぁぁぁぁぁぁんんん♪」
さながら洪水の様な愛液を湛える蜜壷を、リューンエルバは自らの手で押し開き、おねだりとばかりに尻を揺らす。
もはやセックスドールと化した彼女の肢体を前に、元より仲間意識の薄かった彼等は復讐心をアッサリ放棄する。
そのまま新しく手に入った『戦利品』へ襲い掛かると、甘く響く嬌声をBGMに柔らかな女の肉体を貪り始めた。

それから数日後の夜、エルシャント島のとある地下クラブは大勢の男達が放つ熱気に溢れかえっていた。
広間の中央に設置されたステージの上、観客達の視線はスポットライトに照らされたリューンエルバに注がれている。
カップの無いブラとガーターベルトを見につけた彼女は、一人の男の上に跨って悩ましげに腰を揺らしている。
「あはぁ♪…たくさん見られる前で…あぅ…エッチするの……気持ち良いぃぃ…んはぁ〜」
極上の戦利品を使ったビジネスを思いついた無法者達は、すぐさまエルシャント島に集う同業者達の間に一つの噂を流した。
その噂は潤いに飢えた住人達の間で瞬く間に広がり、今宵の宴は性欲を持て余した多くの参加者で賑わいを見せていた。



一番に花代を支払った男の剛直で上下に突き上げられ、リューンエルバは珠の様な汗を飛び散らせながら淫らに舞い踊る。
そのたびに豊かな乳房がたぷたぷと揺れ動き、乳輪を挟むクリップから家畜の証明に吊るされた小型のカウベルが鳴り響く。
そして下に寝そべる男にカウベルを弾かれながらも、彼女は自らの尻肉を鷲掴み、尻穴を貫くディルドの感触に表情を緩ませた。
「あふぅん…おなかのなかでゴリゴリ当たるの…ひゃぁん!!ちくびいじめられるの…だいすきぃ…いいのぉ♪」
肉付きの良い尻をブルブルと震わせ絶頂を迎えたリューンエルバは、例の如く張りを増した乳房を自らの手で持ち上げる。
そして自身の豊かな双丘を揉みしだきながら、乳首の先端より滲み出るミルクを舌先で美味しそうに舐め始めた。
その姿を見ていた観客の一人が我慢できなくなったのか、主催者である無法者に多額の金を手渡しステージへと飛び乗った。
「んふっ…あなたも私で遊んでくれるの?…ひゃぅっ♪…いいわ…口でも胸でも好きな所…んっ…ちゅぅ」
新たにステージへ上がってきた男に期待の視線を向けて、リューンエルバはこれ見よがしに自身の乳首をはみっと甘噛んだ。
間近で見る彼女の艶姿に胸を高鳴らせた彼は、二つの乳首を嘗め回す舌を吸い上げると相手の動きに合わせて舌を動かす。
そして二人の舌に乳首が転がされる中、リューンエルバの尻に回された男の手が、尻穴より突き出したディルドを掴んだ。
「はあぅっ!?だ、だめぇ…それ引っ張ったらぁ…ヒゥ!?…んっ…オアァァァァァァ…」
ジュルジュルと粘液を絡みつかせたディルドが引き出され、リューンエルバは乳首を舐めるのも忘れて喘ぎ声を漏らす。
やがてニュポンと音を立てて引き抜かれた異物に、切なさそうに彼女は尻へと手を回して甘ったるい鳴き声を上げる。
「いやぁぁん…抜いちゃだめなのぉ……お願い戻してぇ…お尻が寂しいのよぉ…」
背後に回った男におねだりする様に、リューンエルバは尻肉を掴んで粘液の滴る菊座を拡げ、ゆらゆらと腰を踊らせる。
そのピンクの粘膜を覗かせる尻穴を前に男は手にしたディルドを投げ捨てると、熱く滾った自身の剛直で力強く突き入れた。



「はひぃ!?…あ…かふぅ…ん♪…あ、あつぅぅぅい…ふぁぁんっ♪」
括約筋を押し広げ尻穴を蹂躙した肉棒に、リューンエルバは驚愕に一瞬顔を歪めるも、その表情は瞬く間に色欲に蕩け切る。
そして前後の穴を塞ぐ剛直が激しいピストンを開始すると、腰が砕けそうな程の快感に彼女は悦びに涙して叫び始めた。
「アゥッ!!す、すご…おなかのなかで…きゃふぅん!!コツコツあたって・・・ンォアァ!!お、おしりがめくれるぅぅぅぅ!!!」
薄い肉壁を挟んで暴れる剛直達を咥え込んだ前後の穴は、蕩ける様な熱い粘膜を震わせて激しい刺突を迎え入れる。
ステージ上で繰り広げられている痴宴に観客達のボルテージは最高潮に高まり、やがて絡み合う3人に絶頂の瞬間が訪れた。
「ふあぁ…はぁぁぁん…おなかいっぱいぃ…あ、あふれちゃいそう…ひぃあぁぁぁぁぁ〜」
ドクドクと吐き出される熱い精の塊に、リューンエルバは下腹部を撫で回しながらウットリと熱の篭った吐息を漏らす。
その表情は悦楽にだらしなく緩み、前後の穴から白濁を漏らす姿は、かつての自信に満ち溢れた面影を消失させている。
その事がかえって妖艶さを際立たせた彼女へ花代を払っては次々と押し寄せる男達の欲望を、リューンエルバは慈愛の女神と呼ぶに相応しい微笑みを浮かべて受け入れるのだった。



「…って、何よ…これ」
「新作よ」
手渡された原稿の束を一通り流し読みしたリューンエルバは、眉間に皺を寄せて重苦しい溜め息を吐き出した。
苦悩にうなだれる彼女へ対して、オーヴィアは人差し指と中指の間から親指を出した握り拳を、ギュッと突き付けた。
「やっぱ実際にお肌の触れ合いを体験した人を題材にすると違うわぁ♪…もうインスピレーションが湯水のように…」
「はい、焼却けってー」
得意げに語り始めた製作秘話(?)を聞き流し、リューンエルバは原稿の束をトンと纏めると椅子を引いて立ち上がる。
そしてクルリと背を向けて歩き出そうとする彼女の腰へ、苦笑いを浮かべたオーヴィアが慌てて抱きついた。



「ああぁぁぁ〜ちょっと、ちょ〜っと待ってよ先生〜」
「なぁに?今から私ゴルゴア島まで行かなくちゃなんないから忙しいのよ?」
チラリと肩越しに振り向いたリューンエルバは、その明るい声とは裏腹に剣呑な視線を腰にしがみつく同人作家へ送る。
見下ろされる視線に篭るチリチリとした殺気に、オーヴィアは半ば引きつった笑顔で説得の言葉を並べ始めた。
「し、焼却は保留にしてもらえると嬉しいんだけどなぁ…こっちだって攻めキャラとかプレイとかで譲歩するつもりはあるのよ?えっと、そうね…」
今だジト目で見下ろすリューンエルバに、オーヴィアは顎に人差し指を当てて思案顔になる。
そして脳内妄想全開で閃いたアイディアにポンっと両手を打ち鳴らすと…
「フタナリ化したミュウちゃんにガンガン突かれながら、ボテ腹になるまで抜かずの膣内出し連射ってのはどうよ?」
「…………………………………………………………ふっ」




次の瞬間、乱舞する魔爪連撃翔破斬の花びらに混じって粉微塵にまで斬り刻まれた原稿用紙が、紙吹雪の様に舞い上がった。
2009年01月15日(木) 07:52:18 Modified by chaoswars




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