魔女と女神B

「実は少し散らかっているの…片付ける間だけ少し待ってて頂けるかしら?」
そう言い残したオーヴィアはリューンエルバを廊下に独り残したまま自室のドアを閉めた。
その後カタコトと物音が聞こえてくるドアを見つめる事およそ10分の時が経過する。
今なお止まぬ作業音を聞きながら壁に寄りかかるリューンエルバの中で、先刻の激しいキスの余韻が情欲の炎となって陽炎の様に揺らめく。
「んっ……ふぅ……んんっ!…ふあぁぁ…」
内側から焙られる様な熱気に煽られ、白い指先が己の豊かな双丘の表面をさわりと撫で上げる。
服の上からの愛撫でも感じ取れる甘い痺れに、リューンエルバの体は徐々に昂ぶり始め、その手の動きは大胆さを増し始めた。
「んっ!!くぁっ…んはぁぁぁぁぁぁん…!!」
次第に服の上からの愛撫に満足できなくなったのか、リューンエルバは胸を包む布地をずらし、零れ出た柔らかな乳房を鷲掴みにする。
そして誰かに見られるかもしれない緊迫感に情欲を昂ぶらせながら、手に余る程の大きな乳肉を己の欲するままに揉みしだく。
「あは……こんな所なのに…私のここ…凄く濡れてる…」
スカートのスリットから手を差し入れたリューンエルバは、自らの股間に指を這わせ重く湿ったショーツの感触に熱い吐息を漏らす。
そのまま胸を揉みしだく手は止めずに股間に差し入れた手を動かすと、淫らな水音だけが無人の廊下に響き始める。
やがて硬くなった乳首をコリコリと弄んでいた手を離すと、ショーツの両サイドを摘みゆっくりと引き降ろした。
「ごめんなさい、お待たせしたわね」
次の瞬間、物音の止まった部屋からオーヴィアがひょっこりと顔を覗かせ、リューンエルバはショーツを降ろし掛けた体勢で硬直した。
上気した頬、膝下まで擦り降ろさたショーツ、何より彼女の足元に形成されている水溜りに状況を把握したオーヴィアは苦笑いを浮かべる。
「あのねぇ…一人で勝手に始めるのはどうかと思うわ」
「あ……あはは…ちょっと我慢できなくなっちゃって…」
オーヴィアの呆れた声に我に返ったリューンエルバは、乾いた笑いを上げながら濡れたショーツを引き上げる。
再び股間に張り付く濡れた布地に僅かな不快感を覚える彼女の腕を、不意に伸ばされたオーヴィアの手がやんわりと捕まえた。
「それじゃ……お待ちかねと行きましょうか?」
オーヴィアは艶やかな笑みを浮かべると、有無を言わさずリューンエルバを自室へと引き込む。
すぐさま後ろ手で扉を閉めると目の前のリューンエルバを抱き寄せ、その唇を奪った。



「んむ…ちゅ…はむ…んはぁぁぁぁぁ〜」
「ふぁ…んんっ…れる…ふぁぁぁぁぁん…」
抱き合った二人は貪りあう様に舌を絡めながら、自らの纏う衣服を一枚また一枚と脱ぎ捨てていく。
そして一時も唇を離さぬまま室内を移動し、やがて奥に有る天蓋付きのベッドへと倒れこむ。
リューンエルバを押し倒すような形で倒れこんだオーヴィアは、一度唇を離すと何やら難しい呪文を唱え始める。
「どうしたの?オーヴィアさ…っ!?」
オーヴィアの呪文に室内の空気の質が変わり、キンとした耳鳴りがリューンエルバの鼓膜を打つ。
突然襲い掛かった不快感に顔をしかめるリューンエルバへ、穏やかな顔のオーヴィアが話しかける。
「ちょっと部屋の空気を操作したのよ…それで外に声が漏れることは無いから」
「そうなの?ふふふ……それなら思う存分に楽しめる訳ね」
嬉しそうに微笑むリューンエルバの唇に軽いキスをすると、オーヴィアは舌を伸ばし目の前の肢体へ這わせていく。
顎、喉、鎖骨、胸元、ヘソと舌先が進むたびにリューンエルバの口から甘い声が漏れ、光る唾液の道筋が正中線に沿って浮かび上がる。
やがて舌先が唯一残ったショーツに掛かるとオーヴィアは顔を挙げ、リューンエルバの瞳を覗き込む。
その視線を受け止めリューンエルバは何も言わずに両脚を開くと、オーヴィアは恥丘を覆う布地へ顔を埋める。
「凄い……グチャグチャに濡れてるわよ先生?」
「ん…そうよ……気持ち悪いから脱がしていただけないかしら?」
クイクイと腰を動かし催促するリューンエルバのショーツを、オーヴィアはむしゃぶりつく様に甘噛みしスルスルと股間から引き剥がす。
いやらしい雌の匂いを放つショーツを抜き取ったオーヴィアは、それを咥えたまま再びリューンエルバに覆い被さる。
「んふ……我が事ながら凄い匂いだわ…」
「そうね…でも好きよ……この匂い」
二人は顔を近づけると重く濡れたショーツに口を付け、染み込んだ愛液を音を立てて舐めしゃぶり始めた。
すると彼女達の動きに合わせ二人の体に押し潰れた4つの乳房が淫猥に形を歪めグニグニと蠢き続ける。
「ん…先生のここ凄く硬くなってるわ…」
ショーツから口を離したオーヴィアは自らの乳房に擦り付けられる突起の感触にウットリと目を細める。
そして色鮮やかな紅色の蕾を摘むと、そのコリコリとした感触を楽しむように指の中で転がし始めた。
「ここを…こういう風にされるのはどうかしら?」
「あぁ…それ気持ち良いの…もっとぉ…もっと弄って…」
敏感な先端を執拗に弄繰り回される快感にリューンエルバは、あられもない嬌声をあげてオーヴィアに懇願する。
そんな彼女の言葉にオーヴィアは指先でピンと乳首を弾くと、触るか触らないかの微妙なタッチで乳頭を撫で回し始めた。



乳首への責めを緩めたオーヴィアの意図が解らず、微弱な刺激しか与えられないリューンエルバの顔に困惑の表情が浮かぶ。
「駄目じゃない…貴女は先生なんだから質問にはハッキリと答えなきゃ……さぁ、どこをどうされるのが良いの?」
「うぅ………」
意地悪な笑みを浮かべ質問を投げかけるオーヴィアに、リューンエルバは困惑と羞恥の表情で言葉を詰まらせる。
しかし行く事も引く事も出来ない快楽の袋小路に立たされ、観念したリューンエルバの口からハッキリとした言葉が発せられた。
「わ、私は…乳首を抓られるのが一番感じっ!!」
「はい、良く出来ました♪じゃあ、ご褒美ね」
リューンエルバの言葉が終わらぬうちに乳頭を撫で回していたオーヴィアの指が、硬く勃起した乳首を根元から抓り上げた。
待ち望んでいた刺激を受けて大きく上がる嬌声に、オーヴィアは乳首を上下に扱きながら更なる拍車を掛ける。
「あっ!!それ凄く良いっ!!乳首をシコシコってぇ…‥もっとぉぉぉ……」
「はい、ここまで……それじゃ次は…」
オーヴィアはビクンビクンと脈動する乳首から指を離すと、また別の性感帯に指を這わせ全く同じ質問を繰り返し囁く。
更なる快楽を貪ろうとリューンエルバは投げかけられる質問に答え、次の瞬間に与えられる刺激に悦びの声を上げ続けた。
しかしそれらの快感は絶頂を向かえる前に中断され、リューンエルバは一度も果てる事無く内側からの情欲に身を焦がし続ける。
「それじゃ次は……ここなんかどうかしら?」
シックスナインの体勢になったオーヴィアは目の前にある蕾の包皮を剥き、露わになった淫核にふーっと息を吹きかけた。
その刺激にリューンエルバの下半身はゾクゾクと震え上がり、既に綻んだ秘裂からは新たな愛液がトロリと滴り落ちる。
「んっ…ふ…ク、クリ…もぉ、そんなに意地悪しないで早くぅ……ねぇ?」
ふりふりと尻を揺らして訴える言葉を聞き流し、オーヴィアは愛液を湛える蜜壷に両手の人差し指を揃えて沈み込ませる。
そして二本の指の侵入にビクビクと震える秘裂を、壊れ物を扱うかの様にゆっくりと慎重にこじ開けた。
「ふふ…ごめんなさい、でも気持ち良かったでしょ?だって此処がこんなに……」
にちゃあ…と音を立て開かれた雌穴を覗き込み、オーヴィアは洪水の様に愛液で溢れかえる内部へ息を吹き込む。
吹き込まれる生暖かい吐息が粘膜を撫で上げ、リューンエルバの蜜壷は堰を切ったかの様に快感の奔流を吐き出す。
やがて流れ出た愛液がシーツに大きな染みを作る頃、オーヴィアは2本の指で奥に溜まった愛液を掻き出し始めた。



「凄いわ……どんどん溢れてきて…とっても感じてるのね」
にちゃにちゃと雌穴の開閉される水音を聞くリューンエルバの視線は、目の前の黒い布地に釘付けになった。
内側からの蜜にぷっくりと張った膨らみに、ゆっくり伸ばされた指先が沈み込むと、滲み出る愛液が指を伝い滴り落ちる。
「そういう貴女の此処はどうなのでしょうね?」
クスクスと笑い声と共に濡れたショーツが引き降ろされると、露わになった秘裂から大量の愛液が流れ落ちる。
零れ出る愛液が雨垂れの様に降り注ぐと、リューンエルバは舌を伸ばし落ちてくる雫を恍惚の表情で受け止めた。
「さぁ?どうなってるのでしょうね?」
おどけた口調で答えるオーヴィアは自らの秘裂へ手を伸ばし、ゆっくり押し開くと彼女の中から流れる蜜がその量を増す。
降り注ぐ愛液を浴び続けるリューンエルバは溢れ出る源泉へと手を伸ばし、その上部の蕾をきゅっと抓り上げる。
次の瞬間、背筋を駆け上がる快感に表情を蕩けさせたオーヴィアは、お返しとばかりにリューンエルバの肉芽にしゃぶりつく。
「あぅっ!!ちょっとぉ…強すぎ………えっ?こんなズルイぃぃぃぃ〜」
負けじと眼前の肉芽にリューンエルバは口撃しようとするも、オーヴィアは内股を締めて彼女が近づけぬ様に局部をガードする。
思わず発せられる抗議の言葉も激しい吸い上げの音にかき消され、リューンエルバの肢体は行き場の無い快感に何度も跳ね上がった。
頭の中でスパークする快感に絶頂に達しそうになるも、視界に捉えた陰りにリューンエルバは髪に刺さる金属製の櫛を抜き放つ。
「ひっ!?せ、先生!!何をして…あぁぁぁぁぁぁっ!?」
己の尻穴を貫いた冷たい感触にオーヴィアは堪らず口を離し、あられもない悲鳴と共に全身を弛緩させる。
脱力したオーヴィアの身体を抱き寄せて、リューンエルバは突き刺した櫛はそのままに硬く勃起した肉芽を口に含む。
そして完全に抵抗を止めたオーヴィアの蕾を舌で愛撫しながら、櫛をピッキングの様に動かし彼女の尻穴を穿り回す。
「ら、らめぇ……お尻が壊れ……壊れちゃうからぁぁぁぁぁ」
「だ・め・よ?貴女だって意地悪したじゃない」
息も絶え絶えのオーヴィアの言葉に意地悪く答えると、リューンエルバは手にした櫛を一気に半ばまで突き入れる。
同時に剥きだしの肉豆に歯を立て扱くと、オーヴィアは悲鳴とも嬌声ともつかぬ叫びを放ち絶頂へ達した。
「はぁ…はぁ……もう、酷い事するのね…とても聖職者とは思えないわ」
絶頂の余韻に荒く呼吸を繰り返すオーヴィアの髪を撫でながら、大量の愛液を浴びたリューンエルバは微笑を浮かべる。
「ふふふっ♪やられっぱなしってのは私の沽券にかかわりますから」
冗談めかしの言葉にオーヴィアは苦笑いを浮かべると、再びリューンエルバと抱き合い唇を重ねる。
二人の甘ったるい匂いが立ち込める暗い室内を、互いに唇を貪りあう粘着質な音だけが延々と続く。
やがて唇を離したリューンエルバは仰向けになると尻を浮かせ、オーヴィアの目の前に自らの濡れた秘所を突き出す。
「ねぇ………私もそろそろイかせて……」
眼前で自ら秘裂をこじ開けるリューンエルバに、ベッドに横たわっていたオーヴィアは熱い吐息と共に身を起こした。



「あっ!!凄っ…これ良い!!気持ち良いのっ!!」
リューンエルバの嬌声に合わせて二人の腰は踊り狂い、そのたびに互いの汗と愛液が飛沫となって飛び散る。
互いの秘裂を重ね合わせた二人は一心不乱に腰を上下させると、混ざり合う愛液が二人の浮かせた尻を伝いシーツに滴り落ちた。
「良いわっ!!私も感じっ……はあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
オーヴィアの腰が『の』の字を描く様に動くと、熱く濡れた淫唇が彼女の硬くなった秘芯を舐める様に包み込む。
自らの淫唇を擦る突起の感触にリューンエルバも更なる快楽を求め、その動きに合わせて腰を深く突き出した。
その時、硬くなった秘芯同士がぶつかる様に擦れ合い、二人の肢体に電流の様な快感が走り抜ける。
「んはぁっ!!クリ…が……擦れ……凄いぃぃぃぃ」
「待っ…てぇ…センセ…強すぎ…る……ふぁぁぁぁぁ!?」
駆け抜けた快感に二人の肢体は弓の様に張り詰め、弾ける様に震えた4つの乳房が絡み付いた汗と愛液を跳ね飛ばす。
そして牝としての本能の赴くままに秘芯同士が擦り合わされ、燃え立つ情欲に突き動かされる様に互いに腰を振り始めた。
「ひ…ぎ……すご…びりびり……ってぇ……はひぃ!!」
「くぅ…ふぁ…あたま……やけ…る……こんなの…ひぃ!!」
幾度となく叩きつけられる快楽に、気死寸前の二人の口からは半ば引き攣る様な喘ぎ声が漏れ続ける。
しかし彼女達の腰は別の生き物の様に激しく踊り続け、押し付けあう秘芯は互いの動きで潰れる様に擦れ合う。
そして体の昂ぶりに合わせ激しく動く腰は、二人の快感がピークに達すると同時に互いに力強く押し付けあった。
『っ!?あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
潰れあった秘芯から伝わる爆発的な快感に、二人は揃って嬌声を上げて絶頂を迎える。
同時に激しく収縮する互いの膣内から大量の愛液が噴出され、それらは一つに混じり合って密着した秘裂から滝の様に滴り落ちた。
「んはぁぁぁぁ……こんなに激しいの……久しぶりぃ…」
ベッドの上に手足を投げ出したリューンエルバは、肢体を火照らせる絶頂の残滓に惚けきった表情で息を吐き出す。
その呼吸に上下する胸を何気なく見ていたオーヴィアは、ある一点に注視し湧きあがる好奇心にゆっくりと身を起こした。
そして横たわる肢体へ抱き付く様に覆い被さると、ふるふると揺れ動く白い果実へ顔を近づける。
「あら…先生?これはどういう事なのか教えて頂けるかしら?」



桜色に染まった乳輪の中央で硬く尖る乳首の先端に、真珠を思わせる乳白色の水玉が盛り上がっている。
「んぅ〜?あぁ…私、普通の人と色々違うところが有るみたいで……あぁんっ!」
蕩けた目で説明を続けるリューンエルバの乳首へ、そっと伸ばされた舌が先端に浮かぶ雫を転がす様に掬い取る。
そして止まる事無く新たに滲み出てくる乳液を、オーヴィアは舌先をチロチロと執拗に往復させ舐め取り始めた。
「はぁぁぁ……イった後に…おっぱい出るのも…んぁ…その一つだと……ひぃあぁぁぁぁぁ……」
(豊穣の女神がもたらすは大いなる母の恵み……と言ったところかしら…)
内心そう呟きながら乳輪にそって舌先を一回り這わせると、オーヴィアは艶やかに濡れる乳首を指の腹でキュッと挟み潰す。
途端にリューンエルバの口から甘い悲鳴が漏れ、指と指の間から一筋の白い奔流が噴出し暗い部屋の闇に光線の様に走った。
「ふふ…面白いわ…上下に扱くたびにピュッピュッて噴き出して……何だが射精してるみたいよ?」
グミの様な触感の肉蕾を意地悪く弄り回しながら、オーヴィアは妖しい微笑を浮かべ、扱き立てる指の動きを大きくさせる。
そのたびに本来のそれより若干粘度の高いミルクが、乳首の先端から幾度も放物線を描いて二人の肌へ絡みつく。
「もぅ……私のおっぱいで遊んじゃ……んんっ……駄目よぉ……」
「そう?……じゃあ先生のミルク飲ませてもらおうかしら?」
そう言ってオーヴィアはミルクまみれの顔を綻ばせると、同じく乳白色に染まった二つの肉蕾を口に含む。
そして舌で丹念に味わう様に舐め取りながら、自由になった手でミルクに滑る乳房を包み込み、ギュッと握り締める。
「んぁぁぁぁぁぁぁ………私のミルク……オーヴィアさんに飲まれてる……」
グニグニと乳肉に食い込んだ指が動くたびに、リューンエルバの乳首から音を立てるかのようにミルクが搾り出された。
その口内を満たす液体を喉を鳴らして飲み下しながら、オーヴィアは鼻腔内に広がるほの甘い芳香にウットリと目を細める。
やがて満足したのかチュポンと音を立て唇が離されると、てらてらと光沢を放つ乳首から飲み残したミルクが噴き出した。
「ふふふ……ミルク搾られて感じてるのね……」
自らの下腹部に押し付けられた彼女の秘所が再び熱を帯びてきた事を感じ、オーヴィアは艶然と微笑みベッドから身を降ろす。
そして自らの母乳に肢体を濡らし喘ぐリューンエルバを放置して、部屋の片隅にある怪しげな雰囲気の机を物色し始めた。
「はぁ…はぁ…んっ、何……してるの?オーヴィアさん?」
「んっ…ちょっとね………っと、有った有った」
ベッドに横たわったリューンエルバの喘ぎ声が混じる言葉に生返事を返し、オーヴィアは引き出しの中をゴソゴソと探り続ける。
やがて目当ての物を見つけたのか引き出しの奥より、棒状のモノを取り出した彼女は再び機嫌良くベッドへと踵を返した。
「え゛………何………それ…?」
鼻歌混じりで戻ってくるオーヴィアの手に有るモノを見たリューンエルバの瞳から、陶酔の色が消え驚愕へと劇的に変化する。
彼女が握り締めているのは二つの頭を持つディルドで、それは主の手の中で釣上げられた魚の様にピチピチと身を躍らせている。
「前に図書館に住んでた時に、ちょっと……ね?創ってみたのよ…」
オーヴィアの手の中でウネウネと身をくねらせる物体を、リューンエルバは困惑と躊躇の混じった視線で凝視している。
やがて蠢くディルドが自らの秘裂を押し割って侵入する様が脳裏に浮かび、その視線は次第に熱を帯びて潤み始めた。
「どう?使ってみない?」
「…………お言葉に甘えさせていただこうかしら」
2009年01月15日(木) 07:23:27 Modified by chaoswars




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